デリシャスパーティプリキュア4話感想「ふくらむこの想いキュアスパイシー誕生!」

キュアスパイシー

デリシャスパーティプリキュア4話「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」の感想です。第2のエナジー妖精パムパムが目を覚ました。人間の言葉を話すことができて、ハートキュアウォッチの使い方をゆいに教える。コメコメはゆいのためにおつかいに出掛けるのだが、芙羽ここねに助けてもらいニンジンを購入することができた。

しかし、帰る途中に迷子になってしまう。捜索中にパムパムは、芙羽ここねに出会い人間の言葉で話してしまった。ジェントルーがレシピッピを奪い、ゆいは変身前にここねに目撃されてしまう。戦闘終了後にキュアプレシャスは倒れているここねを家まで送ってあげた。コメコメは特別な要請で人間に近い姿に変身した。

芙羽ここね

和実ゆい

芙羽ここねは朝食にサンドを食べているとレシピッピを見ていた。なんとゆいと同じで、レシピッピを見る力があるようです。おいしく笑顔になっているのだが、執事から「登校のお時間です」と声がかかると険しい顔になる。もしかしたら学校に行きたくないのだろうか?

「よっと…ここでいい?」

「うん…」

「よかった…じゃあ~ね~」

登校中に車の中で、ここねはキュアプレシャスに抱きかかえられて、自宅に送られてきたことを思い出して笑顔になっていた。前回は途中まで送られたのか?家まで送られてきたのか不明でしたが、豪邸の前まで来たようですね。

学校生活が描かれていますが、制服がチョコレートブラウンの色で可愛い。

ゆいは進級して新しいクラスになると、教室にここねが入ってきた。するとクラスのみんなから「芙羽様」と呼ばれてていた。何故芙羽様と呼ばれているかというと、頭脳明晰で超美人でスタイル抜群。父親は高級レストランデュ・ラクのオーナーである。特別扱いされていて、浮いている状態だということをゆいは知らなかった。騒がられているとここねは教室から出て行ってしまう。

ゆいとマリちゃんはなごみ亭で母の作った夕食を食べている。ここねと同じクラスになったことを話す。部屋に戻りコメコメは自分の頭を撫でると化けてごはんを食べる。パムパムはここねと一緒に話したいとお願いするのだが、マリちゃんがほっぺを引っ張り注意する。

「パムパムもここねって子に会いたいパム。あんな綺麗な子初めて見たパム。髪もツヤツヤでいい香りもして、あの子とお友達になって一緒におしゃべりしたいパム」

「しゃべっちゃだめでしょ!」

「コメコメもお世話になったし、ちゃんとお礼したいパム」

「そうだね!明日聞いてみるよ」

ブンドル団ゴーダッツは失敗ばかりで計画が進まないことに怒っている。ジェントルーは謝罪し、セクレトルーは次の作戦を計画する。ゴーダッツの好物であるパンをたくさん用意するとか、複数のレシピッピを捕獲しようと考える。

「ゴーダッツ様はパンがお好きです!ご機嫌伺いには好物を捧げるのがセオリーその数は多い方が喜ばれる…つまり」

「レシピッピを一度に多く捕まえると」

「では参りましょう…ブンドルブンドル」

今日は1回だけのブンドル。

ゆいは学校でここねに話しかけようとするのだが、友達に声をかけられたり、授業中に寝たりとタイミングが悪く話しかけることが出来ずにいた。ここねは独りでいることが多く、誰とも仲良く話すことをしなかった。ウサギ小屋を眺めていると近くに小さな穴が開いていることに気が付いた。

お昼になりゆいはここねに話しかけるのだが、既に教室にはいなかった。答えてくれたのは華満らんだった。この子も同じクラスだったのですね。ゆいはらんのことは誘わないのね…自分のことらんらんって可愛いな。

