デリシャスパーティプリキュア44話「シェアリンエナジーありがとうを重ねて」の感想です。ゴーダッツと交戦するプリキュアとマリちゃん。おいしーなタウンには招き猫のほかほかハート蓄積装置が作動し、おむすびが出現しみんなが元気になる。コメコメが目覚めゆいはキュアプレシャスに変身してブンドルアジトへ向かのだった。

ゆいが自分で作った言葉、みんなの想い、敵と協力、挿入歌、おばあちゃんの応援、新必殺技、作画音楽が重なり合ってものすごい感動する話になっている。

最終決戦

マリちゃんとフィナーレがゴーダッツに攻撃を仕掛けるが、吹き飛ばされてしまう。攻撃が直撃する寸前に、駆けつけたプレシャスが必殺技で相殺する。ほかほかハートの蓄積装置おむすびを食べて体力を回復させる。プリキュアVSゴーダッツの最終決戦が始まった。

「消し飛べ」

「プリキュアプレシャストライアングル…みんなお待たせ！」

「プレシャス」

「フェンネルさんあなたを止める」

「身の程知らずの傲慢さは全てを失わないと分からないか？」

「何度失敗しても叶わなくても守りたいものがあるから、みんなを信じて自分の想いを信じて、あたしもう立ち止まらないよ」

「レシピボンを取り戻さなきゃ、いただきます…ごちそうさまでした」

「よかろうスペシャルデリシャスストーンの真にふさわしい者の力を見せてやる伝説の戦士プリキュア」

スパイシーはクラスティパンバリアで攻撃し、プレシャスも続くが吹き飛ばされる。ヤムヤムラインズで動きを封じ、フィナーレが一撃入れるが、スペシャルデリシャストーンの力でダメージを軽減させ4人を吹き飛ばす。マリちゃんはスペシャルデリシャストーンで相殺するが、反撃を受ける。

クラスティパンバリアはメロンパン型のバリアで、防御として使用されることが多いが、攻撃にも使えるのが優秀である。

「師匠が残したもので誰かを傷つけるのは許さない」

「減らず口を」

ほかほかハートが消失した。ミニスピリットルーが招き猫の蓄積装置をブンドル団アジトに回収していたのだ。パムパムとメンメンは記憶を思い出した。ジンジャーは、おいしーなタウンのシンボルである招き猫を蓄積装置に選んだ。招き猫を奪い返そうとするプレシャスとフィナーレだが、必殺技では相殺されてダメージを与えられない。

「やはりこれか？」

「招き猫が蓄積装置だったのね」

「ジンジャーはみんなの想いが重なり合ったものだったから選んだメン」

「想いが重なり合った…」

「その装置も私の物だ」

「それは未来に託された力だ」

「欲しいものに手を伸ばして何が悪い？」

「ジンジャーさんがどんな思いであの装置を作ったか？あなたなら想像できるでしょ？」

「他人に向けた思いなど私には関係ない」

ゴーダッツは開発したスペシャルデリシャストーンとジンジャーから受け取ったスペシャルデリシャストーンを合体させた。爆発に吹き飛ばされ土煙の向こうには巨大な化け猫のようになったゴーダッツがいた。マリちゃんのスペシャルデリシャストーン以上の力を得たため、共鳴させて相殺させることもできなくなってしまった。

「ジンジャーだけだ作り出せたスペシャルデリシャストーン、それを再現するにはあの人を超えたことにはならん。これで終わりにしてやる」

「ふぎゃー大きさマシマシ」

「スペシャルデリシャストーンで元に戻すことはできないのか？」

「ダメもう共鳴もしない…」

「だったらできることをする」

「まだ分からぬか？」

プリキュアは合体技ミックスハートアタックとフィナーレファンファーレで攻撃するが、無効化されダメージを受ける。変身が強制解除されボロボロの状態になってしまった。ゆいたちは諦めなかった。その強い想いに反応してレシピッピはレシピボンから抜け出そうと必死だった。プレシャスブレスから地球全体を光が覆いつくし、パムパムとメンメンはまた忘れていた記憶を思い出した。

