わんだふるぷりきゅあ45話「ずっとずっと友達」の感想です。いろはは、フクちゃんが亡くなったことで元気がない。こむぎはいろはに元気になってほしくて、すり寄る。悟もいろはの様子を心配していた。みんなを心配させないように、元気なふりをしている。
「友達って楽しいばかりじゃないな…」
「嘘つくのは苦手なのに、元気なふりするのは上手だ…」
ずっとずっと友達
ティラノサウルスがニコガーデンに戻ったことで、行方不明になっていた全てのニコアニマルが帰還したことになりました。メエメエが仕切るのだが、いろはは上の空で話を聞いていなかった。ガオウたちをどのように説得していくのだろうか?
「喜ぶのはまだ早いでしょ!ガオウと狼たちを止めないと」
「すっかりプリキュアだね!」
お鶴は毎日フクちゃんの墓参りにやっていた。お亀、お鹿と一緒に過ごしていたのだ。元気になったようで、いろはは安心していた。
悟とまゆはいろはのことを心配していた。力になってあげたくてネットで検索しているが、答えが見つからなかった。ネットが全てではないので、その時の対応や状況が、適切なのかというとNOである。
ユキは放置しておけばいいと意見するが、力になりたいと二人は考えていた。もし自分何らどうやって元気になるのか?と問いかけられ、相棒と接するのが癒しである。ニコ様はいろはは自然に回復すると考えていた。
「彼氏としてこういう時こそ力になりたい…調べて計算したりしたけど、どう言葉をかけていいのか?」
「友達としてなんとか励ましたい…いくら検索しても方法が見つからない」
「私だったら、ほっといてほしいわ」
「なんとかしたいんだよ!」
「元気がない時、自分だったらどうする?」
「いろはは大丈夫だと思うよ」
トラメがガオガオーンになるための黒い卵を捜していたのだが発見できなかった。ニコアニマルが全て帰還しているので、アニマルタウンには卵はもう存在しないことをトラメに伝える。
いろはは、こむぎが自分を励ましてくれていることを知った。一緒に遊ぶことになり、まゆたちも合流した。
「黒い卵は、もうないよ…みんなニコガーデンに戻ったから」
「今日は直々にお前らと遊んでやる」
「何して遊ぶ?一緒に遊ぶと楽しいよ…お天気悪くても、悲しいことあっても、一緒に遊べばワンダフルだよね」
「一緒に遊ぼうよ…何して遊ぶ?遊んでワンダフルになろう」
「私達も一緒にいい?」
今回はガオガオーンなしでの本気の鬼ごっこである。つまり戦闘シーンは全くないのだ。崖から落ちそうになったトラメはフレンディに助けられる。トラメは狼の姿に変身して駆け出す。
「私こむぎと一緒に走りたくてプリキュアになったんだ」
「困っている動物を助けるためじゃなかったの?」
「プリキュアになって同じ速さで、同じ景色を見ながら走れて嬉しかった」
「オイラもだ…いつも山を走ってたんだ…仲間と一緒に走るのがスゲー楽しかった…だからこんな風に走りたかったんだ仲間と一緒に」
自分が元気でなくても、いつでも誰かのために笑顔でいるフレンディの姿が、トラメの心に変化を与えた。狼が笑顔で楽しそうに山を走る。満足したトラメはフレンディに言葉をかける。
「前に言ったよな?」
「友達になろうよ」
「今でも本当になりたいと思っているのか?」
「もう友達になってるでしょ?一緒に遊んで楽しかったらもう友達だよ」
「そうかもな…お別れの時間がきたってことだ」
「そんな…」
「あなたの声を聞かせて、たくさん遊んで大嫌いだった人間とも友達になっちまって、もう思い残すことなんてないんだ」
「フレンディ、ガオウ様のこと頼むな」
「私の夢は世界中の動物たちと友達になることだから任せて!」
ニコダイヤを染めていた狼の怒りが消えた。トラメは黄色に輝きだした。すると青色に変化し寒がっている。トラメは本来消滅している存在であるため、浄化すれば消えてしまう。浄化を求めてきたためエターナルキズナシャワーを発動させる。
人間と友達になり満足できたトラメは、フレンディに残されたガオウのことをお願いしてきた。泣きだしたフレンディは自信満々に答えるのだった。
トラメは狛犬の石像に変化した。これは遠吠え神社にあるものだろう。
こむぎはいろはにぎゅーっと抱きつき、まゆ&ユキも続いた。まゆは悟にも抱きつけと指でいろはを指す。真っ赤になった悟はいろはに抱きつく。みんなで抱き合い温め合った。
「これガオウやザクロともしたいな…友達って悲しいや苦しいもあるけど、嬉しいや楽しいはその何倍もあるから、友達の輪を作りたい力いっぱいぎゅーってしたい!」
魔法つかいプリキュアⅡの予告が流れましたね。プリキュアが週に2回も観れるなんて、わくわくもんだ!
次回「メエエエリィクリスマス」
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