わんだふるぷりきゅあ19話「キュアリリアン誕生!」の感想です。満を持して猫屋敷まゆがプリキュアに変身する神回がやってきました。4人目がここまで遅いのは、ひろがるスカイプリキュア18話のバタフライと同じですね。
ユキの身勝手な指示に反発したまゆ。思わず言ってしまった言葉に、二人とも驚いてしまった。その現場をいろはとこむぎが目撃した。
まゆは怖がりで、高所恐怖症、ドッジボール、雷。みんなが平気なことが苦手であることが嫌だった。そんな時でもユキが側にいてくれて怖さが和らいだ。気まずいい状態になってしまった。まゆは夜に目を覚ますとユキの姿がなかった。
ユキは自分がまゆに嫌われたとしても、目的は大切なまゆの安全確保である。
「私はどうして怖がりなんだろう…みんなが平気なことが」
「迷いはない…例え嫌われたとして、あなたを守るためなら」
小学生のまゆが、度々回想シーンで描かれていましたが、めちゃくちゃ可愛い♡
キュアリリアン誕生
みんなは逃走したハムスターのガルガルの行方を追っていたのだが、捜索が難航していた。ガルガルは何者かの力に影響され、キュアニャミーに敗北したことで、怒りの感情を爆発させていた。
すみれは再販するためのコンパクトを店頭に並べるため、まゆに手伝ってもらおうとしていた。ユキをモチーフにした商品は、人気で即完売していた。みんなを笑顔にすることができた商品は、みんなの幸せをつないでいき、笑顔にすることができる。
すみれは、まゆが落ち込んでいることを知っていたため、元気になってもらおうとしていた。しかし、まゆは自分にはそんな力はないと否定的だった。
すみれは、まゆからリリアンのブレスレットを大事に持っていた。まゆは物作りが大好きで、時間をかけて大事に作ったものをみんなに上げている。そうしてみんなを幸せにしていた。それはユキも同じで、チャームをとても気に入っていた。
「私、ユキに嫌われちゃったかも…」
「でも一緒にいたいんでしょ?」
「みんなを笑顔にする力、幸せを紡いで、繋ぐ力…本当に私にそんな力があるなら…」
ユキは家の近くの木で休んでいた。いろはたちが声をかけると迷惑そうに無視していたのだが、いろはは、ユキがまゆを守っていることを知っていた。みんなの言葉に心が動くのだが、ツンデレなユキにとっては痛いところを突かれてしまった。
「そういうことか」
「何?」
「ここからまゆちゃんを守っているんだね…喧嘩してちょっと気まずい感じかな?」
「私はまゆを守るだけ、嫌われても構わない」
「ユキだって、まゆと一緒に遊んだほうが楽しいに決まってるわん」
「1つだけ、まゆちゃんと、お話しなよ…あなたの想い、あなたの気持ち伝えてあげて」
ガルガルが出現し、市街地でパニックが起きていた。せっかくの台詞なのに、あなたの声を聞かせてくれなくて、再び逃走した(笑)ガルガルのターゲットはニャミーだけで、ワンダフルとフレンディの相手はしなかった。
「まさか私を待っていたの?あなたに勝ち目はないのに…仕方ない構ってあげる」
「またガルガルに痛いことしようとしてる」
「あなたたちがしっかり止めないからじゃない」
ガルガルを攻撃しようとするニャミーをふたりは必死に止める。
ガルガルの光線を受けて、3人が小さくなってしまった。チイサクナールだわさ。ワンダフルとフレンディは吹き飛ばされてしまい犬に助けてもらった。悟にお願いして現場に戻ろうとする。
ニャミーの攻撃は効かず、ユキを探しに来たまゆが、ガルガルに追いかけられる。まゆはユキに自分の想いを伝えることができた。
「まゆどうして来たの?」
「ユキに会いたかったから、いつもそばにいてくれたよね…私が怖がってる時も、心細い時も、いつも一緒にいて大丈夫だよって励ましてくれてたでしょ?言葉が伝わらなくても伝わってたよ!ありがとういつも助けてくれて」
「それは私の方、まゆがいてくれたから、まゆがいなかったわ私は…あいつの狙いは私、置いて逃げて!あなたに何かあったら耐えられない」
「私もだよ!ユキがいなくなるなんて考えられない!これからもずっと一緒にいたいから、だからユキは私が守る!」
まゆのユキを助けたい強い感情が、鏡石に共鳴しコンパクトが誕生した。ユキはまゆを止めるように手を伸ばすが、まゆを危険なことに巻き込まないようにしたいというユキの願いは届かなかった。自分にみんなを助ける力があるのなら、まゆは願いキュアリリアンに変身した。おっとりした表情から強気の表情に変わる。
「私にできるの?ユキやいろはちゃんみたいなことが、ユキを守りたい!それが私にできるなら…」
「シャイニーキャッツパクト!プリキュアマイエボリューション!」
「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン! こわくない、こわくない」
どんぐり攻撃を回避して、ニャミーを悟に託す。まゆは運動が得意には見えなかったが、プリキュアとして覚醒すると回避能力が高かった。必死に説得するのだが、ガルガルはパニックになり、暴れてダメージを受けてしまう。
ビルに登ろうとするが足を滑らせ落下する。リリアンネットで落下を防ぎ説得することに成功し、抱きしめて浄化した。ぼっちで心細い気持ちを知っていたリリアンの想いが、ガルガルに届いた。
「ガルガルもう止めよう…あなたが私やユキと戦う必要はないの」
「私は敵じゃない!あなたの力になりたいのリリアンネット」
「怖かったんだよね?独りぼっちで心細くて、分かるよ私も同じだったから」
「あなたはもう独りじゃないよ…頑張ったね!もう大丈夫…」
ハムスターをニコガーデンに送り、無事に物語は解決する。いろはたちもいつもの姿に戻ることができた。
「私まゆの側にいたい!ずっと一緒にいたい」
「一緒にいよう…ずっと…」
ユキはまゆに自分の想いを伝えた。まゆはユキを優しく抱きしめ、ユキは涙を流して安心して猫の姿に戻った。
互いの気持ちを伝えることができて、まゆもプリキュアに変身することができたし、望んだ道を進むことができました。だが、ユキは今後もガルガルを助けようとする気持ちはないだろう。まゆが協力するように流れを変えることになるだろう。
次回「二人ならこわくない」
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