太陽の勇者ファイバード44話「俺たちの使命」の感想です。夢見が島であるゴミ処理場で火災が発生した。消火作業しているガードファイヤーのところにガードウイングがやってくると喧嘩をしてしまう。これがまた面白い話になっている。宇宙警備隊の仲間割れで口の悪い者同士が争いだす。
夢見が島
「ただのゴミの山じゃねーか地球人の言葉のセンスはどうも分からねーな」
「おい関心してる暇があるなら手伝えよ」
「手伝えだ?それが人にものを頼む言い方か?」
「なんだと貴様!」
「火を消すのはてめぇの仕事だろ?頑張るんだな?どうせゴミなら燃えるに任せとけばいいのに」
ゴミを瞬間冷却して凍らせてしまう機械を開発したのだが、氷が溶けてしまったら元も子もない。この発明品こそがゴミだったのだ。ドライアスのシュラは夢見が島から有毒ガスを発生させるカプセルを発射し街にばらまくのだった。ゴミを高熱で発生させた神経ガスを生成していた。塩素と一酸化炭素が含まれていて、美子と火鳥が救助にあたる。
各地で被害が発生し宇宙警備隊全員が出動してポッドの回収をする。ガードウイングに連絡しようとするとガードファイヤーが文句を言い始めた。ファイバードはガードウイングにカプセルの発射元を探すように依頼する。
「カプセル探しで大忙しか?誰が一番早く集めるか競争してるみたいだぜ」
「なんだその言い方は?俺たちはチームじゃないか!お前ひとりで勝手な行動をしていいと思ってるのか?」
「この俺様に説教か?」
「全然分かってねーな!ハッキリ言うが俺はお前とは組みたくない!」
「俺は別にお前と好きで組んでるんじゃない!臨むところだ」
俺たちの使命
博士はカプセルの発射地点を推測するとそこは夢見が島だった。メカ獣の攻撃をガードウイングが撃ち落とすと毒ガスが発生し火災も燃え広がってしまった。そこへガードファイアーが駆けつけ喧嘩になる。
「あの野郎連連絡もしないで何やってるんだ?なんだこの火事は?」
「グダグダ行ってないで火を消しやがれ、火を消すのはてめぇの仕事だろ?」
「貴様になんか任せられん!奴は俺が倒す」
「生意気な」
サンダーバロンはカプセルを博士の元へ届けて中和剤を作る。火災現場で倒れている人を救助するファイバードだがガードウイングとガードファイヤーは喧嘩したままシュラのメカと交戦する。ガードレスキューがケンタと人々を運ぶ。
「毒ガス増やしてどうするんだ?」
「これ以上火事広げてどうするんだ?」
「何やってるんだあの二人!仲間割れしている場合か?」
「偏屈野郎を何とかしてくれよ」
「偏屈野郎だと?」
ガードスターが喧嘩の仲裁に入るのだが、フォーメーションの指示を無視して争う。スターブラスターで二人を撃つのだった。二人を殴り説教するのだった。
「馬鹿野郎!いい加減に目を覚ませ!貴様もだ!」
「貴様同じ宇宙警備隊を殴るとはどういうことだ?」
「同じ宇宙警備隊だと?ドライアスと戦うのも大事だが、地球の人々を守るのことを俺たちの大事な使命だということをお前ら忘れたのか?」
グレートファイバードのフレイムソードを払われてしまい効果がなかった。毎度同じ必殺技で倒されることを学習したシュラは賢くなったようだ。火災を鎮火させるためにケンタは博士の発明を思い出し凍らせる作戦を閃く。スーパーガーディオンに合体しブリージングトルネードで全て凍らせることに成功する。
宇宙警備隊が合体しギャザウェイブラスターで撃破するのだった。勇者エクスカイザーでも一斉射撃する合体技ギャザウェイビームがあったが、ファイバードでも今回限りの技となった。ゴミの誘爆を防ぐためにバリアを展開し最小限に抑えた。
「みんな今期あのことは本当にすまなかった。勝手なことをしちまったせいで迷惑がかかっちまった!」
「勝手なことをしたのはおめぇだろ?」
「お前は、せっかくこっちが折れてやったんだから少しはかわいげのあるところを見せろよ?」
「本当は仲のいいところを見せてくれよ指切りとか」
ファイバードの指示で指切りするように言われて仕方なくするのだった。
次回「ブラッククリスマス」
コメントを残す