ジーンダイバー1話感想「絶滅動物をつかまえろ!」

ジーンダイバー1話

遺伝子。生命が誕生してから現在の生物に進化するまでの全ての記憶が刻まれている。

21世紀。人の遺伝子が解明され、バーチャルステーションでは、遺伝子情報から過去の世界を再現させるプログラムが完成した。絶滅した生物のデータを求めて、子供たちは過去の世界に入って冒険を繰り広げていた。

ジーンダイバーGENEDIVERは、NHK教育テレビの天才てれびくんで、1994年4月4日~1995年1月24日の期間放送されていました。実写とCGを併用したアニメで1話10分くらいで、すごく短いのですが、理科と歴史を学ぶながら楽しむことができます。

恐竜惑星、ジーンダイバー、ナノセイバーでバーチャル3部作と呼ばれていますが、記憶に残っているのがジーンダイバーです。

1993年 恐竜惑星
1994年 ジーンダイバー
1997年 救命戦士ナノセイバー

 

検索してみると、DVDBOXが発売されているではありませんか。早速購入して全話視聴しました。懐かしい(*^▽^*)このOPで巨大戦艦が地面から飛び出てきて、ビーバーにドリルクラッシャーで攻撃されそうになり、ふと何かを感じたように空を見上げる唯。最後は月面?このBGM好き♪

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この頃はポケモンが放送される前で、当時放送していたのは、忍者戦隊カクレンジャーや勇者警察ジェイデッカー、機動武道伝Gガンダム、魔法騎士レイアース、美少女戦士セーラームーンS、覇王大系リューナイト、赤ずきんチャチャ、ママレードボーイ、七つの海のティコなどです。

絶滅動物をつかまえろ

ジーンダイバー1話 ジーンダイバー1話

主人公の少女の名前は芳賀唯。現実世界からバーチャル世界に入り遺伝子を採種しようとしていたが、木の枝が刺さって怪我をしている動物を発見した。怪我の手当てをしようとしていたが、ひっかかれてしまい血が出る。唯は枝を抜いてあげて、包帯代わりにリボンを使い、応急処置するのだった。

「もう!取ってあげようと思ってるのに…ダメよ動いちゃ傷が酷くなっちゃうわ」

「どうしよう?このままじゃこの子が死んじゃうかも?」

「大丈夫だからね?大人しくししてて…」

「よしとりあえずこれで本当は消毒できればいいんだけど…」

仮想世界でデータ収集が目的なのだが、手当してあげるなんて優しい。唯も消毒しないと危ないよ。野生でどんな菌を持っているか分からない。

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途中で現実世界に戻されてしまい、男の子2人、女の子1人もいてオペレーターのアキラと責任者の虎哲がいた。唯は動物のことが気になっていて、自分だけデータを集めることができなくて、アキラがフォローする。遺伝子を集めることでモンスターが強化される流れになっている。

「あの怪我した動物の血を取っちゃえばいいのに」

「そんなことできないわ」

「唯がそんなことするわけないよ」

「またアキラくんは唯ちゃんの味方する…」

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好きな子をフォローするのがバレバレなアキラ。あえて助けてくれてありがとうとは言わない唯。この二人の関係は今後どうなるのか気になるところ。動物にひっかかれたのは覚えていたが、他にも子供がいたのか?以降全く登場しないのです。最初から唯、アキラ、虎哲の3人でよかったじゃん。

遺伝子は親から子供へ伝わる間に少しずつ変わってくる。少しずつ形が変わることが進化と呼ばれている。どんな生物でも使われなくなった遺伝子の昔の情報が詰まっている。バーチャルプログラムは、地球上にいる生物の使われなくなった遺伝子を元に、過去の世界を再現している。

バーチャル世界に入る条件は、自分の遺伝子がパスポートの役割をしている。そのためにディスクを所持している。昔の遺伝子の情報だと、形が崩れてしまい使用することができないため、過去の世界に行って遺伝子データを集めることによりバーチャル世界が作られる。

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虎鉄はシステムのメンテナンスを開始していたのだが、唯は動物のことが気になりアキラにお願いしてバーチャル世界に向かった。

「全回路がオープンになりました注意してください…」

「やっぱり止めた方がいいよ」

「アキラが嫌ならいいわよ…一人で行くもん…」

「そんなこと言ったって一人じゃいけないじゃない?」

「さっき怪我してたあの子、このまま手当しなきゃ死んじゃうよ」

「だけど…」

「分かったわよ…アキラってそういう人だったのね…」

「分かったよ…」

「間違わずさっきのところへ送ってね♪」

唯にお願いされ、アキラは指示された通りに動くしかない。断り切れないことを知ってお願いしているのだろうけど、動物のことが気になり、助けてあげようと行動力がある唯。アキラたじたじ(;´・ω・)強く言い返せない。メンテ中に作業を行ってはいけないことを二人は知らなかった。

次回「仮想進化の世界へ」

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