「お前達は永遠に私には敵わない。スペシャルデリシャストーンの強大な力を使いこなし全てを奪い、手に入れるのはこの私だ」

「そんなことさせない…ここにある想いは絶対に奪えない…あたし諦めないよ！」

「自分が望む未来を作るためにあがきつづける」

「力を合わせればきっとできる」

「絶対どこかに道は開けるもん」

「ごはんは笑顔絶対取り戻す！」

「思い出したメン蓄積装置の真の力」

「レシピッピスタンプに込められたありがとうの気持ちと、ほかほかハートが合わさって真の力が目覚めたパム」

アジトに回収した招き猫が次々に飛び出してきた。シンボルの巨大な招き猫も。招き猫やぱんだ軒のぱんだが反撃してミニスピリットルーを撃退する。異常を感じたナルシストルーはスピリットルーに声をかける。これは何か企んでる顔だ。巨大招き猫からジンジャーの想いが出てきて言葉を託す。シナモンが世界中を旅して置いてきた招き猫、各地からおいしーなタウンへ集結しゴーダッツの動きを封じる。

「どうしたでごわすか？もしもーし」

「通信機能の故障か？俺様が直してやろう」

「頼むでござす」

「ごはんは笑顔、みんなの笑顔を守るのにゃ」

「何故他の者ばかりを…」

「スピリットルーは返してもらったよ。元々は俺様が作ったものだ、コントロールはおてのものさ」

「あんたいいとこあるじゃない」

「おまえたちのためじゃない！俺様からゴーダッツへの餞別だ」

「捨て駒の分際が」

「ありがとう拓海♡行こうみんな」

エナジーがチャージされ、ブラペとシナモンが駆けつけゆいたちを回復させプリキュアに変身する。ナルシストルーは全てのミニスピリットルーのコントロールを取り戻して協力してくれた。まさかの行動に助けられたゆいたち。素直じゃないナルシストルーかなり照れている。ツンデレ？

シェアリンエナジーありがとうを重ねて

ゴーダッツの連続攻撃をフィナーレブーケ、ヤムヤムラインズで相殺。プレシャスが被弾しそうになると招き猫が庇う。プレシャスはおばあちゃんでもない自分で考えて作り出した言葉でゴーダッツに想いを伝えた。ゴーダッツは苦しみだしスペシャルデリシャストーン力が暴走してしまう。

「ほかほかハートがね、お料理への感謝の気持ちが生まれるように、この招き猫の広がりもありがとうから広がったんだよ」

「ありがとうっていうと胸が温かくなる、だってありがとうは心のアツアツごはん」

「ありがとう私は独りじゃない」

「ありがとうどんなに苦しいことがあっても」

「ありがとう自分を信じて」

「ありがとう笑顔で歩いて行けるその勇気をくれる」

「ありがとうにはそんな力がある」

「たった一人の温かな想いがたくさんの人を繋いだ」

「ありがとうを重ねて生まれたこの想いは誰にも奪えない」

「聞いた風な口を叩くなぁぁ」

「これはあたしが感じて考えたこと、あたし自身の言葉、フェンネルさんジンジャーさんを大切に想っているあなたならジンジャーさんの想いを受け止めるはずだよ？」

「ジンジャーはもういない貴様の思い込みだ」

「たとえもう会えなくても、交わした言葉から想いは受け取れる」

「あなたはずっと想ってくれてたものね」

「何故だ？何故私の物にならない？私を選ばない？」

ジンジャーに選ばれなかったことが辛くて泣き出してしまう。そんな姿を見てマリちゃんも泣き出してしまう。そこに招き猫に乗ってセクレトルーが駆けつけた。自分が幸せになる道を選ぶことができたようだ。

「もう止めることはできないコメ？」

「そんなことはありません。あの方が作り出したスペシャルデリシャストーンは暴走して不安定です。強い衝撃さえ与え分離さえできれば、浄化できるはず」

「あなたがどうして？」

「っていうか自分が本当に笑顔になれる未来を選んだだけだつーの」

挿入歌が流れて全員で一斉攻撃を開始する。ゴーダッツの攻撃をバリバリカッターブレイズで相殺、クラスティパンバリアをプレシャスとスパイシーが突撃するが弾かれる。フィナーレとブラペが援護し、シナモンがマリちゃんの手を引き立ち上がる。

クラスティパンバリア+バリバリワンダーブレイズ+フィナーレとブラペのキック+シナモンとマリちゃんの攻撃で突破口を切り開く。作画めっちゃカッコイイ！おばあちゃんのナレーションとゆいへの応援が最高だ。その応援に応えるプレシャス。みんなの想いがプレシャスに集結し必殺技を叩き込む。そして合体技ライトマイデリシャスで浄化に成功する。