魔法つかいプリキュアMIRAI DAYS4話感想「ひすいの秘密」の感想です。ひすいの保護とアイルの捜索をするため、ナシマホウ界で過ごすことになったリコ&ひすいは、朝日奈家に宿泊することになりました。家族に歓迎されリコは嬉しく、そして自分の部屋が当時のままだったことを懐かしく思う。
ひーちゃんの反抗期
ひすいは要望が多く、みらいは相手をするのが疲れていた。リコに変わってほしいとお願いするのだが、言い出したのはみらいであると指摘される。リコはネット上にUPされていたアイルの画像を見ていた。
アイルはエプロン姿をしていたため、もしかしたら本屋の店員の可能性があると考えていた。するとリコのスマホをひすいが奪う。子供がスマホを扱う時は注意が必要であるとネットに記載されていたため、リコはひすいを注意するのだが、ネットの情報ばかりが正しいとは限らない。リコはひすいに言い返されてしまう。
はーちゃんが七変化した時や、魔法を好き勝手に発動させて、みらリコが疲弊した時が何度もありました。二人が母親代わりとしてはーちゃんを育てていたので、どこか懐かしい光景ですが、ひすいは言い返したりするので、こっちのほうが扱いにくいだろう。
「キュアップラパパ!石よ浮け…ほら!」
「はいはい…キュアップラパパ!石よ浮け…」
「遅い!もっとひーちゃんが浮かせてるようにして」
「魔法つかいごっこも大変ね」
「リコ頼むよ」
「あなたが言ったんでしょう…ひーちゃんの代わりに魔法を使ってあげるって」
「見せて」
「勝手に取らないでって言ってるでしょう!子供のスマホの扱いには注意が必要ってネットに書いてあったわ」
「なんで子供はダメなの?」
「ゲームにネットとか誘惑があるからってネットに出てた」
「ネットネットってリコのほうがネットじゃん!」
「ああいえばこういう…反抗期かしら?」
リコのスマホには、みらい、リコ、はーちゃんの写真がありました。学校生活、海、クリスマス。それにひすいは、自分とは全然似ていないと反抗します。
キュアスタで#助けて魔法つかいと投稿があり、困っている人がいると、みらいが出動することになりました。リコは周辺で観られているような視線を感じます。
魔法ガールの活躍では、火災現場や強盗を追いかけたりしていたことを話す。危険であることを伝えるが、ひすいは一緒に行動すると言う。目つき怖い。
少女からの依頼内容は、猫の捜索であった。年齢、性格など画像が添付されてあり、情報が明確だった。ひすいは少女と比較されたのが気に入らないのか?リコに突っかかる。リコは少女がスマホで依頼してきたので、保護者は知っているのか?子供のことが心配じゃないのかなど気にかけていた。
「私が引率するから」
「引率か流石先生」
「早く依頼を解決してあの人を捜さないと」
「ひーちゃんと全然違うって言うんでしょ?」
「そんなこと言ってないし」
「言わなくても思ってるよ」
「やっぱりパンケーキモフ」
「それを言うなら反抗期」
「どうなのかしらスマホで依頼とかは?親御さんはしっかり管理していないと…」
ひすいは、自分の方がすごいということを証明するために、意地になり猫を見つけると騒ぎ出す。写真を見ると依頼してきた少女って、もしかして最終回に登場したあの少女なのでは?
まほプリであの猫が登場して魔法をつかい会話することに成功する。結局みらいが魔法を使うことになります。ポストと会話しようとするが、生物ではないため無理だった。
「キュアップラパパ!猫よ話して…猫とお話…」
「はいはい…キュアップラパパ猫よお話しなさい」
「知ってるでも数日は見てないな…あって挨拶するくらいの間柄だし」
みらいとリコの喧嘩
市街地を捜索していると魔法学校の制服はとても目立ってしまい、周囲の人に見られてしまう。地味な捜索活動をするとは思わず、魔法学校の制服で出撃したのは間違いだったと反省する。ネットで魔法ガールって騒がれているので、みらいが魔法ガールであるとバレているのかもしれない。
「違ったな…この格好…まさかこんな地味な捜索をするとは思わなかった」
「魔法ガールだってバレてるんじゃない?」
「大丈夫!人前で魔法を使わなければバレないコスプレ好きな大学生ってことで」
「あの人すっごく見てるよ」
同級生のまゆみ&かなが、反対側の歩道にいて、かながマジマジとみらいを見ていた。みらいは慌てて帽子で顔を隠す。バスが通過したのと一緒に姿を消すのだが、まゆみはみらリコの姿を見ておらず、かなだけが騒いでいた。これは中学時代に、魔法つかいを見たと騒いでいたのと同じ状況と似ていた。
「かな!まゆみ?」
「みらいとリコだ!あれ今いたの!」
