キミとアイドルプリキュア25話「ひまわり畑でウインクして」の感想ネタバレです。蒼風ななウインクファンの神回である。ななはチョッキリ団のザックリーのことが気になっていた。助けてあげたら「ありがとう」という感謝の言葉を言える人間であり、本当は悪い人ではないだろう。説得したが最終的に「お前なんか嫌いだ」と言われて傷ついてしまった。それでも、自分に何かできることはないかと悩んでいました。
ななの気持ち


うた&こころ&プリルン&メロロンが蒼風家に初めてやってきました。ママがフランスから送ってくれたお菓子をみんなで食べて、夏休みの計画を考えます。うたの提案で、ひまわり畑に行くことになりました。
「ママがフランスから送ってくれたお菓子みんなで食べたくて」
「ななちゃんの家で、美味しくて可愛いお菓子夏休み最高♪」
「みんなといろんなところへおでかけしにいきたいな」
「私行きたいところある…ひまわり畑」
「すごく夏って感じですね!こころキュンキュンしてます」
…
バスで移動中、窓の外を見ているななに、うたが声をかけた。ザックリーのことを考えていて「ありがとう」と言ったこと、何かできることがないか?きちんと話をしたいという強い意思があること。それはなならしく、真っすぐな気持ちだった。
カッティーのように更生できたらいいと思っていたが、メロロンは光と闇が一緒になることはないと否定する。キラキランドを襲撃した連中を悪く思うのは仕方のないことである。
「ななちゃんどうしたの?」
「ザックリーさんのこと考えてたんだ」
「そうじゃないかって思ってました」
「嫌いって言われてショックだった…でもねザックリーさん私にありがとうって言ってくれたの」
「そんなこと言うんですね」
「もしかして酷いことするだけの人じゃないのかなって…それで私に何かできないかなって考えてたんだ…ザックリーさんとちゃんと話してみたいのかも?そう簡単じゃないかもしれないけど…」
「すっごくななちゃんだね」
「思いやりのあるなな先輩らしいです」
「それは、うたちゃんやこころちゃんプリルンやメロロンに会えたから、プリキュアになったからだと思う!昔の私だったらザックリーさんのこと考えるだけで、何かできるかもきっと思えなかった。みんなと出会えて一歩踏み出す勇気をたくさんもらったから、話してみようって思えた…それにねカッティーさんもキラキラを奪うのやめたでしょ…だから」
「光と闇は解けあわない…あんな人、放っておけばいいメロ」
以前なら、考えることはしても、何か力になってあげたいとは思わなかった。みんなとの出会い、プリキュアになったことで大きく成長できたからである。うた&こころはザックリーのことはほとんど考えていないようですね。


ひまわり畑に到着し、みんなで集合写真を撮影しようとするが、うたが転倒して叫ぶ。本当にこのキャラは面白い(笑)ひまわり畑を育てていた夏野に出会い写真を撮ってもらった。
夏野が仕事を好きだと聞いて、ななはザックリーがチョッキリ団の仕事が好きなのかな?と疑問を持っていた。もしかしたら好きじゃないのに、無理に働いているのかも?ななの頭の中はザックリーでいっぱいだった。
「楽しそうに笑ってくれる、それを見てると笑顔になっちゃう!この仕事が大好きなんだ」
「キラキラを奪うのが俺の仕事なんだ!」
「ザックリーさんは、お仕事大好きなのかな?」
その頃、チョッキリ団アジトでザックリーは悩んでいました。ななから受け取ったハンカチを返すタイミングを逃してしまい、心配してくれて助けてくれたなのに「お前なんか嫌いだ」と言ってしまった後悔している。
チョッキリーヌに仕事へ行けと言われ、体調不良だから休みたいと要望するのだが、世界を真っ暗闇にするまで休日はない!甘えたこと言うなとお説教されて出撃することになる。ザックリーは、ななの言葉を思い出していました。
ザックリーの後方に新たな幹部が姿を現した。マント被ってるキャラは強いはず…
「あいつ俺のこと心配してくれたな…なのになんであんなこと言っちまったんだ…あいつにあったらなんて言おう?」
「そんなんじゃダークイーネ様のご迷惑だよ」
ななとザックリー


お弁当を食べてお昼寝するのだが、ななは一人で散歩します。うた&こころは、ザックリと言ったななの発言に驚きます。ななちゃんザックリーのこと考えすぎじゃないかな?
「何処行くプリ?」
「私ちょっと…ザックリお散歩」
ザックリーは、ななと出会ってしまったらなんて言おうか考えていると、すぐに出会ってしまい驚く。ハンカチを返そうとしたが、水たまりに落としてしまい汚れてしまった。ななはザックリーが、自分の渡したハンカチを返そうとしてくれたこと、落としてしまったが、慌てて汚れをどうにかできないかと考えてくれたことが嬉しかったのかもしれない。
ななちゃんの顔、乙女の顔だ…もしかして初恋?ザックリーに?
「ザックリ会っちまったらさっさと謝って、こいつを返して…な!」
「ザックリこれ…ヤベ!なんてこった…なんで俺はいつもこうなんだね」
「いい暗闇持ってるね…いい機会だお試しといこうか?光の中に闇がある、君の闇見せてごらん…綺麗だねのまれるといい…さぁおいで」
ひまわり畑でウインクして


