魔法少女アニメ作品は、たくさんありますが、私のオススメの作品は、1994年10月17日から1995年11月27日まで放送された魔法騎士レイアースです。魔法少女といえばカワイイ少女が物語を解決していくと思いますが、この物語は1章と2章があり、とても悲しい残酷な運命を背負ってしまいます。ネタバレ含みますので本編をまだの人は注意してください。「魔法騎士」と書いて「マジックナイト」と読みます。スパロボに参戦するので楽しみです。個人的に龍咲海ちゃんが大好きです。
謎の美少女の声が物語の始まりだった。
「助けて…この世界を助けて…伝説の魔法騎士たちよ」
東京タワー見学
中学校の社会科見学で、東京タワーにやってきた獅堂光は大喜びしている。幼い感じで、とにかく明るく元気で、赤い制服を着ている少女。すると双眼鏡の使用時間がきれてしまい、声をあげてしまった。すると私立学校の制服を着た女の子が100円玉をくれた。この眼鏡をかけていて、緑色の制服を着ている少女は鳳凰寺風。
「社会見学で、こんなところに連れて来てもらえるなんて嬉しいな♪」
「わぁぁぁ!双眼鏡がきれた…」
「よろしかったらどうぞ!楽しそうなあなたを拝見して、私も楽しませていただけましたから、お気になさらずに!」
光は御礼をしようと追いかけると、お嬢様学校の生徒の波に飲まれてしまう。一番前を歩いてる身長が高くてモデルみたいな美少女がいた。この青い髪、制服を着ている少女は龍咲海。
突然、空が光り、謎の少女の声を聞くと、3人は異世界セフィーロに召喚されてしまった。広い海と空に浮かぶ火山を目撃し、落下したのは大きなトビウオの背中だった。
「この世界を助けて伝説の魔法騎士たちよ!」
異世界セフィーロ
「ここはどこなんだぁ!」
「何なのよここは、いったいどうなっちゃったのよ?」
「東京ではないことは確かですね」
「そんなの見れば分かるわよ」
「来週には大事なフェンシングの試合があるのよ!どうしてくれるのよ!」
「そうだ自己紹介しよう!」
「こんな時に、なに呑気なこと言ってんのよ!」
「そうですか?名案だと思いますわ」
「東京タワーから来たのは私達3人だけのようですし、これからどうするか、協力していくしかありませんわ」
お互いの名前と学年を名乗ると全員中学2年生だった。光は小学生だと思われていました。海はトビウオにお願いして東京に帰ろうとするのだが、トビウオは導師クレフの聖獣だった。
魔導師クリフにより事情を説明される。ザガートによりさらわれてしまったお姫様を救助するため召喚された3人。エメロード姫の願いを叶えるまで東京には戻れないと伝えるのだが、海は生意気なことを言ってるクレフのマントを掴む。魔物が出現してクレフが稲妻招来で倒す。と海は冷たくするが、と光はクレフに協力しようとする。
「お前達はもう戻れん、このセフィーロを救うまでは…私は導師クレフ…お前達を導くために来た」
「何偉そうなこと言ってるのよ!年下でしょあなた」
「その話が本当なら大変な話ね…でも私たちには関係ないわ!この国の問題は、この国の人が解決すればいいのよ」
「セフィーロの者ではできないのだ…できればお前達などには頼まん」
「私やるよ必ず魔法騎士になってセフィーロを救う」
「ちょっと待ちなさいよ!そんな重要なこと簡単に決めていいの?」
「困ってる人が目の前にいるのに放っておけないよ」
「お前達に選択の余地はない!魔法騎士となりセフィーロを救わぬ限り、元の世界へは戻れん」
「エメロード姫は、この世界の柱なんだ…聖獣召喚!」
エメロード姫はセフィーロの柱で意志の強さで支えていた。「信じる心」がこの世界での力になる。魔法騎士になり魔神を甦らせないといけない。クレフは光、海、風の3人に「魔法伝承」で成長する防具を与えるのだった。
神官ザガートは魔法騎士が召喚されたことを知り、部下のアルシオーネに魔法騎士を倒すように命令する。
「伝説の魔法騎士が召喚された」