「本当に?どこ?」
「魔法つかいの格好したみらいとリコ、後はーちゃんそっくりな子も」
「この感じ懐かしいかも…」
リコは二人に会いたかったのだが、みらいの制服着て活動するのが問題だと指摘する。懐かし言い争いになりモフルンが止める。一旦落ち着いて情報をまとめ、みらいが自分のこれまでの活躍から、あることを閃いた。
みらい、絶対魔法ガールの仕事楽しんでいる(*^-^*)
「まゆみとかなずっと会ってないのに」
「この格好じゃ会えないって」
「制服着て活動するからこうなるんでしょう」
「喧嘩は止めるモフ!ひーちゃんが見てるモフ!子供の前で」
「子供じゃないし…もうお姉ちゃんだもん」
「数々の大事件、難事件を解決してきた魔法ガールみらいに任せて!」
リコはスーパーで猫の餌を購入しようとすると、ひーちゃんは大量のお菓子を持ってくる。タッチパネルのセルフレジなど2017年にはなくて進化した現代の姿が描かれている。
みらいは自分の制服が目立つということで、リコに買い物をお願いしていた。しかもひーちゃんのお菓子まで大量に購入するはめになってしまい、機嫌が悪くなっていた。でも買ってきてあげる優しく面倒みる性格は変わっていなかった。
みらいの考えるよりも動かなきゃという、計画する前に行動してしまう性格も変わっておらず、再び喧嘩かと思われたが、モフルンが止める。ひーちゃんはお菓子に夢中だった。
「ありがとう♪」
「ありがとうじゃないでしょ?なんで私が買いに行かされてるの?」
「この格好目立つから」
「はぁ?何が魔法ガールみらいに任せてよ」
「喧嘩は止めるモフ」
「ひーちゃんのおやつまで買わされるし」
「リコのおかげで事件解決だよ!大好きなおやつでおびき寄せれば」
みらいは猫に餌をあげておびき寄せようと考えていたのだが、公園には看板があり、猫に餌を与えないでくださいと、思いっきり記載されていた。みらいの計画は失敗に終わり、手当たり次第に猫を捕まえるしかなかった。
過保護
ひーちゃんはどうして魔法が使えないのかと悩んでいた。はーちゃんは中学生として帰って来た時に、高性能な魔法を使えていた。見守っているだけで何故姿を現さないのか?それは誰にも分からなかった。おそらく世界の均衡を保つためであると思う。
「なんで、ひーちゃん魔法使えないの?はーちゃん使えるんでしょう?どこにいるの?」
「分からないの」
「きっと見守っているモフ」
「見ているだけでこないの?ひーちゃんそっくりなんでしょう…はーちゃんなら分かるでしょう…どうして教えてくれてもいいじゃん」
「やっぱり誰かいる!この話は後で」
リコは誰かが見ていると感じて逃走した人物を追いかける。リコは魔法で風を発生させると、マントで姿を消していたのは、リコの父親であるリアンだった。リアンは考古学者であり、みらいとリコが伝説の魔法つかいプリキュアであることを知っている。校長の依頼で大いなる災い、リンクルストーンの調査を行っていることで、娘が伝説の戦士であることに驚いていた。
リアンはリコを見守っていて、リコが言うように過保護すぎるところがあるのは事実である。だが、父親としてみれば、教師になっても、大人になっても、プリキュアであっても、大事な娘であることには変わりない。リアンの気持ちも理解できる。
リコは自分が信用されていないのでは?もう大人になったのだから心配されたくないという気持ちも理解できる。
ひーちゃんがきつい口調でワガママ放題なのは、不安からきているものであり、側で見守ってあげたいと思っていた。それは大人が子供の成長を見守ることであることだが、ひーちゃんに話を聞かれてしまい、逃げられてしまった。
「いるのは分かっているわキュアップラパパ!風よ吹きなさい」
「見つかったか」
「お父様どうして?」
「警護だよ…ひすい君のね…アイルと名乗る者が狙っている…魔法界としても放っておけない」
「校長先生に頼まれたってわけね」
「自分から志願した…リコのことが心配だったし」
「ずっと見てなの?信用してよ過保護すぎるし、もう子供じゃないし」
「例え成人しようとも伝説の魔法つかいであろうとも、親からみたら子供だよ」
「とにかく警護は必要ないわ!ひーちゃんは戸惑っているから、そっと見守ってあげたいの」
「勝手に決めないで、守ってとかお願いしてないし、子供じゃないし!リコも嫌がってたじゃん子供って言われて」
「それは…待ちなさい!」
「リコなんか大っ嫌い!」
ひすいの秘密(はーちゃんの力)
ひーちゃんがぶつかった相手がアイルで、駆けつけたみらいが魔法で攻撃する。モフルンがフードを渡して、姿を消し逃走に成功する。魔法がバレてもひーちゃんを守るという言葉を聞いて、機嫌悪そうにしていた。
