勇者指令ダグオン13話「炎の新必殺剣」の感想です。市街地で銀河獣人ワイルディーが暴れていた。駆けつけた炎は融合合体しダグファイヤーとなる。ファイヤーブライスターとスターバーンでけん制する。火炎合体したファイヤーダグオンはジェットファイヤーストームを発射するが全て回避されてしまう。
「手出しは無用だ…俺ひとりで十分だぜ」
「ファイヤーダグオン俺を使え!」
「鬼に金棒とはこのことだぜ!ファイヤーライオソード」
海たちもかけつけるが手出しは無用だと、単独で戦おうとする。前回ライアンに単独で戦うなと注意を言っておきながら、自分も似たようなところがあるではないか。ライアンが駆けつけ、ライオソードを使うが、海は炎が調子に乗っていると考えていた。
ワイルディーに切り払われてしまい、追い込まれる姿を見て加勢しようとするが、サポートの獣に妨害されてしまう。竜がシャドージェットでけん制し、ワイルディーは炎をあざ笑うように退却していった。
炎の新必殺剣
炎は敗北してしまい落ち込んでいた。海に指摘され怒るのだが、竹刀で叩かれて倒される。海には勝てないという現実を受け入れ、悔しくて特訓しようと行動を開始する。海は炎が自分自身を鍛えようとするため、あえて冷たい行動をしたのだ。
「俺はまたあの野郎に負けたわけじゃねー」
「何度やっても結果は同じだ…これだけは忠告しておく、ダグオンパワーには無限の可能性が秘められている…しかし、その能力を発揮できるかは本人しだいなのだ!」
「それはどういう意味だ?」
「お前はまだライオソードを使いこなせていない…鬼に金棒どころか、猫に小判、豚に真珠にすぎんということだ!」
「まだまだ!」
「どうだ?炎…少しは目が覚めたか?」
「今の奴には慰めなど毒にしかならん…独りでやらせるんだ…やらねばならん!」
炎は裏山で特訓をするのだが、殴る蹴るではなく、剣の扱いに慣れないといけないため、竜は木刀を炎に投げ、襲い掛かる。炎は強くなるといいつつも、どうすれば強くなれるのか理解していなかった。竜のアドバイスのおかげで、木刀での特訓を開始することができた。
「まずは生身の体で、その木刀を自在に使いこなせるようになれ、全てお前しだいだ」
「余計なおせっかい焼きやがって」
授業をサボり、丸太をつらして特訓するのだが、全然成果が出なかった。傷だらけになりながら頑張っているが、思うようにいかなかった。ワイルディーは世界中で暴れまわっていた。とどめをさせたのにしなかったのは、ゲームのオープニングに過ぎず、必ずダグオンを狙ってくると海は判断していた。
炎は丸太の紐が切れるくらいに特訓していたが、成果が出ず悩んでいた。森では薪割りの音が鳴り響いてきた。校長は、ぼっちで過ごすのが好きらしく、教頭には秘密で薪割りしていた。
「やっぱ俺って天才…こんなに特訓しても葉っぱ1枚も斬れないのかよ?なんでだ?」
「おかしいな…こんなの簡単なはずなのによ」
「どれ私が見本を見せてあげよう…」
「なんでおっちゃんにできて、俺にできねーんだ?」
「無駄な力を抜き、中心を狙い、当てる瞬間に意識を集中させる」
「余は力の使い方なんだな!」
炎は薪割りもできなくて、何故できないのか分からなかった。校長の見本を見てアドバイスを受けると、炎はすぐにできるようになり、剣も力の使い方が重要であると理解した。
森からの連絡を受けワイルディーの出現場所へ向かう。ライナーダグオンとダグシャドーが戦闘開始する。サポートする獣を手裏剣とカゲムラサキで撃破する。アーマーバスターを発射するが、幻覚で攻撃を命中させるこおとができなかった。
アーマーバスターはミサイルの連射とビームの照射だと思っていたが、ビームの連射も可能のようである。
ファイヤーライオソードを使いこなし、ワイルディーの剣を切り払い必殺技で撃破する。短期間で成長する炎は、これからも勇者としての自覚を持ち成長を続けて行くすることだろう。
「そいつはおれが倒す」
「奴の目に気をつけろ!」
「見事だファイヤーダグオン」
炎にお説教した海は、あっさり負けてしまったので、他のメンバーも特訓が必要なのかもしれない。
校長は薪風呂に入っていたが、炎はアドバイスのお礼をしようと薪をたくさん入れてしまい、校長はゆでダコになってしまった。炎がダグオンであることを知っているのかもしれない。
次回「心優しき宇宙獣」
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