ジーンダイバー27話「不気味な巨大レンズ」の感想です。ティルが帰れない問題を解決するために、行動を開始する。アキラと虎鉄が開発した戦艦に乗り込む。三畳紀に向かうため、2億2800万年前の南アメリカと南アフリカの境界で、恐竜の遺伝子情報を採取していた。あまりの暑さに空を見上げると、巨大な太陽があった。地球と太陽の距離があまりにも近かった。
不気味な巨大レンズ
パックはゲンゴロウのPCに接続し太陽のデータを虎鉄に送る。解析結果は、太陽と地球の間に巨大なレンズが設置されていた。何者かがレンズを設置し、この地域を高温にさせて動物達を絶滅させたのだ。レンズが自動で角度に変えて特定の地域だけを高温にさせる仕組みのようだ。
これはプログラムの暴走が引き起こしたものではなかった。バーチャルシステムでは宇宙空間に何か制御させることはできない。つまり何者かの介入が行われていることが明らかになった。
「誰かが作ったと考えるのが自然だ」
「誰かが望んだように進化してきたってことじゃないか?人類の未来だって、誰かの望む通りになりうるってことに」
「信じたくないが、信じるしかない」
2億2500万年前の南アメリカと南アフリカの境界にジーンダイブした。レンズが巨大化していることが分かった。ゲンゴロウは宇宙空間には行けなかったので、付近を調査することになった。
小型の動物複数確認できたが、大きな動物は確認できなかった。レンズは誰がどのようにして生成されたのだろうか?
虎鉄はセラフィーに巨大レンズのことをどのように思うか尋ねる。レンズは32本の軸を作り糸をまくように生成されていた。どこからどのように作成するためのエネルギーの供給があったのは不明だった。可能性として人口衛星と小惑星である。
昼間は高温のため、外に出ることができないので、夜になるまで待機することになった。夜になると、かなり涼しくなり気温が下がっている。夜空には、ものすごい数の星が見えた。ティルは唯にこれまでのことを謝罪した。
「唯…謝っておきたいことがある…我々は自分達の進化の空白が、お前達の作り出したものだと決めつけていた」
「霊長類の空白が抹消されれば、埋められるものだと思っていた、だがそれは過ちだと気が付いた…済まないことをした…許してほしい」
「この話はもう終わりだ必要なDNAの採取を済ませてしまおう」
ティルは、自分達が勝手に思い込んで、人類を消そうしたことを全てを反省する。唯は、ほとんど気にしていなくて、ティルと仲良くすることができて喜んでいた。
唯たちを監視する謎の黒い影が迫っていた。流れ星を見つけて唯は願いごとをする。たくさんの流れ星があり、上空で星が砕けて、破片が散布されていた。星が砕けるなら同じ大きさになるわけがない。ゲンゴロウに戻り欠片を拡大してみると、それはマイクロメカだった。
この時代でも、マイクロメカで動物を絶滅させようと考えているのだろうか?介入者の目的は何なのだろうか?
違う種族同士が、協力して謎を解決しようと行動を開始する。
次回「進化ウイルスの謎」
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