勇者指令ダグオン最終回感想「オレたちの未来へ…」

勇者指令ダグオン最終回

勇者指令ダグオン最終回「オレたちの未来へ…」の感想です。地球との融合を目的としたジェノサイドを倒すため、宇宙空間で爆散したダグファイヤー。落下範囲を捜索したが炎を発見することができなかった。

雷は宇宙空間でダグファイヤーの胸のパーツを発見し、地球へ持ち帰った。真理亜が動揺し、生存は絶望的だと考えてしまった。激は雷を叱る。

「炎の奴、戻って来たら厳重注意だ」

「連絡の一本の入れねーでよ」

「通信機が故障しているんですよきっと」

「!ダグファイヤーの装甲だ…」

「あの爆発で宇宙にはじき出されたんです…軌道上を彷徨ってました」

「そんな破片が見つかったからって、なんでって言うの?」

「黙ってないで、なんとか言ってちょうだい…ねえ海…炎は死んでない」

「馬鹿野郎!雷が中途半端にこんなもんを発見するからじゃ」

オレたちの未来へ

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真理亜は落ち込んでしまうと、隣に校長がいて話をした。炎は素行は悪いが約束は必ず守る男だと知っていた。

「約束したのなら彼を待ってあげなさい…多少いい加減なところはあるが、約束は守る男だ」

「はい」

学は炎がダグオンで地球を守っていたことを知り、帰ってきないことを心配していた。激は落ち込んでいる学を励ますために、公園で喧嘩の相手をする。何度も投げ飛ばされ、学は飛び蹴りで激を倒した。落ち込んで泣いていたのは激の方だった。

高校生が小学生に励まされていた。

「泣き虫も一人前に怒るんじゃな」

「炎は必ず生きておる!約束したんじゃサルガッソを全滅するまでは決闘はお預けじゃと」

「奴はワシの左腕を折った…今度は奴の腕を折る番じゃ」

「泣くな激!炎は帰ってくるさ必ず」

森は、いつも隣にいた炎がいないことでゲームを止めて出て行った。帰りにエリカとすれ違うのだが気が付かず、誘われた。だが無理やり元気でいようとする森を見て、いつもと様子が違うことに気が付き励ました。

「俺のこと誘ってくれるなんて現実だ現実」

「ねえ!どうしたの?なんだか楽しくないみたい無理してる」

「ごめん君を傷つけたくないんだ」

「元気出せ」

ルナの視点からブレイブ星人が高校生をダグオンに選んだのは、偶然ではなかったのかもしれない。

海はルナと炎について話していた。サルガッソの地球侵略が始まったあの日、炎は自宅謹慎中なのにゲーセンで遊んでいた。手間のかかる後輩だが、どこか憎めない。海は炎のことが嫌いと言っているが、本当は好きなのだ。

海で独りになり、膝をついて竹刀を砂浜に突き刺し、生きて欲しいと願っていた。

この海の姿を泣きそうな表情を見せないところが感動する。

「みんな炎のことが大好きで」

「それは違う!他の者は知らんが私は炎が嫌いだ!学校には平気で遅刻、授業中に弁当を食い、居眠りをする。風紀委員の注意を無視し、目上に対する礼儀をわきまえない!あの時もそうだ…宇宙人の侵略が始まったあの日。奴は自宅謹慎の身でありながらゲームセンターにいた」

「自宅謹慎?」

「激を負傷させたんだ!あいつは単細胞で、軽薄で、お調子者で全く手の焼ける」

「手の焼ける弟」

「ルナ済まないが私を独りにしてくれないか…」

「生きて、生きていてくれ…」

竜は美奈子と山に遊びに来た。以前に夢で山に行くことを予言していた。竜は炎の夢を見なかったかと期待するのだが、見ていなかった。

雷は翼の研究室を見ていた。宇宙警察機構も驚くほどのサンプルを所持していたのだ。炎が帰って来ないことに耐えられなくなり机からPCを落とす。

「短い間ですけど、先輩達と一緒に仕事ができてよかった」

「無意味だ!こんなものいくら集めたって炎が帰ってこなければ無意味だ」

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海は市街地でパトカーを発見した。炎が降りてきたかと思ったが、それはただの警官だった。涙を浮かべながら落ち込む。

約束の時間になっても炎の姿はなかった。真理亜を子供にしたような子供に風船を取ってあげる。男にナンパされそうになると御札を出して追い払う。

時刻は18時を過ぎた。雪が降り出し真理亜はコートを着ずにいた。涙を浮かべ頭に積もった雪が、長い時間その場にいたことを示している。

22時。諦めて帰ろうとした真理亜に炎が声をかける。

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「よ!オカルト娘…また遅刻しちまった」

「悪かったな待たせて、映画館閉まっちまったな」

「カラオケなら開いてるかな?」

EDフルバージョンで流れ、炎を抱きしめる真理亜。そこにみんなが偶然にも集まり駆け寄った。

炎は服も体もボロボロで脚を引きずっている。ダグテクターの能力で飛行は可能だが、爆発はどうやって防いだのか?

勇者シリーズのヒロインの中で、あまり真理亜だけは可愛くないように見えていたのだが、今回の真理亜は可愛かった。

雷とルナは宇宙警察機構に帰還し、ダグビーグルは全て回収された。ダグテクターだけは返還しなかった。

勇者シリーズDVDBOXフルコンプ

これで勇者指令ダグオンTVシリーズ完結となりますが、なんとOVAが存在していた。知りませんでした。当時VHSでレンタルしていたようだが、田舎のレンタル屋さんにあるわけがないと思ったのだが…ありました。前編と後編の2本作となっています。

ダグオンのDVDBOX2購入時に金額が、1万円ほど違うことにレジで言われて気が付いた。

私は店員とこんなやりとりがあったんだ。クレジットカードも持ってないし、クレジット対応の本屋さんでもないし、現金のみだったんだ。

「いらっしゃいませ(^^♪」

「予約してたダグオンのDVDお願いします」

「はいこちらですね…お会計39690円です」

「え?39000円Σ(゚Д゚)どういうこと?」

「約40000万円ですね\(^o^)/」

「BOX見せてください…本当だ…約40000円だ…何故?」

「収録内容話数…OVA?OVAだと?そうか…OVAあるから高いんだ」

「すみません…お金足りないのでもう一度来ます(>_<)」

「お待ちしてます」

初回限定でファイナルダグオン付属してます。エクスカイザーから始まった勇者シリーズのDVDBOX収集もこれが最後だ。エクスカイザーだけはジェネオンから発売されてたので、ロボットはありませんでした。

ロボットが付属でついてきたのは、ファイバードからでしたね。

エクスカイザー、ファイバード、ダ・ガーンと続いたのに、マイトガインが発売されずしばらく期間空いて、マイトガイン、ジェイデッカー、ダグオン、この辺りにゴルドラン出されて、金額も1と2BOXでなくて1だけで出されたので、黄金勇者だけに金額も高額でした。

エクスカイザーがジェネオン。

ファイバードとダ・ガーンとゴルドランがバンダイ。

マイトガインとジェイデッカーがビクターでしたね。

次回「水晶の瞳の少年」

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