勇者指令ダグオン17話感想「弱虫ツヨシと宇宙石」

勇者指令ダグオン17話

勇者指令ダグオン17話「弱虫ツヨシと宇宙石」の感想です。宇宙炎人フェニックス星人が市街地で暴れまわり、シャドーダグオンが交戦するが追い込まれる。ダグオンが宇宙人と戦う姿を見ようとする野次馬が多くなってきた。

火炎放射でダメージを受け、シャドーダグオンは倒れてしまうが、ファイヤーダグオンとライナーダグオンが駆けつける。ジェットファイヤーミサイルとライナーブリザードでダメージを与え、ファイヤーブレードで撃破する。

倒したように見えたが、破壊された宇宙石となり町に落下した。

弱虫ツヨシと宇宙石

勇者指令ダグオン17話勇者指令ダグオン17話

学はダグオンの話題を振るのだが、炎は手ごたえがなかったと自慢していた。自分がダグオンであること秘密にしなければならないのに、口を滑らせている。まさか隣にいる男がダグオンであるとは、学も真理亜も思っていないだろう。

登校中にツヨシが3人組の少年に囲まれていじめられていた。学は炎のことを充てていたようで、少年たちは逃げて行った。学はダグオンを見習い悪者に負けないように立ち向かおうと話すが、ツヨシは毎日いじめられて、ダグオンは自分のことを守ってはくれないと立ち去った。

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「どうせまたアイツらにやられるのに決まってるもん…」

「ダグオンだって地球を守るために必死で戦ってるんだ!俺たちだって悪い奴らに負けちゃだめなんだよ!」

「ダグオンなんて地球を守ってたって、僕のことを守ってくれないじゃないか…」

「可愛くねーガキだな」

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ツヨシは空き缶を蹴ると戻ってきた。発光する石を発見して手にする。いじめっこに校門で待ち伏せされてしまい、暴力を受けそうになると、石が発光しいじめっこが吹き飛ばされて宙に浮いた。学は教室からその様子を目撃していた。

体育の授業でサッカーをしていると、いじめっこのリーダーは仕返しするためボールをパスするのだが、顔に直撃する瞬間に、石が発光してボールがいじめっこの顔にぶつかる。シュートを決めたツヨシはみんなから評価され自身がついた。

石が自分を守ってくれていることを知ったツヨシは、いじめっこに対して答える。その表情は、今まで好き勝手やってくれた分の仕返しするかかのようなドヤ顔だった。

「またパスくれよ…いつでもOKだぞ!」

「このことは誰にも話しちゃだめだよ…」

ツヨシは宇宙石と名前を付けて、学に話した。学は真理亜と炎に相談にやってきた。何かしら危険な可能性があるのではないか?悪霊の石ではないのか?オカルト娘の弟は姉に影響されているのだろうか?確かに危険であることに間違いはないので、調査することになった。

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学は炎と真理亜を連れてツヨシに接触するのだが、ツヨシは裏切られたと思い逃走する。路地でトラックにひかれそうになり、石の力でトラックが吹き飛び事故になる。石が自分を守ってくれるから、誰にもいじめられなくなるし、無敵状態になると喜ぶ。

炎は石を見せるようにお願いする。一度は許可したツヨシだが、やっぱり渡したくないという気持ちが強くなる。石が発光して炎は吹き飛ばされ店のガラスに突っ込む。これで怪我していないのはすごい。

「誰にも話しちゃいけないって言ったのに…もう信じない!」

「その石を貸すんだ…心配しなくていい…調べて大丈夫なら返す約束する」

「本当に返してくれるね…やっぱり嫌だ!」

石の力が増大してツヨシは洗脳されてしまい、石から黒い電撃が発射され、市街地で暴走が始まった。炎は止めようとするが、ツヨシはフェニックス星人の言葉に誘われ炎へと進む。炎の必死の説得がツヨシに届き、石を投げ捨てる。

「石を早く捨てるんだ…やはり宇宙人、ツヨシは操られてるんだ」

「炎の中に飛び込め!そうすればお前はもっと強くなれる…」

「何をしようっていうんだ?君の心は宇宙人に支配されてしまっている…君自身が残ってるはずだ!目を覚ませ!」

「人間ってのはな!そう簡単に宇宙人に負けるほど弱くないんだ!勇気を出せ!宇宙人になんか負けるな!」

「ここからは俺達の仕事だ」

炎は今までの中で一番勇者らしい台詞を言っている。

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回復したフェニックス星人が姿を現した。倒しても倒しても復活する能力を持っている。ダグオンが駆けつけ融合合体する。ファイヤーブラスターは炎タイプの技なので効果はなし。ウイングがフリーズビームを発射するが、回避され火炎放射でダメージを受ける。シャドー手裏剣も切り払いされる。

火炎、重連、機獣合体して攻撃を仕掛けるが、前回よりも強化された状態になっているため、ライナーブリザードの氷結攻撃にも耐えられる。ファイヤースターバーンとシャドーガンビームを命中させるが効果がない。炎熱やビームではダメージを与えられないと考え、シャドービュートで両腕のアンカーで動きを止めるが、投げ飛ばされる。

ファイヤーブレードも掴まれてファイヤーダグオンは地面に叩き落される。ツヨシは自分が弱くて、宇宙人の言いなりになったことを後悔していた。

「ごめんよ僕のせいで、僕が馬鹿だったから…立ち上がって!負けないんだよね?」

「俺は負けない!あの宇宙人は必ずこの手で倒す!見ていろツヨシ!」

「ファイヤーダグオン俺を使え!」

「今度こそ蘇らぬよう炎と共に燃え尽きろ!」

「同じ手は喰わない」

ファイヤーダグオンは駆けつけたライアンに協力してもらい飛翔する。火炎放射を受けるがそのまま突撃して、ファイヤーライオソードでフェニックス星人を撃破する。いつもと違うカットインが描かれており、石に戻って逃走しようとしたため、ライナーダグオンが捕まえ砕く。

「これでまた弱虫に弱戻りだね」

「君はもう弱虫なんかじゃない!宇宙人と戦って勝ったんだ!」

ツヨシは自分がまた弱い自分に戻ってしまったと落ち込むが、炎は自分の力で宇宙人の誘惑に勝ったことを告げる。ツヨシは自分が強くなったと喜び、学と一緒に歩き出す。

次回「マリアの幽霊退治」

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