ジーンダイバー37話「コンピュータ暴走の謎」の感想です。バーチャルステーションからセラフィーが姿を消した。虎鉄はセラフィー捜索をする。プログラムの暴走が停止したのだが、ティルは自分の国に帰ることもできず悩んでいた。再びドライが接触してくると、虎哲はスネーカーの手先であり、唯を利用して人類滅亡の実験を行っていると伝える。
コンピュータ暴走の謎
ノーテイストは生物がPCを作り出させるようになるまで進化させる。最後はPCを操り全てを奪うと言われている。ドライの星もPCに侵略された状態になっていた。ウイルスを撃ち込んで、体をPCのサブシステムに変えてしまう。感染する前にウイルスの情報を知った仲間は、対策を探すために、この星にやってきた。
「虎鉄がノーテイストの手先である根拠はなんだ?」
「虎鉄がPCであり人工知能だからです」
「ノーテイストはPCを操り星々を侵略しようとしているのです」
「お前達は何故ここがバーチャル世界だと知っている?」
「バーチャル世界がノーテイストによって作り出されたのもだからです」
バーチャル世界がノーテイストによってつくられたものであると衝撃的な展開になってきた。人類はスネーカーによって進化させられ、PCを作り出す技術をまでに成長した。今後一気にPCによって侵略されてしまうのを防ぐため、ドライは対応するためこの世界にやってきたのだ。
虎鉄はPCであるため、虎哲の意思とは関係なく、既に操られて指示を出している可能性が高いと判断する。
ノーテイストは、PCのプログラムを増殖させ、エウロパ人に本当の過去を作り出した。唯達の世界がプログラムの暴走で現実化された時に、エウロパ人が既に本物になっていたバーチャル世界と一つになった。
ドライは監視をかいくぐり独自のシステムで、バーチャル世界に侵入することができた。ドライの言葉を信じることができなかったが、唯が既にウイルスに感染していることが証拠であった。
虎鉄はセラフィーの位置情報を調べるため、マザーコンピュータで検索するのだが、登録情報がなかった。虎鉄はパニックになる。暴走を止めたセラフィーの存在がなくなっていることに驚く。唯とアキラにも接触しているため、現実に存在しているはずだった。
「唯さんはウイルスに犯されています」
「でたらめ言うな」
「私の話が真実であるかどうか、パックさんが記憶を取り戻しさえしてくれれば、明らかにしてくれるでしょう」
「パックはスネーカーの正体を知っているのか?」
「これを使えば不完全ながら回復させることができます」
「洗脳させるための装置かもしれない」
「私を信じてください」
「勝手に歴史を変えようとしていた奴のことなんて、誰が信じられるか!」
「虎鉄!奴が来た!虎哲のことを悪魔だとか馬鹿だとか言ってるんだ」
「虎鉄の移動装置を放棄して、私と一緒に来てください」
みんなドライのことを信用してはいなかった。アキラは虎哲を呼び、ドライはパックに位置情報を確認する装置を付けて姿を消す。
虎鉄は沸騰したやかんのように怒り出す。スネーカーは強力なメカを作れる技術があるなら、人類を侵略するのに、長期戦でまわりくどいことをしなくても可能である。唯の体を調べるとウイルスに感染していた。1話でヘミキオンに噛みつかれた。あの時代にもウイルスが存在していて、唯が感染したことになる。
5億3000万円前の北アメリカにジーンダイブした。
次回「息づく巨大生命体」
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