勇者指令ダグオン18話感想「マリアの幽霊退治」海の苦手なもの

勇者指令ダグオン18話

勇者指令ダグオン18話「マリアの幽霊退治」の感想です。深夜に子供たちが謎の失踪を遂げる事件が発生した。真理亜が作った超常現象研究会の成果が出ていないことを気にしていた。このままでは部活として成り立たない。窓の外では霧が発生し、学が寝ながら塀歩いている姿を目撃した。声をかけるが気が付かず、取り押さえた。事件は宇宙幽霊船バンダー星人によるものだった。

マリアの幽霊退治

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翌朝、新聞に児童が大量失踪したと報道された。真理亜は神隠しであると考え、炎を無理やり超常現象研究会の臨時部員に任命する。部員がいないため、利用できそうな人材を確保するためだった。

オバケクラブに入部するつもりがない炎は断る。真理亜は自分の部活を否定され、演技をして泣き出すのだが、炎は真理亜の嘘を見破り、そんなのには騙されないと友達だと思っていないとハッキリ言うのだが、炎は真理亜に借金をしていて、そのことを追求される。

すると友達であると急に態度を変えるのだが、更に返せと言われて炎は泣き出す。

「大堂寺炎…只今よりあなたを超常現象研究会の臨時部員に任命します」

「何?この俺がオバケクラブの臨時役員だと?」

「部員はお前だけしかいない同好会じゃねーか?誰がそんなもんに」

「友達に向かってそんな言い方…酷いわ…( ノД`)」

「そんな芝居に騙される俺だと思うか?お前のことを友達と思ったことは一度もない」

「返して…この間貸した5000円…耳を揃えて返して」

「真理亜ちゃん僕達お友達じゃないの…」

「返して!」

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勇者である人間が5000円の借金をしているなんて、しかも男が女からお金を借りる。高校生で5000円は大きいかな。炎は真理亜に借金を返すために、翼と森にお願いするのだが、断られてしまった。

炎は翼に2000円借りていることを忘れていた。何に使っているのか?ゲーセンとコンビニかな?つまり合計7000円の借金。

「頼むこの通り…衣装のお願い5000円貸して」

「どうして僕達が炎の借りたお金を立て替えないといけないんですか?」

「俺達チームだろ?」

「都合のいい時だけチームワークを持ち出すな」

「分かりました」

「やっぱり君は友達だ♪」

「その前に、この前に貸した2000円返してください」

「2000円(?_?)」

「やっぱり忘れている」

炎は海にお金を借りようとお願いするのだが、竹刀を振り回され追いかけられる。最終的に竜にお願いしようと裏山を捜索するのだが、竜も貧しく何も食べていなくて金を貸してほしいとお願いされてしまった。

「コラ待て!健全たるべき高校生が借金をするとは何事だ?貴様の根性叩き直してやる」

「コイツに頼んだのは大きな間違いだった」

「竜君」

「昨日から何も食べていない…金を貸してくれないか頼む炎…」

ダグオンメンバー大丈夫か?まともなのは海だけだった。

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真理亜は学を同行させ、神隠し調査へと出発する。学に縄をつけて囮にさせるなんて、弟に何をさせてるんだろう。借金を返せない炎も協力することになった。学は誘導されて追跡を開始する。

海は夜の公園で素振りの練習をしていたのだが、真理亜と炎の姿を目撃し尾行する。いや自分も未成年では?

「あれは炎と真理亜…こんな深夜に未成年の男女が…許せん」

「こんな体験二度とできないわ!早く手伝って」

「炎!何をしている?早くこげ」

「風紀委員長グッドタイミング」

「子供たちの危機を黙って見ているわけにはいかん」

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多数の子供達が浜辺に集められ、炎は転倒してロープを話してしまった。居場所が分からなくなり海から幽霊船が出現した。子供達は船に連れ込まれている可能性が高いと判断し、ボートで乗り込もうとするが炎は断る。そこに海がやってきて炎に指示を出す。

炎は幽霊船に乗り込むのが怖かったようだが、真理亜は事件を解明するためノリノリ気分で楽しんでいる。この3人で行動するのは初めてである。船は異次元空間、霊界からやってきた可能性があるとウキウキ。

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船内に潜入するのだが炎はビビり、真理亜は懐中電灯で顔を照らして驚かす。影が襲い掛かり海は烈風斬で切り払う。ライトで照らすとその正体は大量のゴキブリだった。おや?海の様子が…鬼の風紀委員長は苦手のようだ。真理亜は気にせず先へ進む。

「烈風斬!」

「なんだゴキブリか…行くわよ」

「ゴキブリを素手で、どうした海」

「ゴキ…ゴキ…」

「こんな心霊現象あり?」

「どうやら敵は我々を殺したいようだ…逆手剣」

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前方の扉には鍵がかかっていて、後ろの扉が急に閉じてしまい、海水が流れ込む。このままでは窒息してしまう。海は竹刀で底に穴を開けて海水を流した。冷静な風紀委員長は的確な対応。

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意識を失い行方不明になった子供達を発見した。真理亜は吹き飛ばされ意識を失う。炎と海は空間に吸い込まれ変身する。体内で武器を使用することでダメージを与えられることに気が付き攻撃するが、触手で動きを封じられる。炎は体を発火させるとバンダー星人はふたりを外に排出する。

「なんの理由で子供達を誘拐する?」

「地球人の子供は利用価値が高い」

翼、森、竜が駆けつけるが、船内に人質がいるため、うかつに攻撃することができない。逃走しようとすると真理亜が外壁を破壊して居場所を知らせる。ファイヤーダグオンはライオソードで切り離し、子供達を救出に成功する。ライナータックルで撃破し物語はひと段落する。

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真理亜たちの無事を確認してやってきた炎と海だが、真理亜に役に立たないと言われてしまい炎は怒る。自分達の正体を明かすこともできず、散々酷いこと言われてしまうが堪える。海は挑発に乗らないように冷静にしていたのだが、真理亜は海にまでゴキブリのことを言い出した。

海はゴキブリが苦手であると真理亜に知られてしまい、炎に竹刀を渡す。炎は烈風斬と必殺技を叫ぶ。

「無事だったの?あんたたち」

「なんだよその言い方?」

「肝心な時にいなくて役に立たないだから」

「止めておけ炎、相手になるな」

「海もそうよ…偉そうに竹刀振り回しているわりには、ゴキブリ1匹に固まっちゃってさ、本当に頼りにならない風紀委員長なんだから」

「海…ここまで言われて苦しくないか?」

「炎、許す!やってしまえ」

今までは真理亜が炎の同級生扱いのサブキャラで、あまり出番がなかったが、これからは真理亜の行動も増えてくるだろう。

次回「ダグオンNo.6」

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