「芙羽さん一緒にお昼ご飯食べよう…」

「あの子ならもう行っちゃったよ…ね!もしかしたら食堂にいるんじゃない?」

「行ってみる」

「らんらんも行こう」

「ひやシュワがなめらかなパラレルターンがえがく!う~ん学校始まったって感じ!」

学校は食堂もありソフトクリームあるって羨ましい。らんらんご飯食べないのか?ソフトだけ?ゆいはここねを捜すためご飯を食べなかった。ここねは何かを動かそうとしていた。ゆいはここねに協力して一緒に

「あなた…」

「これ動かしたいんだよね?」

「え?別に一人でやるから…」

「おばあちゃんが言ってた。人の力もだしも合わせるのがみそだって!一緒にやればきっとできるってこと」

「せーので引っ張ろう」

ハイジャンプのマットを動かすと隙間に子ウサギが隠れていた。ここねはウサギ小屋から1匹脱走していたことに気が付き捜索していたのだ。ゆいはここねがとっても優しい人間だと知り、遊びに誘うのだった。すると隣にはパムパムの姿があり学校に着いてきていた。

「この間もコメコメを助けてくれて本当にありがとう」

「あれが偶然あっただけで…」

「ね!今日の放課後、家に遊びに来ない?じゃあじゃあ芙羽さんの好きな場所はどう?またみんなと会ってほしくて。こんな風にキュルキュルした目で会いたそうにしてて…」

「え?なんで学校に…学校じゃなんだし放課後どう?」

「か…か…」

ゆいの強引な誘いではどうなるか分からなかったが、パムパムが決め手となり、ここねを放課後デートに誘うことに成功しました。どうやらかわいい動物が好きなようで、クールな彼女の表情が、ものすごい笑顔になる。Heart bakeryで二人のデートを邪魔してはいけないと思ったのか、マリちゃんの姿はなかった。ここはヒープリのBGM。

ここねとデート

芙羽ここね

「パムパムまさか学校まで行くなんてね」

「ごめんなさいパム」

「何事もなくてよかったわ」

「で、Heart Bakeryで会うんでしょう?私も一度行ってみたいわ~」

「マリちゃんも来る?」

「え?悪いわよ…でもゆいがいいって言うなら」

「そっか…じゃあ行ってくる」

「っておいていくんかい!」

マリちゃんは本当は行きたかったのだが、少し遠慮したようにしていると、ゆいはそのままマリちゃんをおいて行ってしまった。ゆいはハートパンと新作のロールパンサンドで迷い両方を頼んだ。ここねも迷ったようですが選んだのはカレーパン。ゆいはサンドを半分にしてここねに渡す。ここねは「ありがとう」と言いたいのだがタイミング悪く言えなかった。犬用のパンもあるようです。

「ハートパンと新作のロールパンサンドで迷ちゃって両方にしちゃった」

「私もロールパンサンドと迷った」

「やっぱり?良かったら半分どうぞ」

「ありが…」

「あーん…う~んデリシャスマイル♪」

「素敵なお店だね…よく来るの?」

「静かで穏やかな空気がいつも満ちてる。ここで過ごす一人の時間が好きなの」

「じゃあうるさくしちゃったね…ごめんね」

「別に…」

その時レシピッピが3体出てきて二人は一緒に見る。お互いに見えることに気が付き感動する。ここねはいつからレシピッピを見ることができたのだろうか?

「もしかして…見えるの?」

「あなたも」

「うん!すご~い嬉しい!やっぱりカレーパンも美味しそう私も買ってこよう」

「あ!和実さん…これ」

「ブンブンドルドルブンドル」

ゆいは食いしん坊でカレーパンも買ってこようとすると、ここねは名前を読んで自分のパンを半分にするのだが、怪盗ジェントルーが登場してレシピッピを奪う。

「ジェントルーなんてことを…」

「マリちゃんどうしてここに?」

「うらやましくってこっそり来ちゃったなんて恥ずかしくて言えないわ!」

「言ってるよ」

あーもうせっかくのデートを邪魔して。マリちゃんこっそり見に来てたようだけど、ゆいのツッコミが笑える。パンの味が変わり食事をしていた人々が騒ぎ始め、ジェントルーの登場と飛び出したゆいとコメコメ。ここねはパンを一口食べてどうなっているのか疑問に持った。マリちゃんがデリシャスフィールドを展開しようとした瞬間、ここねは手を伸ばしてフィールドに突入する。

