勇者指令ダグオン33話感想「嵐を呼ぶ学園祭」の感想です。山海高校では第58回の学園祭の準備が進んでいた。真理亜はオバケ屋敷をするため、炎と激に協力を求める。激は喜んでいるが、炎は借金をチャラにするためであった。
実験台に校長と教頭を捕まえて中に案内した。教頭は強がっていたが、内部はリアルに再現されていて、驚いていた。校長は気絶したように見せかけて、倒れ込み、炎が声をかけると、のっぺらぼうになっていた。
嵐を呼ぶ学園祭
海のクラスでは喫茶店の準備をしていたのだが、女子生徒のウエイトレス姿に森が欲情していた。炎は吸血鬼の格好で食べ物を探しに来たのだが、海に止められた。台風が接近しているため、学園祭が中止にならないか、翼が心配していた。
「学食休みでさ、腹減って死にそうなんだ」
「OPENは明日だ!出直して来い!」
炎は屋台で、やきそばハルカを見つけると、勝手に食材を調理しようとしていた。すると教頭に止められる。ハルカと記載されていたが、教頭の名前であることに炎は気が付いた。
「汚らわしい…そこをどきなさい!」
「怒ることはないだろう…俺が後でハルカって子に謝れば済む話じゃん」
「謝ってくれなくて結構」
「この店はな、ハルカちゃんって言って…?おわぁぁぁぁ」
「伊集院ハルカは私の名です!」
天候が悪化して雨が降り出してしまった。台風の進路はそれているのだが、天気予報がハズレてしまった。教頭は台風に備え屋台を補強していた。翼は謎のオバケ台風の情報を話した。世界各地で突然台風が被害をもたらし、姿を消す現象が5回も発生していた。
アメリカで発生した台風は1か所に3日もとどまっていた。最悪の事態も想定される。教頭の焼きそばは学園祭の名物であり、評判がよく、楽しみにしているみんなの期待を裏切らないようにしていた。
炎は、いつも規則やルールなど口うるさい教頭を嫌っていたが、命がけで屋台を守ろうとしているその姿を見て、教頭に対する気持ちが変わった。
「うまい焼きそば期待してるぜ!」
竜は台風を調査していたのだが、自然のものではなかった。電撃で動きを止められてしまう。台風内部には赤い球体があり、ミサイルで攻撃する。シャドーダグオンに合体するが強風で吹き飛ばされ落下する。市街地は落雷と強風で破壊されてしまった。
北半球に発生する台風は、地球の自転の影響で、時計周りとは逆に渦を巻く。だが時計周りだった。正体は台風宇宙人フットバー星人の仕業だった。
シャドー大手裏剣、ターボホイールカッター、ファイヤーブラスターの一斉攻撃ではダメージを与えられなかった。巨大な雲は広範囲で、本体がどこにあるのかわからなかった。
「薄汚い地球の文明を一掃してくれるわ」
「やきそばが俺を待ってるんだよ」
「ミニスカの姉ちゃんもな」
生徒達は校内でTVを見ていると、ダグオンが宇宙人と戦っている映像が流れた。みんながダグオンを応援し始めていた。翼の解析で宇宙人の本体は中心にあると考えていた。炎は本物の台風にぶつけて消滅させようと考えていた。
シャドーガンビーム、アーマーバスターを発射してフットバー星人をは太平洋に誘導した。
炎は海岸でファイヤーショベルを準備して待ち構えていた。台風の影響で相殺されて正体を現したフットバー星人に、パワーダグオンは無限砲を発射し撃破するのだった。
学園祭は問題なく開催され、真理亜は本物のオバケを召喚しようとしているが、出てくるはずはない。海はコーヒーを飲んで楽しみ、竜は緊張していた。森はサングラスをかけた女性に声をかけるのだが、怖い男に睨みつけられる。女の正体は宇宙警察機構のルナだった。
炎は金を払わずに、やきそばを食べようとしていた。教頭は炎が周囲をウロウロしていることに気が付き、買い物に行くふりをした。教頭がいなくなった瞬間に、やきそばを食べた。すると教頭は炎に罰として、全部やきそばを食べるように指示を出す。
「べにしょうが切れてしまいましたね…買ってきましょう」
「うおおお!これが噂のハルカちゃんのやきそばか!」
「当たり前です!盗み食いとは全くけしからん!罰として、そのやきそば全部食べてもらいましょう」
「おう!責任もって食べてやるぜ!うますぎるぜ!ハルカちゃんよ」
いつもの教頭なら炎を注意するのだが、自分の作ったやきそばを美味しそうに食べる姿を見て許した。
絶対お金払わないだろう。
次回「エン、成層圏で戦う」
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