魔法つかいプリキュアMIRAI DAYS6話感想「真の目的」の感想です。ひーちゃんの成長を怪しまれないために、みらリコは、まゆの協力してもらい同棲生活をすることにした。アイルの居場所を知ったみらいは、図書館で出会うのだが、公園で話をする。
アイルはリンクルスマホンを、はーちゃんから奪っていた。アイルの目的は未来と過去好きな時間に移動することができる力を求めていた。条件を達成するためには、ひーちゃんの力が必要だった。これから魔法界で起きる出来事を予告し、明日決着をつけると言い残したアイルは姿を消す。
プリキュアVSアイル


魔法界ではアイルが攻撃を仕掛けてくる可能性があるため、先生たちを集めて迎え撃とうとしていた。そこには闇の魔法に関りのあるバッティもいた。映画みんなで歌う奇跡の魔法に登場したソルシエールが描かれている。本編最終回にも一瞬登場している。
「アイルとは一体何者なのですか?」
「闇の魔法の使い手としか分からぬ」
「闇の魔法、聞き捨てならないですね…それは」
みらリコは、魔法学校へ向かうため、ひーちゃんをナシマホウ界に残して、リアンが護衛することになった。ひーちゃんは一緒に行動しようとするが、みらいとリコの表情がいつもと違うため、指示に従った。ひーちゃんだけでなく、魔法学校を破壊される。はーちゃんの所在地も不明のため、今までに見せたことがない真剣な表情だった。
予知夢は、魔法界の魔法学校での決戦。ひーちゃんが連れていかれること。つまり、ひーちゃんをナシマホウ界に残して、みらリコが魔法界へ向かえば、未来を変えることができると考えて行動した。
「魔法学校をひーちゃんを守らないと」
「お父様と一緒にここで待ってて」
「嫌だ!ひーちゃんも一緒に行く」
「お願い!これから起こるできごとを変えるの、後はーちゃんのことも聞き出さないと」
「ひーちゃんが一緒でなければ、私達だけで魔法学校へ行けば起こる出来事は変わるはず」
「私達が見た未来はやってこない」
「私達で全部終わらせる!」
移動中にみらいは過去の夢を見る。中学の卒業式で、かな&まゆみ&そうたが、中学卒業したくない。入学時に戻りたいと大号泣していた。そのことをモフルンに報告していた。みらいのアルバムには、BBQ、海、リコの誕生日会、ハロウィンなど思い出がたくさんあった。本編ではありませんが、映画奇跡の変身キュアモフルンの時の服もありました。
リコとはーちゃんがいなくなり、泣いてばかりだったみらいは、もう泣かないと話しているが、モフルンを抱いて涙を流していた。
楽しい時間、戻れない時間、あの頃が懐かしいと、戻りたいと願う気持ちは誰にでもある。
「戻りたいな…この頃に…」
「嫌だ…もう別れるのは…リコ、モフルン絶対に、ひーちゃんを守ろう!そして、はーちゃんにまた会おう!」
みらいの様子が変だと気が付いたリコは声をかける。


突然の奇襲で、ほうきから手を放してしまったリコは落下する。みらいが手を伸ばし着地に成功する。アイルが攻撃を仕掛けてきたので、ピンクダイヤスタイルに変身した。魔法界での決戦のはずが、ナシマホウ界で起きた。
予知夢ならサファイアスタイルでの決戦だったので、ピンクダイヤスタイルに変更して未来を変えようとしていた。
「やっときたね…今日この時が最終章に入るとしよう」
「どうしてあなたが?」
「魔法界のはずじゃ…」
ミラクルはタンザナイトの光で目くらまし、マジカルはガーネットで地面を破壊する。無数の触手で攻撃を防ぎ反撃され、ほうきが破壊されて飛行不可能になる。手に持っていたお香が光り出し、煙の中から魔法学校をモチーフにしたモンスターが出現した。ムーンストーンで防御するがダメージを受けてしまう。
「いいぞプリキュア!僕が見た未来そのものだ」
「そろそろ眷族が燃え尽きる…ここから始まる…現れるぞ僕のしもべが!」
「どうして魔法学校が?」
「僕の思い出さ、しもべは僕の思い出から現れるんだよ」
「もうすぐだ僕の望が叶う時が」
「あなたの望ってなんなの?」
「好きな時間に自由に飛べる力…それば僕の望」
好きな時間に移動することができる力を求めて、表情から本気であることを伝わってくる。
教頭は校長に、二人はカタツムリニアに乗車していないと報告する。連絡を受けたリアンは巨大な光の柱から竜巻が発生しているのを見て、ナシマホウ界で戦闘が起きていることを知った。
ミラクルは自分の見た夢が魔法学校の建物だったが、それがこのモンスターであり、ナシマホウ界での出来事なのかもしれないと思っていた。このまま進めば夢の通りに倒されてしまう。
ひーちゃんはリアンの制止を振り切り、魔法で攻撃する。家を飛び出して現場へ走る。
真の目的


