デリシャスパーティプリキュア42話「ゴーダッツのたくらみプレシャスVSブラックペッパー」の感想です。怪盗ブンドル団の団長ゴーダッツの正体は、フェンネルだった。師匠であるジンジャーにマリちゃんとフェンネルと一緒に過ごした人が何故?おむすびのレシピッピを奪われ突然攻撃を受けたプリキュアは、強制変身解除されてダウンしてしまう。そこにスペシャルデリシャストーンを修復した、マリちゃん、シナモン、拓海が帰還した。
ゴーダッツのたくらみ
「お前が父さんを…」
「シナモンの息子か?」
「シナモンさんどうして?」
「スペシャルデリシャストーンは全て私が受け継ぐはずだった…それをシナモンが奪おうとした…だから消した当然だろう」
「あれは師匠が決めた事よ」
「お前もだローズマリー…邪魔者を通報し、手に入れられると思った…今度はクッキングとお前が邪魔をした」
「強大な力ゆえに二つとも持つのは危険だと判断されたのよ」
「シナモンに扱えて私に扱えないはずがない…クッキングダムの宝は私が手に入れる」
ジンジャーがシナモンにスペシャルデリシャストーンを渡したことが気に入らなくて、フェンネルはシナモンを追放した。今度こそ入手できると思ったが、デリシャストーンの力が強力で2つを一人に任せるのは危険だと判断され、マリちゃんとフェンネル半分にした。そのことが気に入らなくて、今回のような事態に展開したということになる。
レシポボンを完成させてクッキングダムの宝、世界を自分のものしようと企んでいた。プリキュアが倒れた今、ゴーダッツに立ち向かえるのは、マリちゃんとシナモンだけだった。ブラペはゆいたちを回復するように頼まれる。
「フェンネルお前は僕達が止める」
「奪いつくせゴッソリウバウゾー」
「まさかあなたと戦うことになるとはね…」
「お前はこの子たちの手当てを…お前ならできる僕の息子だろ」
「フェンネルとはかつて修業した仲間」
「私達でカタをつけるわ…つけないといけないの…」
ゴーダッツは冷蔵庫のウバウゾーを召喚し攻撃を仕掛ける。マリちゃんはムチでウバウゾーのバランスを崩すとセクレトルーに動きを封じられてしまう。シナモンの説得は届かず、ウバウゾーの攻撃で足を氷漬けにされゴーダッツの攻撃を受けてしまった。渾身の一撃で応戦しゴーダッツにダメージを与える。
「師匠は世界を支配するためにスペシャルデリシャストーンを作ったのではない」
「手を伸ばせば世界は手に入るのだ…私なら全力で奪いに行く」
「力は相手を超えねじ伏せるために使うもの…そうだろ?」
「違う!みんなを守り幸せに暮らすために」
「誰かにとっての幸せは、誰かにとっての不幸せだ笑う者の影には常に泣く者がいる…それが理解できないのは、お前達が常に恵まれ奪う続けてきたからだ」
マリちゃんはセクレトルーに応戦してムチで動きを封じ、シナモンを助けに向かうがウバウゾーに妨害される。シナモンはブラペと一緒にゆいたちの回復を優先させる。ゴーダッツの攻撃を相殺するが倒れてしまった。完全回復したゆいたちはプリキュアに変身する。
ウバウゾーの攻撃をスパイシーが防ぎ、3方向からプレシャスが2000キロカロリーパンチ、ヤムヤムがバリバリカッターブレイズ、フィナーレがブーケで攻撃して、ウバウゾーが自分が発射した氷の攻撃を受けてショートする。合体技で浄化に成功するが、捕獲箱が割れずレシピッピを救出することができなかった。
戦闘シーンは短いが、ものすごくカッコよく描かれている。フィナーレとウバウゾーとの距離感、走る姿カッコイイ。
油断したマリちゃんはセクレトルーの電撃でダウンしてしまう。セクレトルーも必死で、ほぼ自爆技、接触して電撃を発動させたから自分のダメージを受けて倒れる。ゴーダッツに手を差し伸べるが、ゴーダッツはその場から空間を開いてブンドル団アジトへ帰ってしまう。
ブラペは怒ってゴーダッツの後を追い、更にプレシャスとマリちゃんも空間の中へ進む。ゴーダッツ様のために頑張ってきたセクレトルーは、自分が助けてもらえなかったことに絶望して意識を失う。その姿を見てフィナーレはどう思ったのだろうか?シナモンを芙羽家を連れて行く。