「レシピッピが3匹…まぁいいだろう…いでよウバウゾー」

「芙羽さんは安全な場所に」

「待って」

「なんで中に入ってるパム?」

「あなたは…」

パムパムは思わず話してしまうのだが、ゆいは後ろにここねがいることを知らず、キュアプレシャスに変身する。自分を自宅まで送ってくれた少女はゆいだと知る。マリちゃんはここねを保護し、プレシャスは測り器のウバウゾーに攻撃を仕掛けが、皿をブーメランのように投げ戻って来た攻撃でダメージを受ける。大型のように見えるが動きが素早く、攻撃を回避して頭上からのしかかり攻撃。

「何が起きているの?どうしてあの子は戦っているの?」

「それは…」

「あなた話せるんでしょう教えて!お願い!」

「レシピッピが盗まれたせいでパンの味が変わってしまったパム…プレシャスはそれを元に戻すために戦っているパム」

「捕まえたレシピッピが多いほど、ウバウゾーが強くなるのか?一石二鳥だな」

「大丈夫芙羽さんの大事なパン屋さんはあたしが守るから」

状況の説明をマリちゃんに求めるのだが答えようとはしなかった。パムパムが話せることを知っているので強くお願いすると、ゆいがプリキュアとなりレシピッピを助けるためだと説明する。マリちゃんはパムパムを止めようとするが、全てを話してしまった。

ジェントルーはレシピッピを複数集めると、ウバウゾーが強化されることを知らなかったようだが、プレシャスはここねの大事な場所を守るために戦う。マリちゃんはフィールドを一部解除してここねを外に出そうとする。パムパムは自分のワガママで、ここねを危険な目に遭わせてしまったことを謝罪する。

「早くここから外へ」

「早く逃げてパム。ごめんなさいパム。会いたいなんてワガママ言わなければこんなことには…」

「あなたに会えてよかった…私ここに残る。あの子と一緒にまた美味しいパンを食べたいの。私一人が楽だった。静かな一人の時間が好き。人と関わるのは面倒だし、すごく疲れるから、でもあのこと一緒なら心の中で温かいものが、今まで知らなかった思いがどんどん膨らんでいく。私守りたい。大切な場所をあの子と」

「だって、どんなことも一緒にやればきっとできるって、もう知ってるから」

「パムパムもここねと一緒に守りたいパム。ここねプリキュアに変身パム」

ここねは一人でいる時間も好きだが、ゆいと一緒に行動したことで新しい気持ちを見つけることができた。フィールド内に残り一緒に戦う道を選んだ。パムパムと共鳴してハートキュアウォッチを渡しプリキュアに変身する。

ふくらむこの想いキュアスパイシー誕生

「プリキュアデリシャスタンバイ!パーティゴー」

「ふわふわサンドで心にスパイスキュアスパイシー!分け合うおいしさ焼きつけるわ」

「芙羽さんなの?」

「キュアスパイシーよ」

「二人目のプリキュア?」

「私に考えがあるの」

ウバウゾーの攻撃を回避し連携攻撃でバランスを崩す。キュアスパイシーはシールドを展開し、ピリtoサンドプレスでウバウゾーをサンドして動きを封じる。プレシャスは500キロカロリーパンチを撃ち込みダウンさせる。

「プリキュアスパイシーサークル」

「一緒だからできたの…それに私ずっとあなたに伝えたかった。ありがとう♡」

「こちらこそありがとう♪」

キュアスパイシーは必殺技プリキュアスパイシーサークルで浄化に成功し、レシピッピを回収した。プレシャスと似た感じの必殺技になるが円形の青いサークルを発生させる。戦闘後は先ほどの店に戻りマリちゃんも一緒にパンを食べるのでした。

次回「なかよくなりたいのに…!ここね、初めてのおともだち!」

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