勇者指令ダグオン47話「燃えろ!炎の勇者!エン」の感想です。宇宙監獄サルガッソで超生命体ジェノサイドを倒したダグオン。しかし、ジェノサイドが地球との融合を開始しようとは誰もが思っていなかった。
旅立ち
ライアンとガンキッドは地球から旅立つ。二人の姿を仲間が見守る。
「ライアンお前が戻って来た時、本当にうれしかったぜ。今度こそ必ず剣星の仲間を見つけろよ」
「ありがとう」
「ガンキッドお前には手を焼いたが一人前だな…ライアンの力になってあげろよ」
「炎」
「この美しい地球の光景を俺は忘れない…そして地球の友のことも」
真理亜は海にルナを送っていくように仕向ける。モタモタしている海に対して真理亜はあの台詞を言う。この二人もしかして男女の関係になるのか?
「海!ほらルナさん疲れているみたいだし、送ってあげなさいよ」
「そうだなルナは怪我人だし、それに…」
「Don’t say four or five!」
雷は任務が終了となり帰還することが決まっていた。竜は雷に付き合うことに。炎はゲーセンに行こうかと誘うのだが、激は真理亜と炎を二人っきりにしたいと考えて、森と翼を誘う。
そして、真理亜を見つめた。真理亜は炎に地球を守ってくれてありがとうと感謝の気持ちを伝える。真理亜の恥ずかしがってる顔を見て、炎も意識する。借金返済のデートをする約束の確認をして帰るのだった。
「悪い炎!ワシは森と約束があったんじゃ…お主も来るんじゃ」
「違うの…」
「なんなんだ?」
「ありがとう無事に戻ってきてくれて」
「返済は明日、覚えてる約束?」
「明日の12時山海橋がある時計の前だろ?」
超生命体ジェノサイド
雷はダグベースの近くでエネルギー反応を感知した。清掃ロボットが爆発し、ジェノサイドはファイヤージャンボへ憑依した。変形してファイヤーダグオンとなり市街地に着陸した。
ジェノサイドは地球との融合を開始した。付近にいた炎は竜によって救助された。ルナはダグ光波バリアを展開するように雷に指示を出す。山海高校付近だけが融合範囲から逃れることができた。
「あの時、奴は言った…ジェノサイドの目的は地球との融合」
「我が名はジェノサイド、絶対にして完璧なる存在」
「ダグ光波バリア全開始動!」
人類はジェノサイドに融合されて支配されてしまった。ダグ光波バリアがどのくらい持ちこたえられるか不明だが、ダグオンは生き残った人間を山海高校へ避難させる。支配された人間は、生き残っている人間を引きずり込もうとする。
戦闘機を操りミサイルで高校を狙ってきた。合体してミサイルを迎撃するが、相手は人間のため攻撃することはできない。
ダグベースのジェネレーターが限界に到達しようとしていた。このままでは数分しか持ちこたえることができない。
「校舎へ命中させるな」
学は子猫を助けて逃げるのだが、追い詰められてしまう。そこに駆けつけたのが炎だった。子猫を助けた勇気ある姿を見ていたのだ。諦めそうになっている学に、お前もダグオンであると遂に自分の正体を明かす。
今まで憧れていたヒーローが、こんな身近にいたのか。遅刻して、お調子者で、停学になっている炎が勇者であることに驚いた。
「俺達はどうなっちまうんだよ!地球はどうなっちまうんだよ」
「顔を上げろ学!お前はそれでもダグオンか?」
「俺がダグオン?」
「ダグオンは勇者を現す言葉なんだ!お前の勇気が小さな命を救ったじゃないか」
「例えそれがどんな困難だろうと、最後まで諦めるな!それがダグオンだ!」
「見ていろ学!ダグオン最後の戦いを」
「え?炎がダグオン?」
「何をする炎?」
「これが青春だ!今だ雷!超火炎合体だ」
「それでは先輩が…」
炎はパワーダグオンになりジェノサイドを抑える。超火炎合体光波を発射してダグベースが爆発する。雷はギリギリで脱出する。
ジェノサイドを地球から切り離し飛び立つことで、支配を逃れることができたが、炎が融合されそうになる。機体がボロボロになり、ファイヤーショベルのパーツが落下していく。
炎は大気圏まで突き進み、ファイヤーダグオンが爆散する。更にダグファイヤーが飛び出してきて宇宙で爆発した。
「地球をお前の好きにはさせない」
「それで勝ったつもりか?」
「俺とお前は一心同体、勝負はこれからだ」
「お前の心を支配するなど簡単なこと、大人しく私に従え」
「誰が貴様なんかに…俺の心は俺のものだ…誰のものでも…」
「人間の精神など弱いもの」
「人間を甘く見るな」
「お前は新しい星の支配者になれるのだぞ」
「貴様を地獄に送ってやる!俺はダグオンだぁぁ!」
「オレたちの未来へ…」
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