ここねの真剣な目を見て、シナモンはここねと拓海を重ねていた。ここねちゃんもこの1年で強く成長しました。
「あまねん新しい包帯持ってきたよ」
「必要ありません…こんな無様な完璧になれない私など放っておけばいい…っていうか消えた方がマシだ」
「セクレトルー今は少し休んだ方がいい」
シナモンは意識を取り戻した。あまねは眠っているセクレトルーを見ていた。らんは包帯を持ってきたらセクレトルーは目を覚まし、完璧になれなかったことで消えたいと苦しんでいると、あまねは手を取り包帯を巻いてあげた。優しい言葉をかけて、セクレトルーを落ち着かせる。
あまねちゃん本当に優しい。自分を洗脳利用していた敵なのに、こんなにも優しくできるなんて。敵とはいっても以前は一緒に活動していた仲間であるから。セクレトルーの気持ちを理解しているのだろう。
プレシャスVSブラックペッパー
「待って落ち着いて私と一緒にフェンネルさんに会おう」
「離せ!落ち着いてなんかいられるか!父さんは故郷のクッキングダムを大切に想っていた」
「クックファイターの使命に誇りを持っていた…なのにあいつがゴーダッツが大切なものを奪った…俺はあいつを許せない」
「拓海待って…あんな顔初めて見た…」
「プレシャスあなたは彼を…」
プレシャスはブラペを落ち着かせようとするが、怒り狂ったブラペは話を聞かず先へ進んでしまった。ゆいのことが大好きで、冷静な拓海が、こんなにも激しい口調で怖い顔をしていた。ゆいは一緒にいた時間が長いが、こんな顔をするのを初めて見て驚いていた。
プレシャスがブラペと話す時間を与えようと、マリちゃんはゴーダッツの相手をしようと考える。対抗できるのは同じ石の力を持ったものではならない。
「出てこいゴーダッツ」
「何が欲しい?お前の望むものをなんでも与えてやろう…私の下につけ」
「ふざけるな!どうして俺がお前に」
「お前はデリシャストーンに選ばれた…その力私の下で活かしてみないか?」
「断る」
「愚かさは父親譲りだな…私に劣りながら私に勝てると勘違いしている」
「お前が父さんを語るな!」
「懲りない奴だな?」
「誉め言葉として受け取っておく」
「お前の力じゃ私に勝てない」
「勝てなくていいあなたを止められさえすれば」
「どけ!俺はあいつを倒さなきゃいけないんだ!」
「どけない!これ以上はいかせない!みんな誰かを傷つけることじゃなく守りたいから立ち向かうの!」
ブラペとゴーダッツが交戦しているとプレシャスとマリちゃんが間に入る。マリちゃんはゴーダッツの力を相殺して一撃を叩き込んだ。二人とも倒れるがマリちゃんは上に拳を上げて無事であると知らせる。
ブラペは最後に攻撃をしようとするがプレシャスが止める。必死の思いが伝わりブラペは攻撃の手を下ろした瞬間、ゴーダッツに不意打ちを受けて倒れる。ゴーダッツの石は力を取り戻していた。
「フェンネルさんだって自分が間違いだって気づいてくれるはず!だってシナモンさんやマリちゃんたちと一緒の釜のごはんを食べた仲間だもん」
「あまくどこまでも愚かだ…おかげでいい時間稼ぎになった」
「どうして?ジンジャーさんだって望んでないよ?」
「お前がジンジャーを語るな!お前に何が分かる?自分が信じたいものを都合よく信じようとしたにすぎない…お前の自分勝手な想像を押し付けた結果が今だ」
「身の程を知れ!」
ゆいはフェンネルを信じたことで拓海を負傷させてしまった。コメコメは能力を発動させ、和実家に全員を転送させることに成功する。力を使い果たしたコメコメは眠ってしまう。
タイトルがプレシャスVSブラペだったで、戦うのかと思ったら説得に応じましたね。まさか好きな人と殴り合いになるのかと心配していましたが、安心しました。だが、ゆいは自分の思いでみんなを傷つけてしまい、コメコメにも無理させてしまったことを後悔している。今まで精神面が強かったゆいは、ここで心が折れてしまうのか?きっと立ち上がるだろう。
次回「レシピボン発動!おいしーなタウンの危機」
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