わんだふるぷりきゅあ44話感想「たくさんの幸せ」愛犬との別れ

わんだふるぷりきゅあ44話

わんだふるぷりきゅあ44話「たくさんの幸せ」の感想です。マダム3人組のお鶴さんの愛犬フクちゃんとの物語である。18歳の老犬であるため、サブタイトルでなんとなく予想していたが、悲しい結末を迎えてしまう。感動の神回であることに間違いはない。正直泣いてしまった。

たくさんの幸せ

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通学途中に散歩していたお鶴とフクちゃんと出会う。家に来て18年であり、お祝いをしようと計画するのだった。ニコ様はフクちゃんの姿を見て何かを感じていた。

人間なら88歳くらいである。いろはの幼い時から知っていて、みんなが協力してくれることになりました。プレゼントはブランケットにする。

若い頃のお鶴とスズと呼ばれる犬の写真があった。悲しい思いをするなら犬は飼わないと言っていた。

18年前、譲渡会(飼い主がいない犬に新しい家族を紹介する手伝い)で、人間が怖くて触れ合えない犬がいた。その犬はお鶴を見ると寄っていき、それが二人の運命の出会いだった。それから元気になりました。

祝福するためにお鶴の家にやってきたのだが、フクちゃんは起き上がれなくなっていた。雨が降り出し、フクちゃんに異変が起こり始めた。

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トラメは最強のガオガオーンを召喚した。ティラノサウルスだと(>_<)ニコガーデンには絶滅した動物もいたが、まさか恐竜まで生息していたとは。肉食動物の中で最強であるため、市街地に到達したら被害が拡大してしまう。森林の中で被害を抑えようとプリキュアに変身する。

4層のバリアを一撃で貫通するため、防ぐことはできない。攻撃力が高く、アスファルトがえぐられてしまう。山の方へ誘導することに成功する。

お鶴はフクちゃんを病院に運ぼうとしていたが、道路が壊れていて進むことができなかった。

ニャミー&リリアンはクマのサポートで攻撃力UPして抑え込む。しかし、尾で叩き潰されニャミーが倒される。リリアンも口で吹き飛ばされ木に激突。二人が戦闘不能になる。

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トラメは雨の中で困っているお鶴の姿を見つけて声をかけた。残り時間が少ない犬と飼い主の事情を知り、ガオガオーンに停止の指示を出す。人間が犬を助けたいという気持ちを理解し、プリキュアと遊ぶよりも、今日であった人間と犬のために動いたのだ。

「必ず陽子先生のところへ連れて行くからね」

「おい!どうしたんだコイツ」

「この子はもう長くないの…病院に連れて行きたいのだけど道が…」

「みんな逃げて!」

「止まれ!」

「ほら行けよ…ちっ…つまんねーの」

動きを停止したガオガオーンを合体技エターナルキズナシャワーで浄化する。フレンディはお鶴の走っている姿を目撃した。

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陽子は診察後、フクちゃんとの別れの準備をするように、お鶴に伝える。家で一緒に最期を迎えることが幸せだろうと帰す。いろはは状況を理解していたが、動揺してニコ様の力でどうにかできないかと相談する。ニコ様がフクちゃんを見た時に異変に気が付いていたのはこのことだった。

いろは自身も本当は理解している。命は無限ではなく終わりがくることを。そしてフクちゃんの命は残りわずかであること。

「今夜は越せないかもしれません…お別れの準備をしてください…」

「お別れって?なんとかできないの?本当に何もできないの?」

「今ならまだ家に帰れる…お鶴さんと一緒に暮らした場所で、過ごすことが一番良いと思うの」

「ニコ様ならフクちゃんを助けられるんじゃ…」

「いろは!あなたも分かってるだずだよ?」

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お鶴の家で、まゆはブランケットを渡す。こむぎはフクちゃんの言葉を伝えると、お鶴は泣き出す。フクちゃんしか分からないことをこむぎが知っている。つまり、こむぎが動物の言葉を理解していること…

ニコ様はフクちゃんの願いを知った。フクちゃんは立ち上がり、お鶴の顔を舐めて涙を拭いた。ニコ様が最後に力を貸したのかもしれない。

「フクちゃんありがとうだって、そうなんだ…この座布団、初めて家に来た時にプレゼントしてくれたのだって」

「こむぎちゃんフクちゃんの言ってること分かるの?」

「お散歩いっぱい連れてってくれてありがとうだって、歩けなくても楽しかったって」

「フクちゃんあなたと一緒に暮らせて、とっても幸せだったわ…毎日が本当に楽しかった」

「それがあなたの最期の願いなのですね…」

「お鶴ちゃん大好きだって」

「私もよこれからもずっと…」

「眠たいから抱っこしてって言ってるよ」

「ありがとうフクちゃん」

フクちゃんのフクは幸福のフクである。亡くなったことを確認して、お鶴は、いろはに感謝の言葉を伝えるが、いろはは何も答えなかった。愛犬との別れ、それはいつか自分も経験することである。いろはは、こむぎとの別れを考えたのではないだろうか?

今回すごい悲しい物語であるが、朝からすごいテンション下がってしまった。一緒に過ごしてきた動物との別れ、亡くなった猫や犬のことを思い出してしまった。

次回「ずっとずっと友達」

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