ジーンダイバー35話「エウロパ人を問いただせ!」の感想です。唯とティルはエウロパ人の基地を破壊することに成功したのだが、ゲンゴロウに帰還するとパックがドライと話していた。また酷いことされると思い、唯は慌ててパックに話しかけると正気に戻る。
エウロパ人を問いただせ
ドライは本来のパックと話をしたかったようだが、通常のパックに戻ってしまったため、これ以上情報を集めることができなかった。ティルはドライに質問するのだが、逆に質問され怒る。すると虎哲が割り込みドライの表情が曇る。
「そういうことだ」
「では、カウンターウイルスの効果があるうちに、根本的な解決をはからないとならないということですね」
「その手段を持っているのか?」
「パック!」
「なんだなんだお前?」
「勝手に入り込んだ失礼はお詫びします…彼と話をしたかったものですから」
「なんの話があるというの?」
「お前に聞きたいことがある」
「そちらの女性が地球人だというとは分かりますが、あなたのことは私達のデータに存在していません」
「私はティル!プグラシュティク王家の騎士だ」
「どちらの星からいらしたのですか?」
「質問しているのは私だ!」
「ティル感情的になるな!」
「何故ピュイクシーと接触しようとしている?スネーカーと戦っている?」
虎鉄はドライと交渉しようとするのだが返答がなかったため、ティルに指示を出し捕獲しようとした。ドライは高出力のノイズを発生させティルとパックは気絶する。唯はタイムブースターを使おうとしたが、水中用スーツに着替えていたため装備していなかった。
「手荒な真似をして申し訳ありません…私にも使命があるのです」
「唯さんといいましたね?あなたは今、地球人がどのような立場にあるかご存じないのですか?」
「そうですか…可愛そうな人ですね…自分が実験台にされていようとも知らずに」
丁寧に謝罪してきたと思ったら、衝撃的な発言をして姿を消した。現状を全く把握できていないことで、唯が実験台にされていると指摘した。虎鉄は自分を悪者にしようとしてる発言だと思い怒り出す。ドライは何故、唯に虎鉄が悪であるように思いこませようとしているのだろうか?
唯は不安に思っているが、心理作戦の可能性があるとティルは説明し、唯は笑顔を取り戻す。するとアキラの一言で唯は照れる♪
唯とティルとパックになら話せそうだが、虎哲が聞いていると思うと表情が変わるため、接触のしようがない。
「気にするなと言っても無理なことは分かっている、ハッキリさせるためにもドライをつかまえなくてはならないと…」
「やっぱり唯は笑顔が一番似合うね」
セラフィーがプログラムの暴走と停止させることに成功した。バーチャルシステムのコントロールは全てバーチャルステーションで操作可能になった。虎鉄はエウロパ人を消そうと、データを抜き出してシュミレーションを開始する。
エウロパの質量を減らし生命が誕生しなくなるように設定する。するとエウロパ人が誕生しなくなり、敵対するスネーカーや、巨大レンズやカーテンが存在しなくなる。シュミレーションが終わると高密度物質やカーテンやレンズが存在していることになっていた。つまりバーチャル世界にはエウロパ人もスネーカーも存在しているのが正しい歴史だった。
「そんなわけないよ!僕達が誰かの思惑通りに生まれてきたなんて」
「事実は事実として受け入れるしかないだろう」
「私を元の世界に戻してくれないか?」
「私はここに帰ってくる…スネーカーが実在する以上放っていることはできない!進化の謎を解くためにも」
プログラムの暴走が止まったことで、ティルは自分の国へ帰ることができる可能性があるため、ジーンダイブさせたのだが、指定されたポイントがなく付近の時代に辿り着いた。
次回「脅威!スネーカーは実在する!」
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