わんだふるぷりきゅあ39話「ニコエボリューション」の感想です。プリキュアハロウィン回ということで、全員が仮装して登場します。人間と動物が楽しく過ごしている姿を見て、ニコ様は人間の姿に戻ることができました。同時に楽しい声がガオウにも届き、復讐するために行動開始する。
「はい!お菓子あげま~す」
「聞こえる…人間達の笑い声が…」
「二人はウサギの格好だね‥似合ってる!お似合い」
「見てこむぎの仮装なんだ?」
「犬でしょ?」
「狼!」
犬飼家はハロウィン仕様にしておもてなししていると、まゆ&ユキが猫のコスプレでやってきました。いろはと悟はウサギの格好をしていたため、冷やかすのでした。まゆちゃん人見知りで引っ込み思案だったのに、初期段階と性格が全然違う。いろはたちと出会い、ここまで変化するとは。
こむぎは狼の格好をしていた。
ニコエボリューション
蟹江と熊と猿も参加しているとメエメエが発見され、モフモフされる。ハロウィンなので着ぐるみだと思われて、一緒に遊んでいる。ニコは、みんなが笑顔で楽しく過ごしている様子を見て、とても幸せだった。ダメージを受けたニコダイヤも修復され、輝きを取り戻した。
ザクロは神社に帰還するとガオウが復活していることを知り捜索する。
ガオウはアニマルタウンを偵察していた。こむぎは狼の格好をしている人を発見し、声をかけた。ガオウであることを知らずに。
ガオウはこむぎのことを無視していたのだが、あまりにもしつこくされるので、吠えることを遠吠えだと教えた。こむぎは疲れて倒れてしまい、犬の姿に戻ってしまった。
「おーい狼さん見て見て私も狼だよ…お揃いだね」
「わお~ん!って狼は鳴くんだよね?こういうのなんて言うんだっけ?」
「遠吠えだ…」
「遠くへいる友達への呼び変えなんだよね?」
「狼は…仲間はもういない」
「のどカラカラ…ちょっと疲れちゃった」
こむぎは夕方になっても戻ってこなかった。いつもはいろはと行動するのだが、今回は別行動だった。いろははこむぎを捜索する。
ガオウは、こむぎを連れて川で水を飲ませてあげる。ガオウには動物たちが寄ってきて落ち着いていた。その様子を見て、いろはと同じようだと説明する。
「いろはと同じわん」
「お前犬なのに、何故人間の姿に?」
「いろはとお話したくて、鏡石にお願いしたんだわん」
「鏡石に…」
「狼さんもお願いあったら鏡石にするといいよ」
「俺の願いは…」
いろはと悟が迎えにきてくれたのだが、犬の状態で言葉を発したことを注意した。ガオウは人間と仲良くしようとするこむぎを見て怒り出す。いろはたちも狼の姿を見てニコガーデンを襲ったガオウであることを知った。
「何故?人間にすり寄る?人間は欲深く冷酷な生き物だ…信じてはならぬ…」
「そんなことないわん」
「そうか…お前達がプリキュアか?我が放った黒き獣たちをことごとく鎮め、邪魔をするもの共」
「我らの邪魔をするものは許さぬ!」
まゆたちも駆けつけるが、ガオウの力でパクトを封じられてしまい、変身することができない。ガオウの攻撃を相殺したのはニコ様だった。いろはたちの前で人間の姿に変身し、ガオウを説得する。
「そこまでです」
「やはり来たかダイヤモンドユニコーン」
「あなたともう一度話したいと思っていました…人間は身勝手で残酷な生き物、あなたが言うように私もそう思っていました…でもこのアニマルタウンの人々は違います…動物たちを大切にして、共に仲良く暮らしています」
「今はそうでも、いずれ裏切る…人間はそういう生き物だ」
「あなたが人間を恨む気持ちもわかります」
「これ以上話すことはない!我の願いはただひとつ…仲間の無念を晴らすために、人間達に報いを与える」
ガオウは人間に復讐するため、話を聞く状態ではなかった。ニコガーデン襲撃時に、破壊したニコダイヤを回収し、怒りで染め上げて動物たちをガオガオーンに変化させていた。
ガオウの攻撃を受けて、こむぎがガオガオーンに姿を変えようとしていた。いろははこむぎを抱き、説得を試みる。ガオウの攻撃をニコ様が防ぎ、いろはの声がこむぎに届いて、ガオガオーン化するのを防ぐことができた。いろはだけではなく、狼の遠吠えがこむぎに届いた。
「い…ろ…は…」
「目を覚ましてこむぎ!」
「牙をむき雄叫びを上げろ!」
「させません!こむぎ呑み込まれてはいけません!」
「我の力をはねのけるとは…」
ガオウは力を消耗してしまい、パクトが正常に戻りプリキュアに変身した。ザクロが駆けつけ、コウモリをガオガオーン化させる。ザクロは空間を暗するのだが、ワンダフルとニャミーには効果がなかった。
ワンダフルとニャミーの指示で、前面にバリアーを展開し、上空にリリアンネットを発射してガオガオーンを捕獲する。合体技エターナルキズナシャワーで浄化に成功する。
力を消耗し、ニコ様も人間から動物の姿に戻ってしまった。ニコ様も最初は、いろはたちのことを信じていなかったのだと思われる。ニコガーデンではなく、アニマルタウンにやってきたのは、人間を信じていいのか判断するためだったのだろう。
「私は人間を信じます…そしてプリキュアと共にあなたを止める!」
「ガオウ仲間の無念を晴らすためだとしても、罪のない生き物たちを傷つけることは許されません」
「時が満ちた時、お前達の世界は終わる」
「待ってガオウ…」
ニコ様は息を吹きかけて、コウモリを元気な姿に戻す。ガオウはザクロと共に姿を消すのだが、時が満ちた時とは、今後、アニマルタウンに何かが起こるのだろうか?動物の一斉ガオガオーン化など、怨念が暴走する可能性も考えられる。
ニコ様は人間の姿になると、かなりの美少女である。ここからプリキュアに変身するのだろうか?
次回「ワンニャン大事件」
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