勇者指令ダグオン39話感想「吠えよ!ライアン」アーク星人と決着

勇者指令ダグオン39話

勇者指令ダグオン39話「吠えよ!ライアン」の感想です。宇宙皇帝アーク星人と剣星人ライアンの決着の時がやってきた。アーク星人はライアンの夢を見ていた。復讐の鬼となり地球まで追ってきた彼を、今はライバルと思っているのかもしれない。

ダグオンとの戦いで、城を失い今後の作戦を考えていた。そこにヒドーが現れ、ダグオンを倒すために共闘しないかと誘われた。しかし、アーク星人にもプライドがあり決裂した。互いに攻撃して互角に終わり、ダグオンと倒す前に、ライアンとの決着をつけるために動き出す。

「その声はヒドーか?」

「覚えてくれて光栄だね…酷い目に遭わされたんだろうダグオンによ…仕返ししようにもアーク城もおしゃかにされて、打つ手がない…ここは俺様と手を組まねーか?」

「ふん!断る…私は宇宙皇帝、誰の助けも借りん」

「気取りやがって!」

吠えよ!ライアン

勇者指令ダグオン39話勇者指令ダグオン39話

ガンキッドは、ライアンが目的を達成したら、今後はどうするのか?と問いかける。兄貴的な存在であるライアンが、地球を去ってしまうのではないかと不安になっていた。

「アーク星人を倒したらどうするの?故郷の仇を討ったら?」

「何処へも行かないよね?ダグオンと一緒に地球を守ってくれるよね?離れたくない…」

「心配するな」

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ダグオンは真理亜がバイトしているカフェにやってきた。バイトの理由は炎が借金を滞納しているからだそうだ。いくら借金しているのだろうか?森はダグオン優先で、女子とデートすることもできず終わる青春が嫌だと嘆いていた。高校生なので進路を考えるべきだと、海のまともな意見が出た。

海と翼は進学で、雷は宇宙警視総監になるのが夢。炎はこのまま宇宙警察機構に就職してしまおうって考えになり、激も同意する。これまでの活躍を考慮すると月給どのくらいなのだろうか?一応公務員なのだろうか?

「珍しいわね、みなさんお揃いで」

「真理亜ちゃんこそ珍しいじゃんバイトしてるなんてさ」

「誰かさんがいつまで経っても借金返してくれないから、ごゆっくりどうぞ」

「人の苦労も知らないで、ダグオンが忙しくてバイトどころじゃねーっつーの!」

「そろそろ将来のことを考えて進路を決める時期でもある」

「僕は山海大学医学部遺伝子工学科に進む予定です」

「宇宙警察機構に就職しちゃうってのはどうかな?初任給いくらくらい貰えるかな?」

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アーク星人が出現し、ダグオンは無銭飲食でカフェを出る。マグマブラスト、スーパーライナークラッシュ、シャドー大砲術の一斉攻撃は、幻影には効果がなかった。サルガッソの囚人を捕らえていた擬似ブラックホールに吸い込まれてしまい、脱出不能となってしまう。

内部で武器を発射しても効果はなく、脱出に苦戦していた。雷は上半身裸でモデルになっていると、通信が入り状況を知る。内部からの脱出は不可能で、ダグベースの能力を使えば解除できる。雷はダブベースを動かせることをみんなに伝えていなかった。

以前、激が動かした時は誤作動であった。雷はダグベースをコントロールして擬似ブラックホールを解除する。

「牢獄を開発したのは宇宙警察機構、ダグベースの力をもってすれば…」

「宇宙警察機構カリキュラムNO.オメガ331精神波によるダグベースの起動」

ライアンVSアーク星人

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アーク星人はライアンと決着をつけるため呼び出す。ガンキッドは心配しているが、ライアンは独りで戦うと決意する。ライアンのラッシュ、アーク星人はライアンを蹴り飛ばし上空からビームを連射、フレアで応戦するが回避され、背後から顔を掴まれ投げられる。倒れたところに矢を発射する。

