勇者指令ダグオン16話「閃光のダグベース」の感想です。海はダグベースの機能について解説を始めた。ダグビークルの格納庫、及びメンテナンスを行い、戦闘での映像を追跡できる。他にも重要な機能があると思われるが、発動させるためには重要な要素が欠けていると考えいた。

今回の物語で、主人公である炎が、1話で停学処分になった理由が明らかになる。

閃光のダグベース

真理亜は学が不良共に連れていかれたことを炎たちに報告する。炎をおびき寄せるため、学が不良共の人質になってしまった。しかし、ハンバーガーとドリンクを要求して、不良が準備した。どっちが利用されているのか分からない状況である。

「汚ねーの…いたいけな小学生を人質に取るなんてさ」

「いないけな小学生がハンバーガーを要求するか？」

「ジュースもう1本」

「調子に乗るな！」

学らんを着た男が登場して不良共を倒した。橋の上で炎は激と再会して、学をさらったのはコイツではないかと疑い喧嘩をしようとしていた。そこに学が現れ二人の喧嘩を止める。

「久しぶりじゃな…忘れたとは言わさん…風雲高校3年生、黒岩激」

「あの野郎の腕をへし折って、俺は1週間の自宅謹慎をくらったんだ」

「まさか？てめえが学を？答えろ！」

「お前にこの借りを返したくてな！今日は挨拶のつもりだったが、生きて帰れると思うな！」

「決闘は、お預けだ炎、だがなこれだけは言っておく、お前をやるのはワシじゃ」

「弟のことありがとうございます！山海高校1年の戸部真理亜です」

1話で炎が謹慎中の理由が、激と喧嘩して負傷させたことだった。学を助けてくれたことをお礼する真理亜だったが、激は真理亜に一目ぼれしてしまった。名刺を渡して海山高校の超常現象研究部であることを知りました。

夜に巨大なカニが空港に複数出現した。飛行機が墜落しそうになり、ライアンが駆けつける。バルカンで全滅させることに成功するが、どこから出現したのか？何者の仕業なのか分からなかった。

激は真理亜に会いにきたのだが、心霊写真をかき集めてきた。簡単に映るものではないと、炎との決着をつけに来たのかと裏山にいることを伝える。激は炎の後を追いかけてダグベースを発見した。ライアンは巨大なカニのハサミを見せていた。

竜は誰かがやってきたのを知り、ライアンは激を捕まえる。ダグベースを見られてしまったのは問題であるが、いつか誰かに発見されてしまうのも時間の問題だった。

「炎！お前、後をつけられたな」

「激！何でここに？」

「ダグベースに入れろ！事件解決まで軟禁する！処分はその後で考える」

海中に異変が起きている可能性を考えて、出動するとダグウイングは巨大なタコに捕まってしまう。ダグファイヤーが撃破する。海底に謎の空間があり、酸素が薄く、大気は有毒ガスが充満していた。この環境が巨大生物を発生させた原因でもある。

ライアンは、この環境がザゴス星と一緒の環境であることに気が付いた。複数のザゴス星人が出現して襲い掛かる。地球でザゴス星を同じ環境を作り出すことに成功したのだ。炎はライオソードを使う。ライアンは巨大化したり縮小したりすることが可能だった。

「後ろだ！」

「激！今の声はお前か？馬鹿野郎勝手にダグベースの中歩き回るな」

「お前は一体何者なんだ？」

炎を倒すためにやってきたのだが、地球を守るために戦っているダグオンであることを知ってしまった。

炎の背後から攻撃しようとしたザゴス星人に気が付いた激は、思わず声を出した。ダグファイヤーはザゴス星人のロボットをスターバーンとファイヤーブラスターシュートで撃破する。

「この空間は実験段階だ…」

「どういうことだ？」

「これを見ろ！ザゴス光波ミサイル…この1発で地球の3分の1は、一瞬にしてザゴス星解かす…遅いのだよダグオン」

ザゴス星にしてしまう高威力のミサイルを発射されてしまい、ファイヤーダグオンが阻止しようとするのだが、市街地で爆発して炎は気絶してしまう。球体が出現して、周辺が浸食され始めてしまい、激は炎が倒れてしまったことに動揺する。

激はモニタを殴り、ダグベースが起動してビームを発射して球体を破壊することに成功した。

「お前たちがダグオンだろうと何だろうと関係ない、炎、貴様をやるのはこのワシだ…サルガッソの宇宙人野郎にやられんじゃねーぞ」

激はダグオンであることを口外せず、秘密にすることを約束する。炎を倒すのは自分であるとその場を去るのだった。激がこの場にいなければ地球はザゴス星になっていただろう。ダグベースを起動させる条件は、強い感情が必要なのかもしれない。

次回「弱虫ツヨシと宇宙石」