ひろがるスカイプリキュア22話感想「バッタモンダー最後の秘策」ヒーロー敗北

ひろがるスカイプリキュア22話

ひろがるスカイプリキュア22話「バッタモンダー最後の秘策」の感想です。ヒーローが敗北して復活するという神回になるに違いない。ソラは希望から絶望へ落とされ、悲しい物語になってしまうことを知らなかった。個人的にタイトルの通りバッタモンダーのラストだと思っていました。

バッタモンダー最後の秘策

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エルは少しずつ話せるようになっていた。スカイランドの王様と王妃は変化がなく眠ったままだった。キラキラエナジーを回収しているが、キラキラポーションを完成させるためにはまだ不足していた。スカイランドと通信をしているとベリーが割り込み新情報を入手する。

「ソラ!お前に知らせたいことがあって、行方不明になっているシャララ隊長の情報が入った」

「それ本当の話ですか?」

「隊長の姿を見たという情報がたくさん届いているんだ」

「目撃情報だけ?妖怪や幽霊じゃあるまいし、目撃された後どうなったわけ?」

「煙のように消えてしまった」

「本当なのか嘘なのかここで話していても始まらないと思います!引き続き捜索を続けて、また情報があったら伝えてください…どんな小さなことでもいいので、待ってます…」

スカイランドでシャララ隊長の目撃情報が複数あったのだが、すぐに煙のように消えてしまった。本人なら戻ってきてもいいのに何故そうしないのか?それとも理由がありできないのか?ソラが不安になっていると、ましろが捜索して情報があれば伝えて欲しいとベリーにお願いする。

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ましろは、ソラの気持ちを考えてすぐに判断できる能力を持っている。ソラはシャララ隊長が残した手紙を手帳に書き写そうとしていた。止まりそうになってしまった自分の背中をましろが押してくれた。

「なんでもかんでも手帳に書いてるソラちゃんが、隊長さんの大事な言葉を、書き写さないでいたのは意外だよ」

「なんでもかんでもってわけじゃ…」

「毎週火曜はお肉半額の日」

「あれはなかったことにしてください…」

「この手帳に書いたことは絶対に守らなくちゃいけない!そういうつもりで書いてます」

「立ち止まるなヒーローガール!」

「絶対に守れるって自信なくて、もしものことがあったら、それでも私は前に進めるんでしょうか?ヒーローでいられるのでしょうか?」

「前に進む足が止まりそうになっても、隣にましろさんがいて、背中を押してくれる…私、今日なら書けそうな気がして隊長の言葉を…大切な手帳に」

「絶対ヒーローになるぞー!」

ソラは日常でも、お肉半額の日などまで、まめにメモをしているのは、真面目で勉強熱心である。隊長の言葉を手帳に記入することができました。エルは「ヒーロー」や「ごめんね」など単語を話せるようになりました。

ヒーロー敗北

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5人で餃子を作るため買い物に出掛けました。エルはチーズ餃子が好きなようで、ツバサは究極のグルメと喜んでいます。帰り道、ソラは隊長の姿を目撃して追いかけますが、誰もいない場所に誘導されている。これはどう考えても怪しい。

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建設途中の現場に誘い込まれ、隊長は剣でソラを斬ろうとした瞬間、煙になり消えてしまった。全てバッタモンダーの作戦だった。15話「超巨大ランボーグ大爆発!守れスカイランド」にて、エルを誘拐しようとして阻止されたことが、相当な恨みと憎しみになっていた。

「…シャララ隊長!無事だったんですね」

「手品さ…アンダーグエナジーで作った幻だよ…本物だったら君は今頃真っ二つだったよ」

「どうして?なんでこんな意地悪するんですか?何が楽しんですか?」

「楽しいよ…」

「私に何の恨みが」

「あるね…憎い…憎しみで胸が張り裂けそうだ…強くて優しいこの俺に、こんなにもドス黒い憎しみを植え付けた責任きっちり取ってもらうぞ!」

「身勝手な!ヒーローの出番です!」

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ソラはプリキュアに変身し、ランボーグと交戦する。剣を使い攻撃力が高めなので、回避して間合いに入り込み、連続パンチでダメージを与える。するとランボーグの様子に変化が起こり、アンダーグエナジーでマントが装着される。

