ひろがるスカイプリキュア2話「ヒーローがおうちにやってきた!」の感想です。スカイランドで誘拐事件に遭遇したソラ・ハレワタールは、エルちゃんを保護して、別の世界ソラシド市にやってきました。そこで出会った少女、虹ヶ丘ましろに状況を説明していると、エルを追ってきたカバトンがランボーグを召喚して暴れる。ボロボロになるソラは、エルちゃんの力を借りてプリキュアに変身します。ヒーローガールキュアスカイが誕生した。
キュアスカイは必殺技でランボーグを浄化してカバトンは退却する。街は平和を取り戻し、破壊されたものは修復されていました。サイレンが聞こえてきたので、この場から去ろうとします。無事にエルちゃんを守ることがソラは、ましろに案内されて虹ヶ丘家に向かいます。
「怪我はありませんか?」
「あなたこそ?ソラちゃんあなたってヒーローなの?」
「うーん…私にも分かりません」
「ソラちゃんいい感じに本当にごめんなんだけど、めっちゃ注目されてる」
「みなさん安心してくださいもう安全です」
「お騒がせしました…」
ヒーローがおうちにやってきた
ましろの家は大きな城のようで、ソラは驚いていました。玄関のドアが開くとおばあちゃんが出迎えてくれました。ましろは大雑把に事情を説明するのだが、おばあちゃんは受け入れてくれました。このおばあちゃんは、魔法つかいプリキュアのみらいのおばあちゃんと同じタイプで、事情を知っているようでした。
「ましろさんのおうち、もしかしてましろさんってこの世界のプリンセス?ましろ姫ですか?」
「そんなんじゃないよ…ついお家まで連れてきちゃったけど、これからどうすればいいのかな?」
「ましろさんお帰りなさい」
「おばあちゃん!これ絶対信じてもらえないと思うけど聞いて!この子たちが空の上からぴゅーって!それからモンスターがドカーンって」
「大変だったわね…おあがりなさい」
「自分で言うのもなんだけど、今の説明でOKなのおかしくない?」
「お邪魔します」
スカイランド、ソラシド市、エルちゃん、プリキュア分からないことだらけだが、エルちゃんを家に帰してあげるのが優先だと声を上げてしまうと、エルちゃんは驚いて泣き出してしまいました。ましろが笑わせようとしますが、パニックになります。お腹が空いているのでないかと、ミルクを買ってこようとしますが、おばあちゃんがアドバイスします。
「スカイランド…別な世界があるなんて信じらないよ」
「私も別の世界にいるなんて信じられません…それに自分がキュアスカイに変身したこと」
「その不思議なペンはなんなんだろう?それにプリキュアってなんなんだろう?お部屋の百科事典にプリキュアのことなにか載ってない?」
「私のことより、この子をおうちに返してあげる方が先です。ヒーローは泣いている子供を絶対に見捨てません」
「もしかしたらお腹が空いているのかも?」
「ミルク買ってくる!でもミルクってコンビニで売ってるの?味の種類とかあるの?」
「キッチンの下に粉ミルクとマグがあるわ。ミルクは人肌で…」
「おばあちゃんどうしてうちに粉ミルクとマグがあるの?」
「おむつだってあるわよ」
ソラはエルちゃんにミルクを与えてげっぷをさせます。ソラは、年の離れた弟がいるので赤ちゃんの世話が慣れていました。何故ミルクなど赤ちゃんのお世話するものが揃っているのでしょうか?こうなることが分かっていて事前に準備していたのでしょうか?
