デリシャスパーティプリキュア6話「学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!」の感想です。ここねは初めての友達にどう接していいか分からず、料理作りで失敗してしまう。嫌われたくなくて戦闘でも役に立つために必死に頑張ろうとするのだが、単独で突っ込みまたしても失敗してしまう。自分の気持ちを素直に伝えて、ゆいとマリちゃんと友達になることができました。
学校!怪物!大パニック
ゆいとここねは、ハートキュアウォッチでビデオ通話しながら自分の家でお弁当を作っていた。ロールパンに切れ目を入れて好きなものをサンドしている。ここねはレタスと生ハムをスライスしているが、かなり部屋が散らかってしまっている。ゆいはハムの大きさに驚いていた。ここねはたくさんのサンドを作っていたのだが、きっとゆいに食べさせてあげたいのだろう。
「あたしはやっぱりハムかな」
「私もハム好き」
「たくさん作ったね」
「ゆいの分も作ったの」
「あたしの分も?いいの…うれしい♡デリシャスマイル」
「後これも…生ハムメロン」
「TVで見た事あるけど食べるの初めて、生ハムとメロンが合うなんてすごいよね」
ゆいとここねはお昼のお弁当を一緒に食べていた。予想通りゆいのためにサンドを作っていました。ゆいはとっても喜んで食べていると、ここねは生ハムメロンを差し出す。大きいバスケットを持ってきていたため、ここねを心配したパムパムは学校に来ていた。
学校の生徒が美味しそうなエビフライを持っていた。今週の食堂の総菜はエビフライだった。ここねは勝手にエビフライは食べないと思われていたのだが、実際は食べるそうです。
「芙羽様はエビフライとか食べないだろ?」
「エビフライ食べるよね?」
「うん」
掃除当番でゴミ捨てじゃんけんをしていると、ここねにゴミ捨てをさせるわけにはいかないとハブられてしまった。自分は普通に接して欲しいのだが、いつも特別扱いされてしまい寂しそうな顔をしていた。ここねの学校生活を心配してパムパムは帰らずにいた。生徒に見つかりそうになり家庭科室のヤカンの中に隠れる。
家庭科室の怪談の話をしていた生徒がやってくると、ゴミ箱にぶつかり皿を落としてしまった。その音に驚いてパムパムはヤカンから飛び出してしまう。生徒は驚き怪物だと勘違いしてしまった。ゆいとここねは悲鳴を聞いてブンドル団かと思ったのだが、ウォッチの反応はなかった。
ブンドル団アジトでは、ジェントルーが今までにないくらいの嫌味を言われてしまうのだが、表情を変えずレシピッピを奪う作戦を考えていた。流石に5回も失敗してしまったら対策を練るだろう。
「ことごとくプリキュアが現れ邪魔を…困ったものですね…まるでエビフライの尻尾を食べたら舌に破片が突き刺さった感じでしょうか?」
「え?」
「ゴーダッツ様はソースでエビフライを尻尾まで召し上がるそうです…っていうか私はタルタルソース派」
「は!承知しました。ではエビフライのレシピッピ」
「何か策はあるのですか?っていうか当然あるよな?」
「は!プリキュアの邪魔が入らぬよう今までとは違う場所でレシピッピを奪ってみせます」
「それでは参りましょう…ブンドルブンドル!」
生徒会長 菓彩あまね
学校では家庭科室の噂が広まっていた。生徒会長の菓彩あまねが校内放送で呼びかける。菓彩(かさい)と読むらしい。前にも一瞬登場しましたが、今回初めて名前が出てきました。ちょっとこの声ってもしかして…この瞳の色どこかで…
「全校生徒の皆さん、昨日から我が校に怪物が出たなどという噂が出回っています。そこで先生方の両省の元、本日昼休み我々生徒会で校内をパトロールすることにしました」
昼休みに全校生徒が教室で待機することになり、生徒会が見回るのだが、ゆいとここねはトイレに行くと教室を抜け出す。ゆいがトイレに行くのはなんとなく分かるが、ここねまで教室を飛び出したのにはクラスのみんなが驚いた。
「すみません…これから20分校内をパトロールするので休憩しててください」
「例え怪物がブンドル団だったとしても、そうじゃなかったとしても、同じ浜のごはんを食べたみんなを不安にさせるなんて許せない!」
「え?同じ浜?」
「おばあちゃんが言ってた。同じ浜を食べた人とはずっと友達だって」
「釜ね」
「え?同じ釜?浜じゃなくて」
「それじゃシーフード限定になるから」
「そうか…同じ釜のごはんか…同じ学校で一緒のごはん食べてるから、あたしたちもクラスのみんなも友達だよ」
菓彩あまねがパトロールしていると思ったらジェントルーが登場してレシピッピを奪う。そこにゆいとここねが駆けつけるのだが、この展開は思っても見なかった。生徒会長がジェントルーだったとは…
「ブンブンドルドル…ブンドルー!思った通り邪魔も入らず楽な仕事だったな」
「ブンドル団…やっぱり」
「お前達…まさかこの学校の…なんという偶然…いでよウバウゾー」
教室を抜け出してきたクラスメイトがウバウゾーを見て驚き攻撃されてしまう。なんとか倉庫に逃げ込むのだが、攻撃を受けて扉が変形してしまい脱出できなくなってしまった。ゆいはマリちゃんに連絡して、左足でサッカーボールを蹴りウバウゾーに命中させる。めちゃくちゃコントロールよくてカッコイイ。ここねはクラスメイトを助けるため扉をこじ開けようとする。
「レシピッピを返して…じゃないと」
「そんなもので我々が怯むとでも…」
「助けるからお落ち着いて、同じ釜のご飯を食べた友達だから絶対に助ける!」
みんなで力いっぱい扉を押して脱出に成功する。みんなを逃がしてここねはゆいの元へ走る。マリちゃんはパムパムと合流してゆいの元へ駆けつけデリシャスフィールドを展開する。ゆいとここねはプリキュアに変身する。BGMがほとんどヒープリと同じ。
ウバウゾーは竜巻を発射してスパイシーはバリアを展開する。プレシャスが頭上からキックを放つが竜巻に巻き込まれて身動きできなくなる。スパイシーは竜巻の中に入り、プレシャスの手を握り回転を利用し500キロカロリーパンチを命中させる。続いてスパイシーサークルで浄化に成功する。
「回転の中心にいれば吹き飛ばされない!この回転を利用するの」
「く!またしても…」
パムパムは怪物の噂話の原因となってしまったことを説明する。ここねはクラスメイトと仲良くなり、ゴミ捨てじゃんけんをするようになりました。これでゆい以外の友達ができました。
放課後、ここねは気になることがあって、ゆいに話をする。キュアスタに美味しいお店の料理を投稿している「ちゅるりん」というアカウントがあった。オムライス、唐揚げ屋、カレー、スープこれまでブンドル団に狙われたレシピッピばかりだった。そして学校のエビフライの投稿があったのだ。つまりこのアカウントは学校の生徒の誰かである。
「これブンドル団が学校に来た日にUPされてる」
「この衣のサクサクした感じあたし達の食堂のやつだよ」
「これを書いているちゅるりんって人、何か関係あるのかも」
「この澄んだスープ…素潜りして日本新記録樹立したい…最高!」
アカウントはあの子なのだが、ついに彼女が3人目のプチキュアとして登場する。待っていましたこの時を…
次回「強気の情熱!きらめいてキュアヤムヤム」
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