存在が消えかかる風子
学校で伊吹風子がヒトデを配ろうとするとみんなに無視されるというより存在に気がついていない人が多くなった。坂上智代もヒトデをもらったことを忘れていて話すと思いだした。
風子は渚に触れてはにゃ~ん状態になりますが、危険を察してすぐ我にかえります「今身体が警告しました。逃げろ奴は危険だ!」渚が風子に朋也がいたずらしていたのを教えると「プチ最悪です」「ならプチを己にしてくれ」「己が最悪です!風子が最悪になっちゃってます」
そんなやりとりをしていると入学式の時にあった三井さんがいました。風子のことを忘れている・・・いや、存在が見えていない。風子の容態が急変したことによりみんなに忘れられてしまい存在も消えかかっていた。
古河家に帰ると秋夫も早苗も風子のことを覚えていてヒトデの彫刻を作ります。そこにお客さんが来ましたが居留守を使おうとしていた。こんなに騒がしかったら居留守は使えない。慌てた秋夫が彫刻刀を足で踏んでしまう。
[ad#co-1]朋也は寮の管理人の相楽美佐枝にヒトデを渡す。春原は授業をサボり、伊吹風子のことを調べていた。「確かめていいか?隣町の病院に行って入院している伊吹風子の顔を見てきていいか?僕は確かめなくちゃ気がすまない」
翌日、春原は学校に遅刻してきた。気がついたら隣町の病院にいてなんでいたのかわからない記憶喪失ってやつかな?風子のことを忘れてしまった。そこに藤林姉妹がやってきて春原に遅刻のことを注意する「こら!陽平アンタ今日も遅刻ね出席日数が足りなくなっても知らないわよ!サボるとうちの委員長やってる涼も、とばっちりで先生に注意されるの!」
「お姉ちゃん何か思い出さない?」涼が杏に問いかける、でも思い出せなかった。関係の薄かった人から記憶が徐々に消えてしまった。
[ad#co-1]春原は学食に朋也を誘おうとするが断られる。隣にいる渚を誘おうとしたが朋也に怒られる「何イライラしてんだか?なぁ風子ちゃんも何か言ってくれよ!あれ?今僕変なこといったよな?」風子のことをちょっと思い出したが、忘れてしまった。風子は春原にヒトデを渡した。
結婚式に朋也が風子にアクセサリーでも買ってあげようとするが誕生日もまだだし記念日にしようってことになりました。
「最悪だって二度と言わないって誓った記念日」
「言い続けます」
「ヒトデを卒業した記念日」
「一生共に歩み続けます」
プレゼントは誕生日セットになり、朋也があまり悪い人ではないと風子に言われる。風子は朋也と渚が仲良くしている姿をみてもっと仲良くなってほしいと思う。
古河家に帰ると「今、お前たちの間に女の子が立っていたよう気がしたんだ。大事なもんを忘れてるような気がしてよ」風子のことを忘れてしまいバットを持って野球してくる。早苗がお出迎えをしてくれて「お帰りなさい岡崎さん、渚、風子ちゃん今日は学校楽しかったですか?見えないんです風子ちゃんが、今日病院に行ってきたんです。伊吹先生の話を聞いて、もしかしたら風子ちゃんは伊吹先生の妹さんじゃないかと思って」わずかに残っている記憶だがもう消えてしまうだろう。
次回「夢の最後まで」
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