ジーンダイバー52話「絶体絶命!最強メカが襲う」の感想です。月面基地でマイクロメカの製造工場を破壊した唯たちは、モグラ型の戦闘実行体の襲撃を受ける。唯を庇いティルが腕を負傷してしまう。パックがセラフィーの居場所を特定し、アキラがナビで次のエリアに進むと、そこは戦闘実行体の製造工場だった。
絶体絶命!最強メカが襲う!
「戦闘実行体の工場か」
「この工場を破壊しよう歴史から消し去ることができるよ」
「オイラが待っていたチャンスが来たんだ」
パックはラインの制御部分に虎哲のプログラムを送りる。虎鉄の考えた切り札とは何なのだろうか?アームは武器に使えると1つ持って行く。
唯たちはムカデとモグラの戦闘実行体の襲撃を受けると、いつも強敵だった戦闘実行体が3機味方になってくれた。虎鉄の開発したプログラムは、唯たちを守るように命令を出していた。戦闘により1体の腕が破損してしまい、グラグラして今にでも機能が停止しそうな状態だった。
「大丈夫かな?あの実行体」
「機械が痛みを感じるわけがない」
「それはそうだけど…」
唯は調子が悪い戦闘実行体のことを心配していた。いつも戦っていた敵であり、ただの機械なのだが、誰にでも気遣いできる唯の優しさが伝わってくる。虎鉄も3機じゃなくて10機ほど製造すればよかったのに。部品ならいくらでもあっただろう。
セラフィーの反応がある場所は、隠し部屋になっていて、戦闘実行体が発見すると、見たことがないロボットが襲い掛かってきた。2機の実行体を瞬殺して、爆風で唯は吹き飛ばされる。
ティルとドライのレーザーを曲げて直撃を逃れた。変形して瞬間移動してドライが吹き飛ばされて倒されてしまう。唯はタイムブースターを使いアームを投げつけるが、回避されてしまった。攻撃、回避、防御と全ての能力が、今までの戦闘実行体とは桁外れだった。
ティルを庇って唯はバリアを展開するが、バーチャルステーションでは、唯の危険を知らせるサイレンが鳴り響く。動けなくなった唯を庇ってティルが刃で突き刺され吹き飛ばされた。パワードスーツのバッテリーに直撃したため、体は無事だと思うが、かなりのダメージである。
「なんでだよ?バリアが作動したのに」
「完璧な防御システムじゃない!バリアの能力を超えた力がかかれば、多少のダメージは来る…こいつは化け物か」
プグラシュティク編はバリアを何度も使用していたが、スネーカー編ではあまり使用していなかった。
唯はタイムブースターを使い回避するが、追い込まれてしまう。実行体の落ちていたアームを盾に、バリアを展開して耐えるが、このままではやられてしまう。モニタで、唯がやられるのを観ることしかできないアキラと虎鉄は諦めていた。
「虎鉄何とかしてよ」
「今のオイラには打つ手がない…」
「…もう駄目だ」
戦闘実行体の1機が、背後から最強メカの頭部を攻撃してカメラにダメージを与えた。この瞬間を狙って、唯はアームを投げつけ撃破することに成功した。虎鉄が戦闘実行体を味方にしていなければ、全滅させられていたにちがいない。
唯たちは倒れてしまい気絶する。突然ワープさせられると目の前にスネーカーが現れた。
次回「スネーカーの出現」
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