ザックリーはキラキラではなく、暗闇のリボンをカットされてしまい、ザックリンンダーとなり暴走する。カッティンダーのようにマジンガーZっぽいロボットになり、自分のことが嫌いだとザックリーパンチとザックリービームで、ひまわり畑を破壊する。
キッスショックとズキューンバズーカでダメージを与え、アイドルグータッチとキュンキュンレーザーを相殺する。4人がかりでも大ダメージを与えることができなかった。ウインクはキッスに質問して自分の答えを伝える。ウインクバリアを展開して攻撃を防ぎ、ザックリーに質問する。
「ザックリーさんやめて!」
「ねえキッス…さっき光と闇は解け合わないって言ったでしょ?そうかもしれない、でも私ザックリーさんとちゃんと話してみたいの!」
「ザックリーさんはどうしてチョッキリ団にいるんですか?教えてください」
「うるせえ関係ねーだろ?なんでだよ?」
「知りたいからです!ザックリじゃなくて本当のことを、私ザックリーさんとちゃんと話をしたい」
「ザックリ初めてだ…そんなこと言う奴」
「私もこんなこと言ったの初めてです」


ウインクの言葉を聞いてザックリーは攻撃を停止した。カッティンダーの時はダークイーネに支配されていて、コントロール不能だったが、幹部から支配では自分の意思でコントロール可能のようです。みんなはキラキライトを振りウインクを応援する。
「相手の気持ちも考えられない、それで何人も傷つけちまった…この前お前に嫌いだって言ったみたいに、こんな自分嫌いだ!俺には世界を真っ暗にするチョッキリ団がお似合いだ!俺にキラキラは似合わねーんだよ」
「そんなことないあなたにはちゃんとキラキラがある」
「ザックリねーよ!」
「そこはザックリしないで!」
「俺のことそんな風に言ってくれるのか?」
「クライマックスは私聴いてください!」
必殺技ウインククレッシェンドでザックリーを浄化しました。カッティンダーは3人の合体技で浄化できず、ズキューンキッスの合体技で浄化可能。単独の必殺技で浄化できるということは、クラヤミンダーと同じようなタイプである。
人を傷つけてしまうことが多く、自分のことが嫌いでチョッキリ団で仕事していると伝えた。ザックリーにもキラキラ輝くものがあるとズバッと言い切り、説得に成功した。他の誰にもそんなこと言われたことがなく、自分と向き合ってくれて話を聞いてくれた。
こころキュンキュンしちゃうだろう♪


浄化され本来の姿に戻ったザックリーはハンカチを返す。ななは水道で洗い乾かそうとします。タイミングよく水道があるなんて。自分の貸したハンカチを汚されたら怒るだろうけど、ななはそんなこと思っていなかった。
そこから乾かしたハンカチをザックリーにプレゼントします。真夏の太陽、ヒマワリ、そしてウインク。ザックリーの心はキラキラに輝いていた。ちゃんと謝罪してチョッキリ団を退職し、新しい仕事を見つけることを決める。ウインク推しになってくれたことは、ななにとっても非常に嬉しいことである。和解だけでなくちゃんとファンを獲得することができました。
「汚して悪かったな」
「これで綺麗になったお天気良いからすぐ乾くと思います!これ持っていてください」
「新しい仕事探すしかねーな…ザックリダリー…けどこれからはウインク推しになってやるよ」
「なな先輩のファンになったということですね」
「ななちゃんの勇気ザックリーに届いたんだね」
「闇が光にすごいメロ…」
「ありがとう♪」
「バッキャローお前なんか嫌いだ」
「本当は好きなくせに素直じゃないですね」


こころ&うたに冷やかされ、照れたザックリーは嫌いだと言って去りますが、素直になれない人間であることを知ることができた。嫌いではなく好きという表現である。前回の「お前なんか嫌いだ」は「お前が好きだ」ってことだったのだろう。ありがとうで返したウインク最高に可愛い♡
物語も中盤となり折り返し地点となります。これでチョッキリ団もチョッキリーヌだけなので、数話で浄化されて新しい幹部との戦闘になるでしょう。
カッティーとザックリーをプリキュアファンクラブのスタッフとして雇用すればいいのでは、田中はマネージャーで2人がバックで協力してくれれば運営していけると思う。ななファンとしては、今回の物語が一番良かったと思います。台詞多かったな…こんなにも敵だった人間を想うなんて、ザックリーも幸せだろう。
次回「キュンこそものの上手なれ」
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