デリシャスパーティプリキュア45話最終回「デリシャスマイル~みんなあつまれいただきます」の感想です。全員の力を合わせてプレシャスが、プリキュアお腹いっぱいパンチで殴り込み、合体技を決めました。ゴーダッツとの最終決戦を終えて、
プレシャスはゴーダッツを浄化してフェンネルの元へ駆けつけた。師匠に自分だけを観てくれなかったことなど不満が溜まってこのような事件を起こしたのだが、プレシャスは優しい言葉をかけて、おむすびを差し出した。レシピッピはフェンネルの手を引っ張り、おむすびを受け取る。
「フェンネルさん」
「師匠どうして僕だけをみてくれないの?」
「ジンジャーさんはあなたの笑顔を守りたかったんだと思う」
「あたしもフェンネルさんの笑顔が見たい、今でなくてもいいからいつか…おむすびどうぞ」
「温かい」
招き猫がフェンネルの頭を撫でて、ジンジャーのことを思い出した。フェンネルは後からきたシナモンが評価されたのが面白くなかったのだろう。マリちゃんと二人でスぺシャスデリシャストーンを分けたりと、自分の思い通りにならなったのだが、きっと評価してくれていたに違いない。
デリシャスマイル~みんなあつまれいただきます
お料理のレシピが戻ったことで、おいしーなタウンでお祭りが開催された。フルーツパーラーKASAIでは、あまねがパフェを作り、ぱんだ軒では、らんが出前に出発する。レストラン・デュ・ラクでは、ここねの元に学校の同級生がやってきた。なごみ亭では、ベジタブル丼をテイクアウトしてゆいが手伝っていた。注文が重なり準備しようとしていたら拓海が持ってきた。
パムパムは巨大な招き猫に能力を使ってオシャレさせる。ここねを見習って頑張って勉強したようです。
「パフェはジェントルにゴージャスに食卓を飾らねば、お待たせしました」
「準備完了出前行ってきます!マシマシのおいしさをみんなにシェアしちゃおう」
「ピタパンサンドいかがですか?来てくれてありがとう、良かったら一緒に分け合って食べない?」
「どうして今日はベジタブル丼なの?」
「お肉とかお魚を使わないお料理なら、一緒に楽しんでもらえるかなと思って」
「できたてのベジタブル丼です」
「ありがとう拓海」
「早めに用意しておけよな」
「何してるコメ?」
「みんなの特盛の笑顔を観ておきたくて」
レシピボンの回収、ブンドル団の壊滅で任務を終えたマリちゃんは、コメコメたちと一緒にクッキングダムに帰ろうとしていた。エナジー妖精はレシピボンを守り、マリちゃんはクックファイターを育てる任務が待っていた。全員でクッキングダムに向かいます。
クッキング様はシナモンに謝罪して感謝の気持ちを伝える。スペシャルデリシャストーンはゲートを行き来する力だけ残して渡される。プリキュアとブラペとエナジー妖精とマリちゃんが評価される。こちらでもお祝いすることになり巨大なケーキが登場しました。高すぎてろうそくに火をつけることができないため、ゆいたちはプリキュアに変身して合体技ライトマイデリシャスで火をつける。非戦闘時で変身と合体技の発動。このような使い方もできるようだ。
「頑張れスピリットルー」
「応援ありがとうでごわす、こんなにも大勢の人が笑顔で、ごはんはいいものでごわすな」
ナルシストルーが改心したため、スピリットルーは頑張って仕事をすることになった。またミニスピリットルーも同様に仕事をしている。コメコメは人間モードに変身するとパムパムとメンメンも映画で登場したあの姿に変身した。何故変身できるようになったのかというと、ほかほかハートの光をたくさん浴びた影響によるものだと考えられる。
マリちゃんはブンドル団3人に会っていた。セクレトルーはやる気に満ち溢れていて、はつこの下で仕事をしたいと勉強していた。ナルシストルーはいちごを食べて美味しいものがたくさんあると思うようになり、セクレトルーにアドバイスされる。そしてブンドルブンドルではなく頑張るに変えられて、勢いで体が反応してしまった。
「罪を償ったら絶対はつこ様の下で働きたい、っていうか何が何でも働いちゃうつーの」
「いい顔してるじゃない、おいしいのお裾分けよ」
「いちごくらいなら食べてやるか、旨い」
「世界にはまだまだ美味しいものがたくさんあるわよ」
「知るかそんなもの」
「っていうかあんたなら自分で作れるんじゃね?自分の長所活かせっつーの」
「俺様の長所?」
「行きますよ!せーの頑張る頑張る」
「つい体が反応を…」
「あなたを許すことはできない、だからこそあなたを最後まで見届けるつもりよ」