「流石はエメロード姫、囚われの身でありながら、それだけの力を使えるとは」
「召喚された異世界の3人は、まだ子供…魔神が蘇ることはない…しかし導師クレフの元に、アルシオーネ邪魔な芽は早めに摘むがよかろう」
「仰せのままに…」
クレフVSアルシオーネ
突然暗雲が広がり、ザガートの部下アルシオーネがマジックナイトを追撃する。クレフが弟子のアルシオーネを足止めする。氷尖撃射で攻撃してくるが、殻円防除で防ぐ。背後からザガートの攻撃を受けて、クレフは石になってしまう。
「西へ行け沈黙の森にプレセアがいる…そこで武器とモコナを!」
「お久しぶりです導師クレフ!」
「我が教え子ながら呆れた奴だなアルシオーネ」
「導師には感謝しておりますわ…素晴らしい魔法を授けてくださいましたもの」
「待てアルシオーネ」
「私がお前に魔法を教えたのは姫をお守りするためだ…このセフィーロを脅かすためではない…稲妻招来!」
「私の気配に気づくとは流石は導師、しかしこれではエメロード姫は救えない」
1話でクレフが倒されてしまった。これで魔法騎士を導くことができなくなってしまった。光はクレフのことを心配していたが、アルシオーネに追いつかれてしまった。
光VSアルシオーネ
氷槍投射でマジックナイトに氷系の魔法で攻撃してくる。背後からの攻撃を聖獣は回避するが、上空からの攻撃で動きを止めてしまった。その隙を狙い前方に回り込まれた。
海に散々なことを言われてしまう。と光は助けに行こうとする。と風は冷静に判断する。
「何が追っ手を防ぐよ。アイツ口ばっかりじゃない!」
「クレフのところへ戻ろう今なら助けれるかもしれない!このまま見捨てるなんて絶対嫌だ!」
「クレフさんを想うなら戻るべきではありませんわ…戻ることを望んでいませんわ。」
「初めまして異世界から来た魔法騎士の卵さんたち、知り合ったばかりで残念だけど死んでいただくわ」
「私が死んだら…」
「炎の矢ぁぁぁぁ!」
光が拳を上げると、赤い光が全身を包み込み魔法を発動させる。まさか魔法が使えるとは思わなかったアルシオーネは、油断して直撃を受ける。初めての魔法で体力を消費して倒れ込んでしまう光。
「この変な鳥に頼んで東京に戻ってもらわない?」
「ダメだ」
「私も反対ですわ」
「どうしてあなたまで反対するの?あの子憎たらしい奴のこと信用してるの?」
「全てを信じているわけではありませんが、魔法騎士の話は信憑性があります」
「知らない世界でやみくもに行動するのは危険ですわ」
「クレフが大ウソつきだったらどうするのよ?」
「当てもなく行動するよりは、嘘でも従った方がマシです…それとも海さんには何かあてが?」
「仕方ないわね…ついていってあげるわよ!あんたたちふたりじゃ心配でしょ!」
海は一刻も早く東京へ帰りたいようだ。光と風は反対してクレフの言葉を信じて沈黙も森へ向かいます。海ちゃんちょっとツンデレだ。
ザガートはエメロード姫に魔法騎士を召喚したことを確認する。セフィーロを占領するのか?崩壊を望んでいるのか不明だが、魔法騎士を倒すのが目的であることに間違いはない。
「異世界から魔法騎士を召喚しましたねエメロード姫、無駄なことはおよしなさい…魔神が蘇ることはない」
「何故神官であるあなたがこんな真似をするんです?セフィーロがどうなってもいいんですか?」
次回「沈黙の森の創師プレセア」
担当声優
キャラクター | 声優 |
獅堂光 | 椎名へきる |
龍咲海 | 吉田古奈美 |
鳳凰寺風 | 笠原弘子 |
クレフ | 佐々木望 |
エメロード姫 | 緒方恵美 |
ザガート | 小杉十郎太 |
イノーバ | 置鮎龍太郎 |
アルシオーネ | 天野由梨 |
アスコット | 高山みなみ |
ラファーガ | 岸野幸正 |
カルディナ | 永島由子 |
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