ジーンダイバー19話感想「ターゲットは共通の祖先」

ジーンダイバー19話

ジーンダイバー19話「ターゲットは共通の祖先」の感想です。6500万年前北アメリアにやってきた唯は、ティラノに襲われティルに助けてもらった。ティルはフラウと合流し、遺伝子改造を求めるが、2度の改造は姿と個性を変えてしまうためできなかった。エネルギーシールド内で大人しくするように命令される。ティルは兄から情報を教えられ、単独行動をする。

唯は動物のDNAデータを採取し現実世界に戻る。パックがプグラシュティクに発見され逃走するが、PCが解析中のため、唯は助けに行くことができなかった。トリケラトプスの群れの中に入り、助けてもらった。プグラシュティクは落ちていた毛を採取して退却する。

トリケラトプスは草食恐竜の中で最高の部類である。またティラノと同等の力を持つ。

ターゲットは共通の祖先

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兄はティルを逃がすように手配しておいて、フラウには秘密にしていた。逃亡すれば処分させると知っていて逃がしたんだ。妹を罠にかけようと企むなんて、こいつも酷い奴だ。フラウはティルのことを考えていたようだが、素直ではないのだろう。

「ティルはどうしたんだい?国に戻って置いてきたのかい?」

「お前がデータをインプットした時にはまだいたのか?」

「いたよ…流石に落ち込んでいたけどね」

「私の気持ちも知らないで…」

「まさか逃げたのかい?逃亡となったら処分は避けられそうもないな…」

虎鉄はデータ解析が終了し、プグラシュティクの狙いを調べる。クレードゼロと呼ばれる動物が、霊長類&げっ歯類の共通の祖先である。フラウはクレードゼロを確保して、げっ歯類が有意に進化できるように遺伝子操作しようと考えていた。

7500万年前の北アメリカにやってきたフラウは、クレードゼロを発見する。そこに唯が現れる。装備していない状態だったので、ここでの戦闘は不利だと退却する。遺伝子データが集まったおかげで、虎哲は狙った場所の付近に唯をワープさせることができた。

クレードゼロの安全を確保しようとするが、動きが速いため、タイムブースターを使用して捕まえる。

6500万年前に残っていたティルは、隕石の落下を目撃する。恐竜が吹き飛び、隕石から謎の生物が誕生し捕まえると消えてしまった。

虎鉄は自分のことを立派なPCだと認識させていたところをアキラに見られる。アキラはセラフィーにお人形をプレゼントする。可愛いと可哀想の認識ができなくて、学習していた。

「あなたは虎哲…バーチャルステーションの責任者で頭もきれて男前の偉い人」

「こんにちはアキラ」

「セラフィーにプレゼントを持ってきたんだけどあげてもいいかな?頭もきれて男前の虎哲さん」

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フラウは唯を見張っていたが、行動する気配がないため、力ずくで奪う作戦に切り替えた。男のプグラシュティクの名前はバンと呼ぶらしい。フラウの作戦に何かと嫌味を言ったり文句言ったりしている。

「バン…コクピットに来い…あいつら動く気がないようだ」

「隙を狙う作戦はダメってことだね」

「力づくで奪う」

「無駄な時間を過ごしたってことだね」

「余計なことは言うな…行くぞ!」

パワードスーツを着用してフラウとバンが奇襲を仕掛けてきた。

次回「敵のわなを見破れ!」

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