ジーンダイバー33話感想「さらわれたパック」

ジーンダイバー32話

ジーンダイバー33話「さらわれたパック」の感想です。エウロパ人がスネーカーに襲撃され壊滅させられてしまった。生き残ったドライシックを発見し、接触を試みる。この世界は人間が作りだしたバーチャル世界であり、人間がPCに思い込まされている可能性があると判断したドライ。虎哲が人間ではなく、PCであることを認識するとパックをさらい海に逃亡してしまった。

さらわれたパック

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唯はパックを助けようと海へ飛び込もうとするが、虎哲とアキラが止める。エウロパ人にDNAはないため、位置情報を把握することができない。しかし、パックが一緒なら、どこにいるかすぐに特定できる。唯はパックのことを大切に思っている。危険だと判断したら、すぐに転送することが可能である。

モニタするとパックが観ている視点に切り替わる。字空間移動し別の基地に到着したドライ。唯たちもジーンダイブすることになり、唯は巨大なゴキブリを見て驚く。

「手荒なことをして申し訳ありませんでした」

「申し訳ないと思うなら帰してくれよ」

「どこへ帰ろうというのですか?」

「唯のところに決まってるだろう」

「何故です?あなたは記憶を消されたのですか?虎哲とかいうPCに記憶を消されたのですね?」

「思い出してください私達にはノーテイストの情報が必要なのです」

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パックは記憶が消された可能性があると装置に設置され、電気ショックで記憶を思い出させようとさせられる。あまりの衝撃的な映像に、唯は耐えられなく飛び出してパックを助けに向かう。パックは悲鳴を上げて意識を失う。

「虎鉄のいうことなんかもう聞かない!」

「ティル何やってんだ?早く唯を止めろ!」

「行かせてお願い!」

「唯が行っても溺れるだけだ私が行こう」

「ごめんねごめんね…もうあんなことさせたりしないからね」

「唯も人の話をちゃんと聞けよ!パックを飛ばそうと思ってたからそこにいろって言おうとしたんだぞ!」

パックを危険なことに巻き込んでおきながら、虎哲は何を自分勝手なことを言っているのだろう。唯に命令無視され、さすがのアキラも、ものすごい呆れた表情をしている。唯が怒ってしまうのも無理はない。

虎鉄はパックを唯の前に転送し、唯はパックを抱きしめる。虎鉄はしばらくドライの行動を監視することにして、虎哲はセラフィーにプログラムの暴走の原因を解明し止めようとしていた。虎鉄は自分にはできないが、セラフィーにはできることを悔しがっていた。

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虎鉄の行動に不満があるようで空気が重くなってしまった。説明をするが黙秘して誰も話そうとしない。虎鉄の質問に各自が答えて、自分のことを信用しているという言葉から涙を流す。

「言いたいことがあるなら、ハッキリ言ってくれ!唯?パック!お前はどうなんだ?」

「ドライのことをどう思っているんだ?」

「信じてなんかいないわ…パックの記憶を消したとか…」

「信頼していなければ、ジーンダイブを頼むような命を預けるような真似はできない」

「気に入らないようなところはあるけど信用はしてるよ」

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ティルの考えではドライはプグラシュティクのDNA情報が隠されていることや、スネーカーの正体を知っている可能性がある。その情報を全てパックが知っていると思っている。パックの記憶が消えているなら、その記憶を取り戻すことで、全ての謎が明らかになる。

次回「イクチオステガ救出作戦」

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