これから戦闘になるという場面で、かなが再び二人を目撃するのだが、フィールドに転送されたため、二人の姿が消えた。まゆみが見た時には何もなく、かなは本当であると騒ぎ出す。
リコも駆けつけピングダイヤスタイルのプリキュアに変身する。
「ひーちゃん逃げて!」
「魔法はバレたらマズイのによく使うよね?」
「バレても構わない!ひーちゃんを守るためなら」
「みらいとリコだ」
「招待しよう僕のフィールドに」
「いないじゃん」
「絶対いたの本当に本当にいたの」
「本当に懐かしいわ」
アイルはBLEACHに登場するミミハギ様っぽいカーペットを召喚する。マジカルはムーンストーンで攻撃を防ぎ、ミラクルはアクアマリンで水魔法で攻撃する。魔法発動時はリンクルステッキに、リンクルストーンをセットするのだが、1期ではセットされた状態からの発動だった。しかし2期では、リンクルストーンを手の平に召喚してからステッキにセットして発動するように描かれている。
ミラクルの攻撃は無効化され、全身を包まれてしまいアメジストで抜け出す。マジカルはガーネットで、アイルの足場を崩すのだが、魔法陣の上に浮遊している状態だった。
デウスマストは複数の眷族が合体した姿であり、順次目覚めていたのだが、全員で何人いるのか明かされていなかった。目覚めが遅かった者がいて、アイルのしもべと融合することで強大な敵が生成された。
「ここまで怒ることも分かっていた…そうでしょ?」
「ここからが劇的に面白くなる…二つのしもべの合作さ…かつて融合されなかったデススマストの眷族、僕のしもべと1つになる」
「この物語の結末を教えてあげるよ!プリキュア君達の命は、ここで終わる」
「二人がやられるなんて嘘だ」
「嘘か本当かはすぐに分かるよ」
ミラクルとマジカルは、握りつぶされ叩き落されてしまう。フィールド内には、フードを脱ぎ捨てた、ひーちゃんがいた。みらいが予知夢で見ていたのはこの光景とは違かった。サファイアだったが現在はピンクダイヤスタイルである。
ミラクルとマジカルは必死でひーちゃんを守ろうとする、その姿を見てアイルは親子だと話す。ひーちゃんはリコとリアンの会話を思い出し、自分のことを心配してくれていると知った。
「逃げて早く」
「ひーちゃんだけじゃ嫌だ」
「何があっても守るの!だから行って」
「まるで親子だ…そろそろピリオドを打とう」
「いじめるな!みらいとリコをいじめるなぁぁぁ!あっちに行けぇぇぇ!」
「嘘だったんだね…みらいとリコがやっつけられるって」
「嘘だ!頑張ったね今日の目的は果たせた」
自分のために戦ってくれている二人を守ろうと、ひーちゃんは翡翠色の魔法を発動させた。その瞬間、目の前に現れたのは、花海ことは(はーちゃん)だった。二人は手を重ねた。
召喚されていたモンスターは姿を消した。消滅なのか?転移されたのか?魔法を打ち破ったのか?みらいに見せた夢は嘘であり、アイルの目的は、ひーちゃんに魔法を発動させるための条件を作っていたのだろう。
アイルは、ひーちゃんの頭を撫でようとするとマジカルがその手を掴んだ。ミラクルが殴りかかろうとする。アイルは攻撃を回避し巨大な腕で反撃してくる。リアンは二人をサポートする。更にピングダイヤの能力が上昇し、二人はパワーアップする。これはひーちゃんの魔法なのだろう。
フィールドから脱出して、リアンは校長に状況を報告する。アイルはデウスマストの眷族の力を使用していた。そしてひすいが魔法を使用した。リアンは捜索していた猫を発見し、朝日奈家に置いてきた。
ひーちゃんは自分が魔法を使えたことを喜び、猫を召喚しようとする。猫はベランダで発見しされたが、これは魔法ではない。続いてジュースとお菓子をみらいに持って来いと要望し、ジュース出したら、リンゴ味がいいと買い物に行けと…なんて少女だ。
みらいは面倒になり、リコにお願いするが断った。
「キュアップラパパ!猫よ見つかって」
「流石にその魔法がどうかな?」
「ジュースも来いお菓子も来い…みらい」
「キュアップラパパ!ジュースよ来い」
「えーオレンジ?リンゴがいい」
「うちにはオレンジしかないし」
「キュアップラパパみらい買ってきて」
「ええ?リコ…」
「もうおつかいは嫌」
二人のママが子育てをする流れになってきたプリキュアです。親としての子を思う考え、子供としての考え、互いの理解や不満が描かれていました。こうしてみると朝日奈家は的確な対応だと思います。
次回「流れ行く歳月」
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