「ランボーグの後ろに隠れて、あなたのつまらないプライドは満たされるんですか?」

「凄まじい剣の使い手、当たればただでは済みそうにはありませんね…でも当たらなければ!懐に入ってしまえば、剣より拳の方が速いんです」

「お楽しみはこれからだよ」

「マント…まさか?」

「そう…そのまさかだよ!君の大切なシャララ隊長にアンダーグエナジーを注ぎこんだんだ…酷いことするよね?隊長へのダメージになるっているのに」

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ランボーグの中には隊長が入っていた。ランボーグへのダメージは、全て隊長に与えてしまう。ソラは戦意喪失して攻撃することができない。3人が駆けつけ、プリズムショットでダメージを与え、ウイングがフォローし、バタフライがカラフルパレットの黄色と青の癒しの力でスカイを回復させる。

カラフルパレットには回復させる能力があるなんて、今までのプリキュアにはない力である。意識を取り戻したスカイは、プリズムショットを発射しようとしていたプリズムを止める。

「ダメ!やめてぇ!撃たないで!隊長なんですあれは…シャララ隊長なんです」

「アンダーグエナジーのせいで隊長がランボーグに…助けて…ましろさん」

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「プリズム」ではなく「ましろさん」と呼び、スカイは泣き崩れて自分の弱さを見せる。状況を理解し、プリズムはスカイを抱きしめる。攻撃できずにいるとバタフライは合体技で浄化すれば元に戻ると考える。

「ウイング切り札はまだこっちにあるよ!アンダーグエナジーが悪いんでしょ?それ浄化しちゃえば」

「何かがおかしい…でも何が?」

「ダメェェ!」

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剣をバリアで受け止めるが破られてしまう。ウイングがフォローし、タイタニック・レインボーを発動させようと、バッタモンダーがニヤッと笑い、プリズムが異変に気付く。エルが叫んで合体技を中止する。

「バレちゃったか…こういうことさ」

「隊長はアンダーグエナジーによって生かされている。それを浄化してしまったらどうなるんだろうね?」

「そう君達のタイタニック・レインボーもアップ・ドラフト・シャイニングも隊長にとどめを刺す、やべぇ技にすぎないってこと」

「本当は君達に隊長の始末をさせるつもりだったんだ…それは最高の絶望になるだろうからね…」

「好きな方を選べよ!隊長を倒すか?隊長に倒されるか?」

バッタモンダーは15話で、スカイに妨害され退却したのだが、重傷を負った隊長を発見し、アンダーグエナジーを注入して蘇生した。つまりアンダーグエナジーの力で生かされているため、浄化してしまうと、隊長の命が失われることになる。

ランボーグを止めるには合体技を使うしかないが、選択肢は二つあり、倒すか?倒されるか?バッタモンダー最後の戦いかと思っていたら、まさかの有利な状況になってる。性格の悪い男の最高な作戦だ。

ランボーグの動きが停止して退却する。人間にアンダーグエナジーを使うにはデメリットもあるらしい。これが救出するヒントになるのかもしれない。もしかしたら次回にカバトンが助けにきてくれたりとかの展開だったら、面白いなと思います。

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「何度でも何度でも遊びに行くよ…君達の心がズタズタになるまで…ははははは!」

「隊長を助ける方法きっとあるよ」

「どんな方法があるっているんですか?」

「ミックスパレットを使えば何とかなるかもしれない。エナジーを浄化して、すかさず回復の技を使う」

「ダメだったらシャララ隊長はどうなるんですか?」

「信じてやるしかありませんよ…ヒーローは諦めたらそこで…」

「止めてください!ヒーローなんて…私もう戦いたくない!」

ソラを励まそうとするが、誰の言葉も届かないくらい絶望していた。ソラは戦うことを拒否したため、ミラージュペンとスカイストーンが石化してしまった。ペンはそのまま消えてしまった。これではプリキュアに変身することもできない。

EDが今回から変わりました。

次回「砕けた夢と、よみがえる力」

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