勇者指令ダグオン22話「風に舞う白い羽根」の感想です。宇宙の悪魔デモスが地球侵略を開始した。炎は翼にオススメされ、激辛カレーパンを食べていた。まさに喉が焼けるほどの辛さだった。激は日に一度は通うほど常連になっていて袋ごと食べていた。
風に舞う白い羽根
商店街でデモスがアンナを狙い天井が崩壊する。赤ちゃんが巻き込まれそうになり、天井を支える翼と激。しかし、デモスに妨害され炎は赤ちゃんを助けることができない。母親が悲鳴を上げ、アンナは天使の羽根を開放して赤ちゃんを助ける。
「見つけたぞアンナ久しぶりだな」
「辛いもの食べた後は妙に燃えるぜ」
「貴様達がダグオンか?邪魔をするな」
「止めて兄さん」
デモスは剣を生成し、電撃で炎を吹き飛ばす。アンナは自分の腕を噛みついて傷つけると、同時にデモスがダメージを受ける。連携攻撃でデモスを追い払う。炎たちはアンナ先生から事情を説明される。
アンナは保育士として地球の幼稚園で働いていた。アンナとデモスは双子の兄妹で、アンナは善の心を持ち、デモスは悪の心だけを持っていた。
デモスは多くの星々を破壊して楽しんでいた。このまま放置していることができず、ブレイブ星人に依頼して逮捕することができた。しかし、宇宙監獄サルガッソから地球へ飛来し、自分を裏切ったアンナを狙っていた。
デモスはアンナに復讐して勝手な行動をさせないため、、幼稚園バスを狙ってきた。巨大な腕でバスを持ち上げているため、攻撃することができない。アンナは自分の責任であると、兄の命令に従う
「これは私の責任なの、私はどうなったっていい、だから子供達を」
「兄さん子供達を返してちょうだい」
「運命の絆で繋がっている、絶対に離れることはできないんだ」
バスが落下し、翼と激が受けとめる。炎と海が攻撃を仕掛け、森が狙撃するとデモスがダメージを受ける、同時にアンナも左腕が傷ついてしまった。そのことにダグオンは気が付いていなかった。
「妹の気持ちも分かんねーで!それでも兄貴かよ?」
「ほざけ!」
デモスは地中に潜ると、マグマが噴き出し、バスが巻き込まれようとしていた、ギリギリのところで翼と激がバスを支え、炎、海、森が子供達を救出する。デモスはその間にアンナをさらうのだった。
市街地でマグマが噴き出すが、一瞬だけでおさまった。アンナがさらわれたことを知り、別行動をしていた竜が尾行していた。
デモスはアンナを冷凍睡眠装置に閉じこめた。これで地球侵略を進めることができる。アンナが自ら命を絶つことになれば、同時にデモスも命を落とす。巨大化したデモスは破壊活動を開始する。
市街地は火災が発生し、スーパーライナーダグオンがデモスに攻撃を仕掛ける。炎は冷凍睡眠装置の防御システムを破壊してアンナを助けることができた。前回4人で超重連合体をしたのにもかかわらず、ボコボコにされて全く相手にならなかった。
シャドーダグオンが駆けつけ、シャドーキャノンを発射するが、ビームを反射させられ、自分の攻撃で被弾する。
アンナは炎に兄を倒すようにお願いする。了承した炎は、先生には自分が側にいると、好意を抱いていた。妹を自分の思い通りにしようとする兄を許せなかった。
「炎!兄を倒して!兄は悪魔よ!この地球を守って…解放してあげて悪の道から」
「本当にいいんだな?だけど先生は独りじゃない!俺達が付いてる!俺が付いてるからな!」
「ありがとう炎…」
デモスがシャドーダグオンの首を斬り落とそうとした瞬間、ライアンとファイヤーダグオンが駆けつける。怒りのファイヤーソードで斬りかかるが、デモスの能力は高く、切り払いされて踏みつぶされる。
町は燃え上がり、自分が兄を裏切ったことで、地球に住む人間に迷惑をかけてしまったことを後悔する。罪を背負い、アンナは自分の命を絶ち、兄を倒そうと考える。
「絶対に許さない!アンナ先生を苦しめるお前をな!」
「もう少し遊んでやりたいが、俺はこの星を破壊しなきゃならないんでな…お前も永遠に眠るがいい」
「兄さんの痛み私も感じているわ…これが私達の運命だったのよ…」
アンナは炎を救うため、瓶を割り自分を傷つける。好きを狙い必殺技のファイヤーライオソードでデモスを撃破する。黒い羽根が舞いデモスは消滅する。
炎は急いでアンナの下へ駆けつけるのだが、そこには白い羽根が舞っていた。炎は先生の名前を叫ぶ。
「そんな…アンナ先生!」
今回は勇者シリーズの中でも、かなりシリアスな展開でした。いつもならハッピーエンドになるはずが、グリフィンの時と同じで、悲しい終わり方でした。
次回「宇宙の大樹」
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