ジーンダイバー36話「脅威!スネーカーは実在する!」の感想です。セラフィーがプログラムの暴走を停止させることに成功した。虎鉄はシュミレーションを行ないエウロパ人が存在できないように設定するのだが、エウロパ人もスネーカーも存在することになっていた。巨大レンズ、カーテン、マイクロメカ、今までに見てきた歴史は正しいということになる。
人類はスネーカーの思い通りに進化してきたことになる。暴走が停止したので、ティルは虎哲にお願いし自分の国にジーンダイブしようとするが、指定されたポイントがないと国に帰ることができなかった。原因不明で帰ることができず、ティルがゲンゴロウに戻って来た。
脅威!スネーカーは実在する
唯は、帰れなかったティルに言葉をかけれなかった。するとティルは笑だし発狂した。あまりの怖さに唯は耳を塞ぐ。一度退却したドライがゲンゴロウを奇襲する。怒りの矛先をエウロパ人に向けたティルは外へ飛び出す。
「ふふふ…ああああああああ!」
「スネーカーが実在することが分かったのに、自分の世界に帰れないんて、私を助けた姉さんもこれじゃ犬死じゃないか!」
「唯ゲンゴロウを発進させるんだ」
虎鉄はティルにエウロパのサンプルを捕獲するように指示を出す。レーザーで数体倒し、ゲンゴロウを発進させ捕獲に試みるが、エウロパ人は液体状になり逃走する。無事に逃走することができた。
パックはドライとの会話を覚えていなかった。虎鉄がパックを責めるような言い方をしたので、唯は止めようとする。更にティルも圧をかけられ唯は止める。本当に唯は優しい。
「思い出してもらわんと困る、どんなことがあってもな」
「虎鉄!」
「唯…これは大切なことなんだ」
「お前は知っているんだスネーカーのことを」
「お願いティルそんな言い方しないで」
「もうやめて!無理に思い出させようとしても、苦しませるだけだわ」
パックの封印されている記憶が、鍵となっているため、これ以上どうすることもできなかった。虎鉄はセラフィーに会いに行くと、勉強をすること止めると言い出した。セラフィーによるとスネーカーは現実の過去に存在したことになり、どうして人類を進化させたのが不明だった。今後スネーカーは人類をどのようにさせたいのだろうか?
セラフィーの様子がいつもと違っていたことに、虎哲は気が付いていなかった。PCに捜さないでくださいとメッセージを残し、涙を流し姿を消した。
過去に行くためのDNAとパックの魚を採るため、唯はバンパイアを使う。池にパラライザーを発射する。ゲンゴロウに戻るとドライが再び現れた。
「虎鉄というPCがいなくなるチャンスを待っていました」
「なんでそんなに嫌うの?会ったこともないのに」
「会う必要はありません!私はあなた達と話がしたいのです」
「散々世界の歴史を変えようとしてたくせに」
「ノーテイストに対抗する手段を探さなくてはならないのです」
「ノーテイストとはなんだ?」
「進化に介入するもの滅亡を作り出すものです」
「あなた方も滅亡させられてしまいます!唯さん…あなたを人類の絶滅の実験をしているのです…虎鉄はノーテイストの手先なのです」
物語は衝撃的な展開へ向かう。虎鉄がスネーカーの手先であり、唯が人類滅亡の実験をしているということは、バーチャル世界はスネーカーが作り出したのだのだろうか?これから人類はどんな影響が起きるのだろうか?
虎鉄はセラフィーが家でしたと慌てていた。
次回「コンピュータ暴走の謎」
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