ゴブリンスレイヤーⅡ第1話「ありふれた春の一日」の感想です。かつて、女神官は白磁等級で、冒険者と共にゴブリン退治のため、洞窟に侵入するが、仲間たちが次々と餌食になり倒されてしまった。目の前で剣で刺殺され、服をはぎ取られ、ボコボコに殴打され、悲鳴を上げながら殺害される様子を見ていた。恐怖で何もできなかった神官を救ってくれたのはゴブリンスレイヤーだった。
1期の1話をゴブリンの視点から描き、初めて視聴した時は、トラウマになりそうな衝撃シーンがあった。
キャラクター/声優
キャラクター | 声優 | 等級/職業 |
ゴブリンスレイヤー | 梅原裕一郎 | 銀等級 |
女神官 | 小倉唯 | 白磁等級→黒曜等級 |
妖精弓手(エルフ) | 東山奈央 | 銀等級 |
鉱人道士(ドワーフ) | 中村悠一 | 銀等級 |
蜥蜴僧侶(リザードマン) | 杉田智和 | 銀等級 |
牛飼娘 | 井口裕香 | 牧場 |
受付嬢 | 内田真礼 | 冒険者ギルドの窓口 |
ありふれた春の一日
ギルドに集まっていた冒険者たちの中に、女神官とエルフがいた。2年目となる神官は、たくさん冒険して成果が出ているため、階級が上がるかもしれないと喜んでいた。可愛い女の子がいると仲良くなれないかと新人冒険者たちが騒いでいた。エルフは普通の人より聴覚が優れているため、しっかり聞こえていた。
冒険者がたくさん増えたために、訓練場が作られていた。二人には冒険で出会った少女からの手紙が届いていた。新人冒険者向きの寄付を行っていて、これからは冒険する側ではなく、支援する側で戦うとのこと。
この少女が誰なのかというと映画参照です。
「えへへへ♪」
「随分と上機嫌ね」
「だって私も2年目ですもん♪先輩といっても許されますよね?」
「もうそんなになるっけ?」
「それに9位から8位に昇級してもいいんじゃないかって?」
「頑張ったもんね…それにしてもにぎやかだわ」
「手紙読みました?」
「読んだ読んだ当然、元気そうで安心したわ…家族とも仲直りできたみたいだし」
女神官とエルフめちゃくちゃ可愛い♡特に小倉唯の声がキャラクターにピッタリで、守ってあげたくなるようなふんわりな声。2年目だから少しは成長したよという自信に満ち溢れている。
ギルドから冒険者たちが出発したのを見て、女神官は、あの時の自分と重ね合わせて見ていた。新人は人の話を聞こうとしないことから、エルフはドワーフを例に出して話すとドワーフとリザードマンが現れた。冒険者全員でゴブリン討伐をしたことで、みんなが仲良くなっていた。
「やっぱり最初に何か教わるかどうか大事ですよね?」
「何を教わったって、人の話を聞かない奴は、絶対聞かないからさ…例えばドワーフとか」
「聞こえてるぞ耳長娘…エルフの方が人の話を聞かぬだろうが」
「ドワーフよりは耳は良いわよ」
「かなとこには皮肉もつうじん」
「温かくなって皆、気がほぐれているようで暖気はありがたい…小鬼殺し殿は?」
「少し遅くなるそうです…ゴブリンスレイヤーさん♪」
「もう全員来ていたか…」
「オルクボルグが遅いのよ!で?今日は何するつもり?」
「ゴブリン退治だ…」
- ゴブリンスレイヤー
- 女神官
- エルフ
- ドワーフ
- リザードマン
いつものメンバーが揃いゴブリン退治が目的である。受付嬢にゴブリン退治の依頼があるかを確認する。ゴブリンスレイヤーは新人の冒険者たちが、ゴブリンなら倒せるという安易な考えを持っている人が多いため、奇襲されて殺害されてしまう可能性を考慮し、受諾された書類にも目を通していた。
季節の関係があるのかもしれないが、以来の数が多いということは被害が増えているということになる。
「ゴブリンだ…あるか?」
「勿論」
「以来の数が多いようだ」
「春だからですかね?これでも新人の方が受諾した後なんですよ」
「受諾済みのものも見せてくれ」
「お願いできますか?後ポーションなどは?」
「ヒール、アンチドーテ、スタミナ6本ずつ頼む」
ゴブリンスレイヤーは受付嬢に回る順番を決めアイテムを購入する。アイテムのビンは色が同じで見分けが分からないため、先端に紐を巻き付けて、すぐに使用できるように準備していた。これをすることで見分けがつきやすくなり、瞬時に間違わないようにできる。
新人が何をしているのか興味があったようで、聞いてきたので教えてあげていた。なんでもかんでも印をつけてしまったら覚えきれない。使えそうなものにだけしてゴブリンには気をつけるようにと…
