ジーンダイバー17話「セラフィー誕生」の感想です。虎鉄の作戦で、ティルを人質にして交渉をするが、またしても決裂に終わってしまう。フラウは人類を消そうと過去へ行こうとしていたが、バーチャル世界はそれ以上再現されていないため、非安定な世界しかなかった。
唯は過去に行くために動物の遺伝子を採取する。虎鉄は過去の世界を覗いてみると、もっと古い世界まで再現されていた。情報が不足しているため決めた場所にワープすることができず、海に着水するとワニ(フリスティカンプソス)が襲ってきた。
セラフィー誕生
唯は逃げることができたのだが、ティルが手足を拘束されているため転倒してしまい、ワニに襲われてしまう。せめて自由にしてあげればいいのに可哀想(>_<)唯はタイムブースターを使おうとしたが、水の中では使用することができない。バンパイアを使おうとしたら、落としてしまい見つからなかった。
「バンパイア落としちゃったのよ」
「唯早く!上!」
「そんなのほっとけよ!水の中で使ったら自分までしびれちゃうんだから」
「パラライザーは電気ショックじゃない!神経系にショックを与えるものだ!水は関係ない!」
「何やってんだよ!早く見つけろよ!」
ワニに襲われてバンパイア無くしてしまい、頑張って探しているのに、アキラは唯に対しての言い方酷すぎる。自分の好きな人にそんな言葉よく出てくるな。唯は、ワニのしっぽ攻撃を回避して、バンパイアを発見しダメージを与えた。急いでティルの元へ駆けつけるが、重傷だった。
ティルはポケットに薬が入っていることを知らせると、唯は薬を塗ってあげた。自分でやろうとするティルだが、かなりのダメージを受けていて意識を失った。薬では治らないんじゃないか?大量に血が流れていて止血しないとダメなのでは?
「ティル、ポケットに何か入ってるの?」
「今さら意地張るなよ!助けてもらったくせに」
「薬?無理することないじゃない」
「自分でやる…」
目を覚ましたティルだが、助けたことに怒り出した。素直にありがとうと言えばいいのに。ティルの言動にパックも怒り出して喧嘩してしまう。唯が助けたくて助けたと説明し、ティルは借りを作ったことを気にしていた。
「気が付いたのね大丈夫?」
「何故私を助けた?」
「あなた怪我してるし」
「同情など無用だ」
「助けてやったのになんて言い草だ!」
「お前達に助けを求めた覚えはない!」
「あたしが助けたくて助けたんだから、もうやめようパック…ね」
「借りを作ったのは確かだ」
バーチャルステーションでは、虎哲がマザーコンピュータから新しいプログラムを送られていた。セラフィーと呼ばれる赤ちゃんの妖精が誕生した。基礎学習ができていないため、全て学習することになる。
虎鉄のワープでティルが怪我をしてしまったのだから、少しは心配してあげてもいいと思うが、本当に鬼PCだわ。
「君はセラフィー…オイラは虎哲…こいつはアキラ」
「私セラフィー、あなた虎鉄、こいつアキラ」
プグラシュティクは白亜紀の北アメリカに向かったので、唯もワープさせる。1993年にアメリカでティラノサウルスのDNAデータがあった。今回はそのデータを使う。
白亜紀(1億4500万年前~6500万年前)
たくさんの恐竜がいて喰い散らしているため、かなりグロイ映像が流れている。この時代では、大規模な火山活動が活発化していて、地球環境が悪化して絶滅していた。この後に彗星が落下して恐竜の時代は終わりを迎える。
「恐竜ってかっこいいよな(/・ω・)/」
「なんで男の子ってそうなのかな?あたしあんな残酷なの見たくないわ」
「奴らを探してくれ」
「だけどティルはどうするの?」
「そこに置いて行け」
「ダメよそんなの襲われたらどうするの?」
「私に構う必要なない置いて行け」
唯はティルをその場に放置して、プグラシュティクを探すように指示されるが、けが人を放置しておけはいけないと反論する。虎鉄には作戦があり、ティルがプグラシュティクと合流させるのが狙いだった。人質にして怪我させて、放置して仲間と合流するまで見張るって、扱い方が酷すぎる。
唯は優しい子なので、鬼畜な虎哲の指示に従わない時が多い。これまでの行動を考えると虎鉄は的確に指示を出しているつもりだが、結構荒い手段を使う。
唯はティルを見張っていると、ティラノサウルスに発見され襲われる。
次回「三戦士の微妙な関係」
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