魔法つかいプリキュアMIRAI DAYS10話「刻を追って」の感想です。時の魔獣クロノウストにより、魔法界の人々は全員石化されてしまった。幸せな時間に閉じ込められてしまい、元に戻す方法も分からず、助ける手立てがなかった。
刻を追って


ナシマホウ界が石化される前に、戻ろうとするのだが、駅にやってくると補習メイトの3人が石化されていることを知った。更にカタツムリニアも石化されてしまい、ナシマホウ界へ帰る方法がなくなってしまった。そこにヤモーが現れた。自分の記憶を利用され、同志を救うため、プリキュアと行動を共にする。
バッティ、スパルダ、ガメッツは石化されてしまったが、ヤモーは最初に記憶を吸収され、ドクロクシーの偽物を作り出された。プリキュアが浄化したことで石化を免れていた。
「行きましょうナシマホウ界に」
「嘘でしょ」
「カタツムリニアが…」
「いいえ帰れますよナシマホウ界に」
「今、帰れるって言いました?」
「許せません!共に時の魔獣を止めましょう」
ヤモーの移動魔法でナシマホウ界に戻ってきたのだが、急に移動したためリコはヤモーを怒る。ヤモーは怯えてしまうのだが、現在地が津成町であることに3人は驚く。スマホに通知が一気に流れて、各地で石化されてしまった人間が複数いるようだが、全員が石化されてはいなかった。
魔法界が襲撃された時間帯と同じだったのだが、ヤモーはスマホを見せて貰えず扱いが酷いと怒り出す。みらいの母からも留守電があり怒っている。そして、ケイからの留守電があった。
失踪事件と石像のことを知りたかったのだが、魔法ガールが疑われているから注意するようにと、これから魔法界に向かう。
「私にも見せて、連れてきたのに扱いが雑すぎます」
「もしもし大丈夫?何度電話しても出ないんだから」
家に帰ると鬼のように怒った母が待っていた。はーちゃんは体を少し成長させて朝日奈家の家族と再会する。みらリコは、はーちゃんがいきなり成長したことに驚いていた。ひーちゃんが帰ったことを伝える。
父が魔法ガールが事件を起こしているとネットの情報を信じてしまっているため、疑われ信じてくれない父に対して、みらいは機嫌悪くなってしまった。
「ただいま…」
「なんで連絡くれないの?」
「電源切れてて…」
「はー!みんな久ぶり会いたかった」
「魔法ガールってのが騒ぎを起こしているようだから」
「お父さんまでなんでそういうこというの?魔法ガールがそんな悪いことするとは思えないな」
朝日奈家の屋根ではヤモーとモフルンが会話をしていた。ヤモーは対戦時からモフルンのことが気になっていたのだが、ようやく話すことができた。難しい単語にモフルンは理解できなくて、仲良しであることを伝えた。この2人の会話は今まではなかった。
「長い間気になっていたのですが、あなたいったいなんなんです?」
「主プリキュア、その家族に正体を悟られぬよう、屋根の上で待機する従順さ」
「主に対して横柄な言葉遣い、あなたの立場がサッパリです」
「従順?横柄って何モフ?ちんぷんかんぷんモフ?」
「あなたにとってプリキュアとはなんです?」
「みんなとは仲良しモフ!」
「私がドクロクシー様を敬拝しているように、彼女達を慕っているのですね」
作戦会議


はーちゃんは部屋で横になっていた。急激に成長させたため、腕脚が筋肉痛の症状が出るようです。最終回時に中学生に変身したのだが、大人モードに戻った時に同じ症状が出たらしい。そこのヤモーがやってきて余計なことを言ってしまう。
全員で作戦会議を始める。ヤモーは調味料を魔法界とナシマホウ界として、分かりやすく説明しようとする。みんなが意見を言い出して先に進まなくなり、ヤモーが怒り出す。
「なんと!なんて狭くてみすぼらしいアジトなんでしょう」
「アジトって人聞き悪いんだけど」
「狭くてみすぼらしいも余計なお世話!」
「ここで作戦を立ててみせましょう」
「お醤油とかコショウとかなんで置くモフ?」
「魔法界はコショウの方がいいし、津成町と遂になる感じで分かりやすいから」
「つなぎせんべいの方が分かりやすいよ」
「だからこれは分かりやすいように例えて…もう止め!見立てるの止め!」
結論クロノウストは、ナシマホウ界か魔法界どちらかの世界に潜んでいる可能性が高いということ。どちらの世界も校長とリアンが既に調査して発見できなかった。ということは、他の場所にいるか、見落としている可能性が高い。
リコは過去の夢を見る。教師になってテストの点数をつけていたのだが、徹夜作業で体調不良なってしまう。通路で教頭とぶつかってしまい、テストを拾ってもらった。教師になったリコを思いやり相談するようにと優しい言葉をかけるのだった。
1期で教頭は厳しい人に見えますが、何故厳しい人になったのかは小説で語られるので、まほプリに興味がある人は読んだ方がいいです。
「お疲れのご様子ですね」
「すみません」
「無理なさらず困ってることがあったら相談なさい」
みらいも過去の夢を見ていた。魔法ガールとしてひったくり犯を発見して、魔法で警察の方へ飛ばした。急がないと授業に遅れてしまう。リコとは全然会えていないことをぼやいていた。
みらリコは夢を見る回数が多くなり、流石に困っていた。
みらい、リコ、はーちゃん、モフルンは一緒の布団で寝ているのだが、その隣ではヤモーが寝ている。なんだこの光景は。みらいは起きていたのだが、ヤモー以外が眠れずに起きていた。モフルンはみらいの胸のところから出てきた。
みんなは、真夜中にほうきで飛行する散歩に出掛けた。秋になると月見イチゴメロンパンが発売されるようで、目玉焼きがサンドされるようです。みんなで食べる約束をしました。月が雲で隠れて、リコはクロノウストがどこにいるのか考えていた。
雲から月が出てきて、カタツムリニアのように見えることから、みらいはクロノウストの居場所が分かった。
プリキュアVSクロノウスト


ヤモーの移動魔法で、時の狭間にやってきた。この場所は魔法界とナシマホウ界を行き来する時の空間である。そのため両方の世界へ行き来するには適していて見つかる確率が少ない。広大で捜索時間がかかると思われたが速攻で見つけることができた。
月くらいの大きさがある惑星を確認できた。するとクロノウストが姿を現した。ピンクダイヤスタイルに変身して戦闘開始。魔法界で石化された人々の石像を飛ばしてきた。フェリーチェはピンクトルマリンで防御する。
「ここまで来るとは、貴様らをぶっ潰すワン!」
「リンクル!ピンクトルマリン」
「邪魔はさせません!クロノウストよ…私をまた過去へといざなってください」
「それが狙いだったの?」
「私にはドクロクシー様が必要なのです」
「お前の力は必要ない」
ダブルプリキュアキックに続いて、フェリーチェがミラクルとマジカルを投げて連続攻撃でダメージを与える。ヤモーがプリキュアを拘束し妨害する。ドクロクシー様と共に過ごしていた時間に戻りたいと、お願いするのだった。
一緒に協力してくれたのは、もう一度ドクロクシーの夢を見るためだった。だが本当にそうなのだろうか?
地球の付近に惑星を移動させ全ての条件が整った。
次回「みらいの決断」
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