モンスターは上昇して街を破壊しようとしていた。ピンクダイヤスタイルでは飛行できないため、サファイアスタイルに変身した。夢と同じ状況になるようにアイルが仕組んでいたのだ。飛翔したプリキュアは攻撃で落下を止めようとしていた。
サファイアスタイルめちゃくちゃ素敵で色っぽい。中学時代の時もそうだったが、大人ver素敵すぎる♡
「止めてみせろプリキュア」
「こうなったら、キュアップラパパ!サファイア!」
「待ってたぞサファイア」
「あんな未来変えてみせる」
「時間は本に似ていると、本の結末は決まっている…起こる出来事は全て変えられないんだ。未来なんて残酷なものさ、滅亡へと進むだけ、ただ老いて行く。最終的には死が待ち受ける」
「そんなの詭弁だ」
「昔に戻りたい一度は思ったことがあるだろう?」
未来は決まっていて未来を変えることはできない。みらいの祖母が老化していく姿が描かれ、アイルの言葉でみらいは自分が思っていたことを言われてしまった。それはリコたちがいなくなってしまった時、一緒に過ごした楽しい時間に戻れたらいいのにと。
「戻りたいなこの頃に…」
みらい、リコ、はーちゃんの中学卒業写真を見ていた。だが、それはおかしい。何故ならリコ、はーちゃんが帰ったのは、卒業式する前のことであり、一緒に卒業式をすることはできなかった。
動揺したミラクルにマジカルは声をかける。
この決戦時に、動揺して冷静な判断をできなくして倒すために、アイルは二人に闇の魔法を授けていた。はーちゃんは、ひすいに思いを託して亡くなったことを言われ、激しく動揺する。
まさか…はーちゃんが倒されてしまったというのか?だからリンクルスマホンを奪われ、自分そっくりの、ひーちゃんを作ったと…
「その動揺、この瞬間のために君達に未来と過去を見れる力を授けたんだ」
「僕は人々に与えようとしているんだ人生という物語を、好きなページを来る力を、君達だって、ことはと再び会えるんだろう」
「ことははね、ひすいに力を与え、その役目を終えたんだ…」
「嘘だ!ありえない」
「もうすぐ終わる全てのピースは揃った」


フィールドを突破して、ひーちゃんが到着してしまった。風で引きと飛ばされるアイルの犬。ひーちゃんはこの状況で更に成長する。みらいが付けてくれた蝶のリボンが取れる。ひーちゃんの力でプリキュアはモンスターを打ち破った。
限界を超えて倒れてしまうプリキュア。フィールド内にモンスターの破片が落下し塵が降り注ぐ。
ひーちゃんは捕まってしまい、ことはを復活させるためにひーちゃんが必要であること。スマホンが、はーちゃんを眠らせて守っていたため、利用方法を変えると、はーちゃんを封印することが可能であること。つまり亡くなっていないということ。マザーラパーパの力が目覚めるまで時間がかかること。ラパーパ→ことは→ひすいと新しい命を作り出すことができるということ。
「君達が見たみらいだ!ことはは倒れ、ひすいの命を託した。かつてマザーラパーパがことはにしたように、その意思を受け継がせたようにね」
「ラパーパの力の覚醒には時間がかかりすぎる。ことはがそうであったように」
「君は特別な存在、杖は必要ない…ことはを蘇らせるために、その体を使わせてもらうよ」
「スマホンは赤子のことはを眠らせていた。掴用によっては眠らせ封印することもできる」
スマホンの中にはーちゃんがいることを知り、プリキュアは立ち上がった。周囲の風を利用して飛行し、サファイアの能力を引き出していた。アイルの腕を掴んだ瞬間に、アイルの思い出が流れ込んできた。
アイルの母親は魔法界出身で、魔法学校に通っていた。アイルは生まれも育った世界もナシマホウ界だった。魔法のことを知っていて、代わりに魔法を使ってあげると言われていた。だが、母親は亡くなってしまっていた。
捕まっていたひーちゃんが、はーちゃんに入れ替わっていた。振り向くとモフルンが抱っこしてた犬に異変が。アイルの掛け声で、犬は赤いビームを発射してアイルの体が変化した。更に犬は凶悪な表情へと変化し巨大なモンスターとなり姿を消す。
「眷族の力も尽きた…」
「はーちゃん!」
「ミラクル!マジカル止めるのは彼じゃない!」
「時の魔獣クロノウストよ…解き放たれよ!僕を過去へといざないたまえ」
フィールドが解除されると、ひーちゃんの姿は何処にもなかった。ひーちゃんは、はーちゃんの意思から誕生したもので、どちらかしか存在できないのかもしれない。
次回「時をつかさどるもの」
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