ジーンダイバー8話「人類の起源へ」の感想です。プグラシュティクは25万年前のエチオピアでミトコンドリアイヴを狙っていた。人類の母であるイヴを殺害されてしまったら、現実世界でも影響が出てしまうため、唯はイブを守るために出動する。3戦士のうち、1人は虎哲がワープさせ、1人を唯がタイムブースターで倒すが、リーダーがイヴに攻撃を仕掛ける。
人類の起源へ
「あああああああああ!」
「そんな…」
「イヴが死んだ…虎鉄…僕消えてないよね?」
「そうか…イヴは1人じゃなかったんだ」
「プログラムの暴走といい、今回のことといい、得体の知れない者にもてあそばれてるみたいだな…」
イヴは殺害されてしまったが、現実世界に影響はなかった。人類の起源は、25万年前のアフリカのイヴを共通の祖先とする単一起源説と、人類が各地で進化してきたという他地域新仮説があり、どちらが正しいか明かされていなかったが、他地域新仮説が正しいと思われる。
虎鉄はバーチャル世界の人類の消滅を調査したが、消滅していなかった。本来ならイヴが殺害されたことで、子孫である人間が大量に消えるはずなのだが、消えた形跡がなかった。
子供向け番組だが、今回は、かなりグロい感じである。仲間が来るため、唯はその場から離れる。虎鉄の指示でパックはイヴの毛を採取した。
「ごめんなさい…あたしがもっとが頑張ってたら…」
「唯のせいじゃないよ」
「もとはと言えばあたしのせいだわ…プグラシュティクがバーチャル世界に入るきっかけを作ったのはあたしだもの」
「そんなに責任感じることないって」
唯はとても責任感があるため、自分がヘミキオンに接触しなかったらプグラシュティクは誕生しなかった。守らなければならなかった命を守ることができなかった。自分が悪いと責任を感じるのだが、アキラはお調子者で、悪いのはあいつらだと否定する。いや、時間進めたのはアキラだから、責任が重いのはアキラではないか?
虎鉄がワープさせたプグラシュティクのデータが消えてしまった。情報を掴まれたことを知り、遺伝子情報を組み替えた可能性が高い。もうワープさせたり追跡することができなくなってしまった。
「あいつらの毛を拾ってきてやったぞ」
「文句言いながらも、まめに働く君が、オイラは好きだな」
何かと協力してくれるパックに対して虎哲は褒める。今回初めての感謝の言葉なのかもしれない。いつも感謝の気持ちを伝えてあげればいいのだが、虎哲も少し変化がでてきたようだ。
プグラシュティクが、人類の抹殺を計画しているのは明らかになった。イヴの毛を分析し、次に狙うのは、直立歩行するようになった猿人チンパンジーである。
350万年前のエチオピアにやってきた唯は、森を捜索する。大型哺乳類を代表する1つである、カリコテニウムを目撃する。パックが姿を消したと思ったら、唯は猿の群れに襲われてしまう。バリアが展開してダメージを受けることはなかったが、周囲を囲まれ見動きできない。
バイアを解除しないとワープもできず、困っていると猿人が助けてくれた。猿人はパックに興味を持ちさらってしまった。
次回「発見!プグラシュティクの弱点」
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