ひろがるスカイプリキュア36話「あげは、最強の保育士失格?」の感想です。あげは&ツバサ回となり、二人の絆が深く結ばれます。あげはは、保育園で園児達と遊んでいたのだが、かけるの一言でプリキュアであるとバレそうになり、あわててごまかすことに成功する。
「この保育園をめちゃくちゃにしてやるぞ…」
「あげは先生弱すぎ…もっと強いのやって…あげは先生がやっつけたい怪獣くらいの」
「ちょっ…かける君」
「やっつけたのはプリキュアだよね?かける君…」
泣いている園児を見つけると、かけるは慰めて一緒になって遊んであげていた。あげはが最強の保育士を目指すように、かけるも最強になろうと頑張っていた。その姿を見て、あげはも喜んでいました。
あげは、最強の保育士失格?
夕食を食べた後に、みんなは寝ますが、あげはは寝言を言ってツバサが目を覚ます。またあげはは、ベットで寝ていなかった。ツバサは毛布を掛けてあげました。文句言いながらフォローしてあげる優しさ。寝顔ずっと見てたりしてるのかな。
「ごはんをしっかり食べるそれがヒーローです」
「かける君最高!」
「またこんなところで寝て…まったく世話が焼けるんですから」
「子供たちのこと大好きなんですね」
翌日、あげははかけるに挨拶をするが無視されてしまった。家庭の事情で急に引っ越しするために、保育園に通うのは今週でおしまいになる。お別れが寂しくて気持ちが沈んでしまった。独りで過ごすようになり、あげはが声をかけるが全部断られてしまった。
「かける君何して遊ぼうか?かくれんぼ?縄跳び?」
「しない…遊ばないってば」
「遊びたくなったら呼んでね?待ってるから…」
家庭の事情とは、両親の転勤なのだろうか?詳しく語られていなかったが、振り回されるのは子供です。オトナプリキュアでも、のぞみの生徒が両親の離婚で転校しなくてはならなくなり、自分の力ではどうすることもできないと苦悩する姿が描かれている。
家に帰ってきて、落ち込んでため息をついてしまったあげはを、みんなは見逃さなかった。エルにも心配されて事情を説明する。あげはは目指す最強の保育士とは、どのような人なのか明かになる。
「はぁ~」
「どうしたんですか?あげはさんがため息だなんて」
「ため息なんてついてないって」
「じー…(´・_・`)」
「あげはしょぼんなの?」
「励ましたいけど、どうしたらいいか分からなくて…最強の保育士失格かも」
あげはが幼い時に、両親が離婚し別々の生活を送ることになりました。悲しくて保育園でも落ち込んでしまった時に、見守ってくれた保育士がいた。先生の優しい思いが、あげはの悲しい気持ちを和らげてくれた。
「悲しいの悲しいのあげはちゃんから飛んでけ~」
「保育園の先生って最強だって思ったの」
「その先生が、あげはさんの心を守ってくれたんですね」
「心を守る!それが私が思う最強の保育士」
あげは自分がしてもらったように、かける君の心を守りたいと思っていたが、何も思いつかなかった。かける君に笑って欲しいのが願いだった。ツバサも何かしてあげれないかと悩んでいた。
あげはは出勤しようとしていたら、ツバサはあげはのバックから飛び出てきた。いつから入ってんだ?自分の気持ちを、あげはに伝えることができたのだが、急に恥ずかしくなって駆け出してしまった。いいぞ少年♪そのまま急接近してくれれば…
「少年何してるの?」
「どうしても言いたいことがあって…」
「あげはさんは、寝ている時も子供たちのことを考えて笑っているようなおかしな人なんです」
「そんなあげはさんだからこそ、かける君たちは好きなんだと思うんです…無理に笑おうとしないでください…そのままのあげはさんでいればいい…十分素敵な保育士さんなんだから♡」
「ツバサ君…」
「は!僕は忙しいので(/ω\)」
あげはもツバサの気持ちを受け止める。乳児クラスの人手が足りなくて助っ人に入る。雨が降り、砂場でトンネルを作ってるかけるとの最後の時間を過ごす。今までのことを思い出して、あげはは涙を流してしまう。
トンネルが完成し互いの手が触れあうと、かけるは口を開く。あげはの想いが、かける君に届きました。
「ボール埋めたりして、宝探ししたり、いろんな遊びしたな。ヒーローごっこでしょ…なんでも上手だったな…元気な挨拶して当番も頑張って、困っている子を守ってあげて…」
「ごめんね先生いっぱい遊ぶって言ってくれたのに…この保育園にいたかった…もっと遊びたかった」
「もっと一緒にいたかった…でも忘れないよ…一緒に遊んだことも、おいしい給食食べたことも、手をつないだことも…」
「僕も忘れない!あげは先生のことを…いっぱい遊んでくれてありがとう」
二人の様子を見守るツバサはスキアヘッドの接近に気が付く。鳥仲間に伝達をお願いする。あげはは髪を下ろして戦闘準備、何の目的で保育園に姿を現したのが不明だが、ツバサが駆けつけプリキュアに変身する。
「また保育園に来るなんて…かける君…みんなのところへ行って逃げるように伝えられる?」
「できるよ…僕あげは先生と一緒で最強だから」
「あげはさん行きますよ」
「少年!」
落ち葉とどんぐりのキョーボーグはミサイルを発射する。バタフライがバリアで防ごうとするが、ミサイルは誘導性能が優れていて、バリアを回避しバタフライに直撃する。ソラ達がかけつけ全員集合する。エルが号令かけるのカワイイ。
「お待たせしました」
「行くよ♪」
「いったい何を考えているのか?とにかく今はキョーボーグに集中です!」
目的が明らかでないが、プリキュアの攻撃パターンを研究しているようだ。スカイはミサイルを回避して切り込むが、カウンターで反撃を受ける。マジェスティが切り払い、プリズムショットで相殺する。バタフライはミサイルを封じる方法を考えた。
急に作画が変わった!バタフライは上空に飛びバリアを展開する。バリアを足場にしてミサイルを回避。必殺技バタフライプレスでダメージを与える。合体技マジェスティックハレーションで浄化に成功する。
「バリアは効かぬ…学ばぬ奴だ」
「絶対にみんなを守る最強の保育士になるって決めたから」
「二度と子供たちのところに来ないで」
バタフライはもう来ないようにとスキアヘッドに伝えるが、子供狙いというわけではないだろう。
かけるを迎えに来たおばあちゃんは、お世話になったあげはの先生だった。自分がまだ未熟であることを伝えると、かけるの心を守ってくれたことに感謝された。
「あげは先生って、やっぱりあげはちゃんだったの」
「先生…まだまだなんです私…さっきも泣いちゃって」
「何日も落ち込んでいたかけるが、あんな笑顔で、あの子の心に寄り添ってくれてありがとう♪かけるにとって今のあげはちゃんは、誰よりも素晴らしい先生だわ」
「もっともっと最強になるよ」
引っ越しの日、かけるは新幹線で移動中、あげははプリキュアに変身してパレットで赤と青を使い、複数の光の蝶を生成して見送った。非戦闘時で変身することが多いひろプリです。
EDはスカイとプリズムで映画挿入歌です。
次回「ふたりは仲良し♡思い出の木」
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