勇者指令ダグオン42話「割れたダグテクター」の感想です。合成宇宙人ゼルマーの襲撃で絶体絶命のピンチに追い込まれたダグオン。炎は禁断の超火炎合体でスーパーファイヤーダグオンになり、ゼルマーを撃破するのだが、急激な体力の消耗に耐えきれず意識を失ってしまった。
炎と真理亜
ワルガイア三兄弟のマドーとゲドーはヒドーからの連絡がないため、ダグベースを狙おうと地球へ向かった。ダグオンを抹殺することで宇宙警察機構への見せしめにしようとしていた。
オカルト部には運ばれた炎は、ずっと眠った状態でいた。激は炎と真理亜の関係が仲良くなってしまうのではないかと考えていた。まさかあの二人が恋愛関係になるとは考えられない。
真理亜は炎と喧嘩していて酷い言葉を言ってしまっていたことを気にしていた。炎は目を覚ますのだが、体力は全然回復していなかった。そこに雷と学がやってきた。ふざけて炎に飛び乗ると、真理亜が本気で叱った。
真理亜の表情から、学は空気を読み雷と一緒に部室から出て行った。なんて気の利く弟なのだろうか。真理亜が炎を心配していること、恋愛感情があることを悟った。
「気が付いたの?」
「俺どうして部室に?一晩中俺の看病をしてくれたのか?」
「あなたには何か秘密でも?」
「さては仮病か?夜遊びのしすぎか?」
「仮病なんかじゃないわ…炎は本当に…」
「僕が先輩のために元気のつくスタミナ食を作りましょう」
「行こうぜ雷…」
ダグベース襲撃
山海高校に異変が生じ蛍光灯やガラスが割れ、パニックになる。校長と教頭は生徒を避難させる。マドーとヒドーが攻めてきて、サンダーダグオンが応戦する。初使用のビームライフルは攻撃力が低く、バリアで無効化されてしまう。誘導ビームを連続で受けてボロボロになってしまう。
ダグベース内部に閉じ込められるダグオン。操作不能となり、動力源が暴走して爆発するまで、数分しかなかった。
「地球まで乗り込んできたかワルガイア兄弟」
「無駄なあがきは止めて仲間が基地ごと吹っ飛ぶところでも見ていろ」
「おのれぇぇぇぇぇ!」
割れたダグテクター
ヒドーは真理亜を人質にして炎をおびき出す。真理亜を木に衝突させようとして、炎が受け止める。炎はダメージを受けて吐血してしまう。変身するが回復していないため目がかすみ、ビームを受けて防戦一方。
「誰も邪魔の入らないところで決着をつけようじゃないか炎」
「その前に真理亜を放せ」
ヒドーのビーム弾を回避してショルダーバーンで反撃、ヒドーは炎ではなく真理亜を狙う。ファイヤーンバードで移動し真理亜を庇い、ダメージを受けダグテクターが割れてしまった。今まで地球のために戦っていたダグオンの正体が、炎であることに驚く。
「バレたか…」
「炎!しっかりして目を開けなさい」
ダグベース爆発まで残り1分。竜が動き出すと全員が動き出した。どうにかして爆発を阻止しないと。諦めかけた翼に、激が怒るとブレイブ星人が現れダグベースを覆っていた力を解除した。
「後40秒…もうダメです!」
「馬鹿タレ弱音を吐くな!ワシらは勇者ダグオンじゃい!絶対に最後まで諦めんぞ」
「その通りだ!ワルガイア三兄弟お前達の好きにはさせない」
ヒドーは炎と真理亜を殺害しようとした瞬間ブレイブ星人がビームを発射してヒドーを倒す。弟を倒された怒りで、マドーとゲドーはブレイブ星人に攻撃を仕掛け倒す。一瞬のできごとだが、ヒドーとブレイブ星人が死亡した。
「二人で仲良くあの世へ行け!死ねぇぇぇぇぇ!」
「ヒドー貴様達の勝利など永遠にない」
「黙れ貴様から始末してやる…うおおおおおお…」
「おのれブレイブ星人!よくもヒドーを許さん!」
「ヒドーの埋葬を追えたら我らは再び戻ってくる…その時がお前達の最期だ」
「ダグオンよ!私はお前達を選んだことを今でも誇りに思っている…お前達なら必ずこの美しい地球を、宇宙の正義を悪の手から守ってくれる…お前達の活躍を心から祈っている…さらばだ」
ブレイブ星人が光となり、最後にメッセージを伝え消えて行った。今後、誰の力も借りず地球を守ることになるのだが、勝利することができるのか?
次回「勇者たち宇宙へ」
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