ジーンダイバー20話「敵のわなを見破れ!」の感想です。霊長類&げっ歯類の共通の祖先であるクレードゼロを捕獲するため、7500万年前の北アメリカにやってきた唯とプグラシュティク。フラウはクレードゼロを、優位に進化させようと計画していたが、唯に妨害される。フラウとバンは再度唯に奇襲を仕掛ける。
敵のわなを見破れ
唯は奇襲されるがタイムブースターを使いフラウを吹き飛ばし、バンの前に立ちふさがる。フラウとパックがぶつかり、バンが瞬時に倒れているパックをさらった。唯は虎哲に指示を出すが、虎哲の操作が遅くて、エネルギーシールド内に閉じ込められ、ワープさせることができなかった。
「パック!」
「大丈夫かフラウ」
「私は大丈夫だ」
「虎鉄パックを飛ばせるでしょ」
「データが消えた場所は分かってるでしょ」
「クレードゼロはどうするんだ?全人類の運命がかかってるんだぞ!」
「連れて行くわ!」
パックとクレードゼロの交換しようと考える唯だが、虎哲は止める。唯の反応速度と判断力はものすごく成長している。
6500万年前の北アメリカでティルは隕石の後から謎の生物が発生しているのを発見した。恐竜に付着しているのを手に取ると、やはり消えてしまう。この生物はなんだろうか?
バンはピュイクシーとクレードゼロを交換しようと考えていた。フラウは安全に作戦を考えるが、その方法が一番早かった。バンが囮となり無防備になった瞬間、フラウが奇襲してクレードゼロを奪う。
「何か作戦は思いついたかい?」
「力ずくでやればなんとかなると思う。しかし、クレードゼロを傷つけてしまう可能性がある」
「一つ言わせてもらってもいいかな?交換したらどうだ?」
「そんなこと承知するわけがない」
バンはハエに遺伝子を組み込みパックの姿にした偽物を作った。バンはピュイクシーもクレードゼロも自分の物にしようと考えていた。虎鉄は全ての計画を知っていた。クレードゼロのDNAを操作することで、生じる歴史の歪みを修正するためにマメジカのDNAを採取していた。
「話し合いに来たんだ…変な力は使わないでくれよ」
「話って何よ」
「ピュイクシーは返してやるよクレードゼロを渡してくれたらね」
バンの考えは、人間がプグラシュティクのDNAをいじった可能性はないが、現状は不安定な状態であるため、クレードゼロのDNAを操作して両方が安定した状態を維持したいと提案してきた。
「信じられるかそんなこと!今までやってきたことをどう説明するつもりだよ?」
「こいつを置いたまま離れよう…そうしたら信じてもらえるだろう?」
アキラは人間を滅ぼそうとしている奴を信用できないと怒り出す。フラウの姿も見当たらず、奇襲される可能性が高い。油断できない状態でバンはパックを置いて行った。
唯はパックの元へ歩み寄ると、パックは戦艦のPCに侵入してシールドを遮断する。通信で偽物と判明し唯が戻ろうとするとフラウが奇襲を仕掛けてきた。虎鉄はパックをワープさせ妨害させる。バンは失敗したと偽物をレーザーで始末する。
「すぐ罠だと見破ったのはオイラだぜ」
「はいはい…」
虎鉄は罠だと予想していたが、誰でも罠だと思うだろう。
フラウはバンを突き飛ばして怒る。勝手な判断でパックの偽物を作ったり、秘密にしていたことなど、クレードゼロが傷ついても、血液が残っていればDNAデータは採取できると強引な計画に変更した。
「何故勝手なことをした?」
「そんな言い方はないだろ?両方手に入れば」
「私に隠して、過ぎたことはいい二度と勝手な真似はするな!」
唯はパックの偽物のお墓を作ってあげたのだが、フラウとバンが奇襲してバリアを展開する。しかし、レーザーが唯の脚を撃ち抜く。バリア展開しているのに貫通するってバリア意味ないじゃんΣ(゚Д゚)
次回「バン・ニーの策略」
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