ソラは虹ヶ丘家にお世話になることになり、助けてくれたましろに対して感謝の気持ちを伝えるのだが、姫を守る騎士ではなく、友達になりました。ソラは嬉しかったようで笑顔になり、説明を受けている途中でベッドに寝てしまいました。誘拐事件から異世界へ渡り、プリキュアに変身して戦闘、かなり疲労が溜まっていた様子です。
「出会いに偶然はない。人と人が巡り合うこと、それはいつだって必然、運命、物語の始まり。あなたの世界に戻る方法が見つかるまで、2階の空いている部屋を好きに使いなさい」
「あのましろさん、この部屋本当に使わせてもらっていいのでしょうか?」
「いいんじゃないかな多分」
「私できるだけ早く出て行きます。家のお手伝いも、だから…」
「大丈夫だよ」
「ましろさん今日の御恩は決して忘れません。ソラ・ハレワタールはましろさんを守る騎士となり、全身全霊忠義を尽くし、あなたをお守りします」
「時代劇かな?騎士とかいらないよ…そうだ!お友達からお願いします」
「はい!」
「着替えは私のジャージでいいかな?ちゃんとしたのは明日買いに行こう。もし足りないものがあったら私隣の部屋にいるから…秒速すぎるよね…おやすみソラちゃん」
買い物
ソラは目を覚まして窓を開け空を見上げます。ましろはエルちゃんにミルクを与えげっぷをさせます。ソラは朝食を食べると、魚がとても美味しかったようで、デリシャスパーティプリキュアの華満らんのような口ぶりです。そして梅干を食べて…魔法つかいプリキュアで十六夜リコが、梅干し食べた時など、歴代プリキュアを思い出させるような展開が詰め込まれています。
「うま~!なんですかこの魚!臭みがなくて歯ごたえプリプリ、甘みがふわ~っと口の中に広がって、目の前に大海原が広がるようです!」
「うめぼしはハードル高めだったかな?」
ましろは昨日の買い物ができなかったので、ソラと一緒に出掛けることになりました。カバトンがまた襲ってこないか心配していたましろですが、ソラは守ると意気込みます。しかし携帯電話の着信音に驚いてしまいます。
「昨日襲ってきた奴ザブトンだっけ?カツドンだっけ?」
「だいたいそんな名前だったと思います」
「まだその辺にいるのかな?ばったりでくわしたらどうしよう?」
「私が追い払います安心して私に任せて…ふえ!」
「任せちゃって大丈夫かな?」
「たとえ火の中水の中、ヒーローはどこにいても冷静珍弱でなくてはなりません」
SORASHIDO MALLにやってきましたが、建物の中に市場があったり、階段がエスカレーターで、ロボットに驚き警戒します。ソラは赤と緑のジャージどちらにするか迷っていると、ましろがツッコみます。そしてましろに選んでもらうことになりました。ソラは青と白と紺色の服を購入して着替えました。かなり気に入っているようで笑顔になってました。
「ましろさん離れてください!これはなんだか怪しげです」
「どっちのジャージにするべきでしょうか?」
「ジャージ以外の選択肢があってもいいんじゃないかな?」
「その考えはありませんでした…ましろさんお願いがあります。私の服を選んでくれませんか?どんな服がいいのかわからなくて」
「任せて」
「どうすればヒーローになれるんだろう?小さい頃からそのことばかり考えていて、服のことまで気が回らなくて、似合ってますか?」
「本当だよ」
本物のヒーロー
ましろはソラがヒーローに憧れている理由を聞いてみました。ソラは幼い頃に、行ってはいけない森に迷い込んでしまい泣いていると、ヒーローが助けてくれました。憧れがありトレーニングをしてメモを記入することを徹底しました。このヒーローが、もしかしたらましろのおばあちゃんなのではないだろうか?
「聞いてもいい?ソラちゃんはどうしてそんなにまでしてヒーローになりたいって思ったの?」
「本物のヒーローを見てしまったからでしょうか」
「あの日、私は本物のヒーローに出会ったんです!あの人みたいになりたい、そのために毎日とレーニングをしてヒーロー手帳をつけて」
「あの手帳そんなに大切なものだったんだね」
カバトンがハンバーガー店で無銭飲食していました。ソラとましろを見つけると名前を間違われて怒り出します。エルちゃんをまだ狙っていたが、昨日の復讐をしようと自動販売機のランボーグを召喚します。おばあちゃんは鏡を通してソラたちの姿を見ていました。どうやらエルのこともスカイランドのことも知っているようです。
「お前ら」
「ザブトン?」
「ザブトンじゃないのねんカバトン」
「性懲りもなくまた悪いことを、許しませんよカツドン」
「カバトンだって言ってんだろ?わざとか?」
「何故あの子を選んだのです?プリンセスエル…今はエルちゃんでしたね…」
「憧れのあの人の背中は、はるかに遠いでも、今はヒーローの出番です!」
ソラはキュアスカイに変身して、ましろを抱えミサイルを回避します。パンチを叩き込んで、連続パンチからキックを命中させる。大型ミサイルを受け止め投げ飛ばす。必殺技ヒーローガールスカイパンチで浄化することに成功します。カバトンは2度目の敗北でビビり退却します。
ましろはソラをプリティホリックに連れて行き、手帳をプレゼントします。ヒーローに憧れたソラがヒーローとなり、ソラを見たましろがヒーローに憧れるという連鎖が起こり、物語が始まりました。
「良かったまだ売り切れてなかった…どうかな?」
「どうかなって?」
「これヒーロー手帳の代わりにならないかな?かわいいでしょう?発売前からチェックしててお小遣い貯めてたんだ。でも今これ必要なのはソラちゃんって感じするからプレゼントさせて」
「もらえません…どうして?」
「本物のヒーローを見ちゃったからかな」
次回「シクシクホームシック!泣かないでエルちゃん」
コメントを残す