別れ
マリちゃんは幼い頃から世界の危機に立ち向かう使命があるプリキュアに憧れていた。一緒に戦えて料理を守ることができたことを幸せに感じていた。今までの感謝を伝えると、ゆいたちはプリキュアになってみんなを出会えたことを言葉にして伝え会う。エナジー妖精は泣き出し別れを惜しむが、コメコメはゆいに抱きつかず涙を流して堪えていた。ゆいは何も言わず両手を広げるとコメコメはゆいの胸に飛び込んだ。
「子供の頃からここでプリキュアのことを考えていたの、おとぎ話のように語り継がれていた伝説の戦士」
「憧れのプリキュアとレシピッピを守ることができて、不謹慎化もしれないけど、私とても幸せだった」
「私達そんなんじゃ」
「私の想像をはるかに超えあなたたちは強く輝いていた。言い伝えのプリキュアはどんな人か知らない。みんなこそが唯一無二の伝説の戦士プリキュアよ。最後にお礼を言わせて、お料理を救ってくれてありがとう。フェンネルを最後まで信じてくれてありがとう…」
「私達こそありがとう。大変なこともあったけどプリキュアになれてよかった」
「かけがえのない友達に会えて」
「自分のことをマシマシに好きになれて」
「たくさんの想いに触れることができた」
「笑顔を広がってありがとうの言葉が広がれば、どんなことが起きても乗り越えられる。これからもずっとずっとごはんは笑顔を守りたい」
「ここねと離れたくないパム」
「おいしーなタウンに戻りたいメン」
「会えなくても交わした言葉から想いを受け取ることができるコメ。だから寂しくないコメ…」
「コメコメがくれた幸せの味、あたし忘れないよ…今はお別れだけどまた必ず会える…ありがとうコメコメまたね…」
必ずお別れの感動シーンですが、スぺシャスデリシャストーンでゲートを開くことができるのだから、完全に会えなくなるというわけではない。ゆいは自分の言葉を見つけたし、ここねも友達できたし、らんは自分のことをもっと好きになったし、あまねはジェントルーからプリキュアになったし、それぞれがプリキュアとして成長できました。
春
季節は流れて、おいしーなタウンは春になりました。ゆいは世界中を旅したいと一緒に拓海を誘います。これは二人っきりの旅行になるのだろうかと期待した拓海だが、みんなで行くそうだ。結局二人ではなく、みんな…
一番に拓海を誘ったみたいで、これはもしかして一番に考えてくれているのだろうかと期待したら、そこにみんなが到着して話があいまいになりました。恋の進展はなかったようですが、ゆい…もしかしてわざとやっているのか?頑張れ拓海。
「おむすびってお米の恵みと食べる人、それに作る人の想いを結んでくれるんだって、あたしいつか世界中の招き猫に会いに行ってみたい、拓海も一緒に行かない?」
「二人で?」
「ここねちゃんたちも誘ってみんなで行こうよ」
「みんなでって分かってたよ、どうせそんなことだろうと、で?他のみんなは行くって?」
「これから話してみる、最初に拓海を誘いたくて」
「それって…」
「ゆいぴょんお待たせ」
「拓海も一緒に行こう」
ソラ・ハレワタール
ゆいたちはクッキングダムに行くためにお土産を用意します。メッセージを書こうとしますがペンがなかった。ひろがるスカイプリキュアのソラ・ハレワタールが登場してペンを渡します。お腹が空いていたようで鳴ります。ゆいはお礼にお土産と、おむすびを渡します。
「お土産はこれで決まりだね」
「みんなも喜んでもらえるだろう」
「クッキングダムに行く前にここでメッセージを書かない?」
「えっと何か書くものは?」
「良かったらどうぞ?」
「ありがとう♪これお礼にどうぞ」
「失礼しました」
「こっちもどうぞ♪ごはんは笑顔」
「その言葉素敵ですねメモします」
「ヒーローの出番です」
プレシャスからスカイへ
毎年恒例の新プリキュアへのバトンタッチです。
「みんな1年間本当にありがとう新しいお友達を紹介するね」
「こんにちはキュアスカイです」
「元気もモリモリだね」
「朝ごはんをしっかり食べるそれがヒーロー」
「朝ごはん思い出したら腹ペコった…みんなもごはんを食べてデリシャスマイル」
これでデパプリの物語が終わりとなりましたが、また今後の映画にちょっと登場してくれたらいいなと思います。個人的に一番気になる所が、ゆいと拓海の関係が友達のままなんですけど、進展があってほしかったですね。
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