矢を白羽どりで抑え、生きようとする意志で立ち上がった。今までは命を捨ててでも倒すという考えだったが、ガンキッドのため生きる道を選んだ。

「剣星人よ、今日こそ我らの因縁に終止符を打とうではないか」

「決闘か…いいだろう望むところだ!剣星20億の民の仇、今こそ討つ!」

「復讐など諦めろ!貴様に私を倒せはしない!仲間の元へ行くがよい」

「何故俺の故郷、剣星をあんな目に、家族を友の命を奪った?」

「それは私が宇宙皇帝だからだ、虫けら同然、そんな奴らを始末して何が悪い?」

「貴様!」

「憎いか?どうした切り札があるのだろう?自爆するのではないのか?」

「俺は死なん!新たな兄弟のためにも生きてお前を倒す!」

ダグオンが駆けつけ、マグマブラスト、スーパーロックバスター、シャドーガンビームの一斉攻撃で、アーク星人にダメージを与えるのだが、ライアンは自分の力だけで決着をつけたいと願う。

アーク星人がサルガッソに囚われていたのは、ライアン以外の剣星人によって捕まったのが原因だった。つまり剣星人の生き残りがエルバイン太陽系にいたということだ。これは誰もが知らなかった事実であり、まさか宿敵からこんな言葉を聞くとは思わなかっただろう。

自分以外に生き残った種族がいると聞いて、ライアンは嬉しかっただろう。

「待たせたなライアン」

「邪魔をするな!これは俺と奴との戦いだ!手助けはいらん…」

「分かった…負けるなよ!」

「俺は勝つ絶対に!」

「剣星人は1匹たりとも生かしてはおかぬ…エルバイン太陽系での過ちを繰り返さぬためにな」

「エルバイン太陽系だと?」

「奴のせいで私は宇宙警察機構に捕らえられた」

「まさか俺以外にも生き残った剣星人が…」

「あの屈辱は絶対に忘れん!必ず奴を地獄へ送ってやる貴様を片付けて地球を滅ぼした後でな」

アーク星人はマントを脱ぎ棄てて本気モードになる。最後の決着がついた。ライアンは負傷し、アーク星人は仮面が割れ素顔が…髪が長くて、剣星人ではなくライアンと名前で呼び最期を迎えた。

アーク星人はダグオンとライアンと戦えて満足だっただろう。

「見事だ…剣星人いやライアン…うわぁぁぁぁぁぁ!」

「終わった…何もかも全てが…剣星20億の民よ遂に仇は討ったぞ!」

仇を討ったライアンは、入手した情報を元にエルバイン太陽系に仲間がいたことを知り旅立つか?地球に残るか悩んでいた。ダグオンはライアンが旅立ちたいと思っていることを知っていた。炎は、あえて冷たくするように接して、ライアンがエルバイン太陽系に行きやすいように発言した。

ガンキッドも本当はライアンに残ってほしかったが、ライアンのことを思っていた。

「さよならだなライアン…行くんだろ?仲間がいるエルバイン太陽系に」

「俺は地球に残る!」

「何言ってんだよ」

「アーク星人を倒したとはいえ、サルガッソの脅威が去ったわけではない、これからも地球を守り続ける…お前達と共にな」

「そいつは嬉しいけどよ…地球のことは心配いらないぜ!なんたって俺にはガンキッドが付いているからな」

「僕頑張るライアンがいなくても…」

「ファイヤーショベルとジャンボも使いこなさなきゃならないだろ…お前のことまで面倒見てる暇ないんだよな」

「炎…みんな…」

「祈ってるぞ仲間が見つかることを」

「宇宙警察機構は、いつでもあなたの入隊を待ってます」

「風邪なんかひくんじゃないぞ!」

「また会おう…いつの日か」

「元気でね!ありがとうライアン!」

青空の中で、最後にみんなで飛行し、ライアンは地球を旅立ちました。仲間が新しい目的を持ったことは嬉しいが、どこか寂しい気持ちもあるはず。戦力的にファイヤーライオソードが使用できなくなるので、これからは無限砲が勝利の鍵となる。

次回「望まざる対決」

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