ふたりはプリキュアSS15話感想「ソフトボールは親子の絆」の感想です。咲はグローブを忘れていて、母に渡された。明日の試合に向けて朝練を頑張っていた。みのりもソフトボールがやりたいと言い出すのだが、咲が初めてくらいまで成長したらと母に言われる。
満と薫はプリキュアに興味を持ち学校へ転校生としてやってきた。全てはプリキュアに変身する咲舞を監視するため、力の源が何であるか調査するためだった。ゴーヤーンは、アクダイカーン様に任されている泉に戻るように指示を出すのだが、無視されてしまった。
「薫殿に満殿?こんなところで何をしているのですか?」
「偵察に来てるのよプリキュアのね」
「ドロドロロン殿に任せてます…託された泉に戻るのです」
「嫌よ!チャイムが鳴ったら教室に戻らないといけないの」
「なんですと?困ったものですな…今時の若い者は…」
ソフトボールは親子の絆


朝練で体力を使ってしまったソフト部員は、全員授業中に寝ている。放課後にも練習をしていているとドロドロンが登場する。満と薫のアドバイスで、力の源になるのは好きなことを全力で行うこと。つまり妨害することで、プリキュアの力が弱体化する可能性があると知った。
モエルンバのように、同じような作戦では勝利することができず失敗するだけだとお教えてあげました。親切なんだろうけど、全てプリキュアの能力を見極めるための捨て駒である。
「今日こそ倒すぞプリキュア」
「はーいドロドロン」
「僕の邪魔したら許さないからね」
「待ちなさいよ!モエルンバみたいにワンパターンで攻めても勝てないわよ!あの力よ…ソフトボールや絵を描いている時、強い力を感じるわ…変身した時のパワーに繋がっているみたい」
「あの力を断ってしまえばプリキュアの力も弱くなるかもね」
「今やってることを邪魔すればいいのか」
ドロドロンは咲のグローブに小型のウザイナーを憑依させた。すると咲はボールのコントロールができなくなり絶不調になる。30連続ボールでストライクが取れなかった。舞に付き合ってもらい海岸で練習するのだが、これもダメだった。今までにこんな経験がないと完全に落ちこんでしまった。
日向家の夕食はハンバーグカレーなのだが、咲は残してしまった。部屋でグローブを握り「あんたのせいじゃないよね?道具のせいにしちゃだめだよね?」と問いかける。四球連続で押し出してしまった悪夢を見る。
お腹が空いた咲は部屋から降りてくると、母が新しいパンの研究をしていた。母は咲が悩んでいることを知っていた。ストライクが取れないのは初めてではなかった。初めてソフトボールをした時もできなかったことを思い出した。母のグローブを使えばできると思っていた。「今は小さいグローブで一生懸命楽しくやってみなさい」と言われた。
母は咲に手を重ねると、小さい手は母と同じ大きさになっていた。試合には母のグローブを使うことにした。
「これ覚えてる?明日は気分転換にお母さんの使ってみる?力いっぱい一生懸命楽しく投げてきなさい」
「ありがとう…」
試合に向かう途中にドロドロンが現れ、自分のグローブを使うようにお願いするのだが拒否された。思い通りに進まなかったため、グローブからウザイナーが召喚された。咲舞はプリキュアに変身する。絶不調だった理由がウザイナーだったことを知り、怒りが爆発する。
「今日はあんたの相手している暇はないのよ」
「うん邪魔しない…そのかわり試合には自分のグローブを使ってください」
「今日はお母さんのグローブ使うって決めたのよ」
「ちょっとあんた!そのウザイナーなんで私のグローブから出てきたのよ?」
「お前のグローブに取りついてたからさ」
「あんたの仕業だったのね」


空中に飛び上がり、急降下攻撃、後方に回り込む。連続で石を発射されるが、全部相殺して突撃してダウンさせる。妨害したのにも関わらず、いつも以上の力を発揮されて逆に強くなってしまった。同時攻撃を何度も浴びせてから合体技で浄化に成功する。
「なんで邪魔したのに弱くならないんだよ?」
「そんなことしても無駄よ」
「そんなことで弱くなったりしない」
「卑怯な手に負けない!」


満と薫のアドバイスを参考にした結果、ドロドロンは敗北してしまいました。精神的に追い詰めるまでは良かったですが、グローブを使ってとお願いしたのがいけなかったですね。母のグローブにもウザイナー憑依させればよかったのに、そうすればグローブではなく、自分がイップスであることに気が付き、更に追い詰められてしまう。そうすればプリキュアの力弱体化できたはず。
プリキュアの戦いを近くで見ていた満と薫は、この方法では倒せず、咲は精神力が高いことを知った。
「私達の知らない力がありそう」
「プリキュアのこともっと調べる必要がありそうね」
試合に勝利した咲は、夕食に特製オムレツを作りました。母の応援のおかげで勝利できたので、お礼である。見た目はアレでしたが味は意外と美味しかったようです。
次回「夢と希望と健太の悩み」
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