「何してるの?もーらい♪」
「耳長娘よ…もうちょっと遠慮を持たんか…」
「私はドワーフほど意地汚くないわよ」
「べつい構わんが…」
「金と道具の扱いは、仲間内こそだ」
全員のアイテムを購入してきたが、個人個人でコインを渡した。仲間であっても、消費する可能性のあるアイテムは、自分のお金で払うのが当たり前。依頼書を女に私と、膨大な件数だったため呆れた。一緒に冒険に行くと決めていたのだから。
ギルドでは、他の冒険者から、ゴブリン退治しかしないゴブリンスレイヤーに対して、変なことを言う人間も少なくない。
「どうだ?」
「どうだも何も行くって決めてるからここにいるんですよ…だいたい放っておくと独りで行っちゃうんですもん」
「っていうかオルクボルグは周り気にしなさすぎよね?好き勝手に言われて何とも思わないの?」
「思わん…連中が何を期待しているのか?まるで分からん」
冒険に出発しようとすると、女神官が前方から走ってきた男にぶつかられてしまった。ゴブリンスレイヤーは女神官を支える。口の悪い新人冒険者の態度が悪く、今後が心配される。
「おい邪魔だ怪我するぞ」
「すみません」
「コラ気をつけんか!」
「うるせーノロノロしてるそっちが悪いんだろ!火の玉ぶつけるぞ」
ゴブリン退治が終了し全員疲弊していて、女神官はリザードマンにおんぶされている。かなり疲れて寝てしまったようだ。全員帰ってきて解散となるが、ゴブリンスレイヤーはギルドに入ると、さきほどの冒険者が寝ていた。
目を覚ますとゴブリンスレイヤーが剣を構えていた。これには驚いて悲鳴をあげる。受付嬢が目を覚ましたので、倒した数、どうやって倒したかを明確に報告する。すると冒険者がメモを取っていた。メモをゴブリンに奪われてしまったら、対応してくる可能性があるため、メモをしないようにと注意する。
「俺にゴブリンの殺し方教えろよ」
「ダメだ!教わるまで行動に移さないのなら、教わったことでも何も変わらん」
「遅くまですまん…助かった」
報酬を分割して受け取った。昼間に聞いてきた女の冒険者は、ゴブリン退治ではなく、ネズミ退治を行っていたようで無事だった。口の悪い冒険者は登録したばかりで単独でゴブリン退治をしたいと言っていた。宿泊する場所がないため、住んでいる牧場に案内する。
「帰ってきた!お帰りなさい…誰?この子」
「新人だ…宿がないらしい」
帰りを待っていた牛飼娘に報告し、おじさんにお願いして納屋に宿泊させてもらった。
翌日、牛飼娘にたくさん料理を作ったため、冒険者はおかわりして満腹になった。ギルドで女神官は泣きそうな顔をしていた。銀等級のみんなとパーティを組んでいるため、フォローされてばかりで活躍していないのでは?疑われてしまっているため、昇級できなかった。
思っていたのと違う展開で、女神官ガッカリしている。実際おんぶして背負ってもらっていたので、誰かに見られていたのかも?
いつものメンバー以外とパーティを組んで冒険して成果を出せば、認めてくれるだろうと考えていると、口の悪い冒険者が、女神官を悪く言い始めた。するとギルドにいるメンバーから酷い言葉が返ってきた。つまり悪口を言うと全部自分に返ってくるということ。
「ゴブリンスレイヤーさん(´;ω;`)」
「どうした?」
「貢献が足りてないんじゃないかって…」
「我々は揃って銀等級ですからな」
「気にしないでくださいね…頑張れば認めてもらえると思いますし」
「等級が問題なら、白磁と黒曜だけで冒険させればいいんじゃない?」
「それってつまり?皆さん意外と冒険するってことですか?」
「おどおどビクビクしている奴に昇級なんでできるもんか」
「おどおどなんかしてません!そんなことないです…私だって色々…」
「俺はゴブリンをぶっ殺すんだ!」
落ち込んでいる時に、新人に文句つけられて、少し向きになって怒ってるこの表情カワイイ♡
なにかとゴブリンに対して憎しみがあるのか?みんなの前でゴブリンを殺すと発言し、もしかして弟なのではないかと言われる。ギルドにいた人から女神官と冒険者がパーティを組み、リーダーは女神官が行いゴブリン退治をするように提案された。
次回「赤毛の少年魔術師」
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