わんだふるぷりきゅあ21話「まゆとユキのスクールライフ」の感想です。人とのコミュニケーションが、うまくできない彼女に何があったのか？ずっと気になっていましたが、まゆの過去が明らかになります。ユキがプリキュアとして協力する条件として、まゆと一緒に中学校に通いたいと要望があった。早速メエメエが手続きを行う。

まゆとユキのスクールライフ

ユキが中学校に転校生という設定でやってきましたが、自己紹介をしてまゆと一緒の椅子に座ります。まゆはとても恥ずかしい思いをしていますが、ユキにとってはこれが普通である。美少女なので注目が集まり、まゆの隣の席がいいと、男子に声をかけて席をどいてもらおうとする。結局こむぎの隣になった。

「猫屋敷ユキです…よろしくお願いします」

「そこどいてくれる？」

「学校はずごくワンダフルなところなんだよ」

「前から気になってたんだけど、そのワンダフルってなんなの？」

「素晴らしいとかすごいとかの意味があるよ」

学校ではどんなことをするのか、みんなが説明するのだが、こむぎがいつも言っているワンダフルという言葉の意味を理解していなかった。実はこむぎも意味を知らずに使っていた。いつものように悟が説明をする。

ワンダフルプリキュアというチーム名をユキは好んでいなかった。自分が猫であるのにワンとは言わないだろう。

ユキは人間のフリをするのは簡単であると、授業を完璧に全てこなして、全員の注目を浴びた。美術ではまゆのイラストを描き、体育の跳び箱では大回転する。初のジャージ姿が観れました。家庭科では刺繍でユキを作っていた。いろはセンスなさすぎて笑う。自分では上手だと思っているところがカワイイ。

ユキは昼食にお弁当を深夜寝ている間に作っていた。こんなに冷蔵庫から食材使ていたら絶対、すみれが気いづくだろう。ここまで完璧にこなすとは素晴らしい能力である。ユキはまゆのためにお弁当を作って食べさせていた。更に口に着いたごはんを取ってあげて、この光景を見てみんなはドキドキしていた。

「人間の時はなんでも食べれるけど、猫に戻った時は食べちゃだめだよ」

「あたりまえでしょ！」

「食べてまゆ！お魚は美味しいし体にいいからたくさん食べなきゃ♪」

演劇部に入部しないかと誘われたのだが断った。まゆが行動しないとユキは一緒に行動しないようで、ユキの目的はまゆと一緒にいたいだけだった。ユキはまゆの頭に自分の頭を当ててスキンシップしている。見ているこっちがドキドキしてしまう。

「ユキせっかく学校に通うんだし、私以外の人とも、お友達になってみたら？」

「必要ないわ！まゆと一緒にいたいから、守りたいから…人の姿になれて、まゆとずっと一緒にいれて嬉しい」

刺繍したハンカチを交換しないかと提案したのだが、ユキは機嫌が悪くなり、そんなことしないと拒否する。だが、まゆは交換したいと言い出す。ユキはまゆと交換なら喜んでするだろうけど、相手がこむぎではしないだろう。

• いろは↔まゆ
• こむぎ↔ユキ

いろはは刺繍のやり方を教えてもらおうと、まゆに声をかけるのだが反応がなかった。ものすごく集中していると感心していたのだが、ユキがいろはを呼び出す。するとこむぎも一緒に付いて行った。

「まゆちゃんここの縫い方って」

「おーい！まゆ」

「すごいね周りの声まで聞こえないくらい集中しているんだ…カッコイイな」

「来て」

ユキの口から、まゆの以前通っていた学校の友達のことを語られる。まゆは友達の誕生日にハンカチをプレゼントしようとした。彼女の飼っていたチンチラの刺繡をしていたが、休み時間に話しかけられても、集中すると周りの声に反応できなくなる。

そのため友達の声に気が付くことができず、無視されていると勘違いされてしまった。誤解が解けないまま、友達ではなくなってしまった。友達に喜んでもらうために行った行動が、結局二人の仲を壊してしまったことになる。

いろはとこむぎが、まゆと仲良くしていたのをよく思っていいなかった理由は、いつか友達じゃなくなるかもしれないから。まゆの心を傷つけてしまうかもしれないからだった。

「まゆにこれ以上傷ついてほしくないの！傷つかるなら最初から近づかないでほしい」

「まゆをいずれ傷つける友達なんかいらない」

こむぎはいろはと喧嘩したこともあるけど、それからもすごく仲良くなれた。これからもずっと一緒である。いろはは自分の想いをユキに伝えることができた。ユキの行動は全て、まゆを傷つけないように守ろうとしていたのだ。

「明日喧嘩するかもしれないからって、今日仲良くするのをやめちゃうのは寂しいよ」

「傷ついて辛い思いをするよりはいい」

「私はユキちゃんと、もっと仲良くなりたい喧嘩しちゃうかもしれないけど」

まゆは集中モードを解除して、いろはとこむぎがいなかったことに気が付く。まゆは悟に自分の欠点を説明して、話しかけられて無視してとしたら嫌われるかもしれないと不安になっていた。すると悟は、いろはがまゆのことを褒めていたと説明する。

パンダのガルガルが校庭に出現した。全員が睡眠状態となり、こむぎとユキだけが、かろうじて目を覚ましていた。こむぎはいろはを起こしてコンパクトを頬にグリグリとこすりつける。まゆを起こしてユキも変身する。ここからがダブル同時変身となりました。

ニャミーとリリアンの場合は「にゃんだふるプリキュア」として登場する。ガルガルを起こそうとワンダフルが上空から一気に飛び掛かるのだが、寝相が悪くて動いた。ワンダフルは地面に激突して穴を開ける。フレンディは攻撃を受けて爆睡。

ニャミーとリリアンは互いに頬を引っ張り起きていられた。アミティーリボンタンバリンで、キラリンキツネの力を受けて、ワンダフルをタイヤに変身させる。ニャミーもサポートを受けることができるようだ。

ガルガルはタイヤで遊んで満足したようで、合体技プリキュアアミティールミエールで浄化に成功する。キラリンアニマルをニコガーデンに転送しました。

まゆ特製こむぎハンカチがめちゃくちゃうまくできている。こむぎがユキに渡したハンカチには雪だるまが描かれていた。ユキは初めて笑った。これから仲良くなれるといいな。

次回「わんだふるごー」