デリシャスパーティプリキュア1話「ごはんは笑顔♡変身!キュアプレシャス」の感想です。2022年2月8からデリプリ第1話が放送開始となりました。主人公の和実ゆいが住んでいる世界は、おいしいなタウンと呼ばれている。その名の通り食べ物屋さんが集まり、世界中の美味しい料理が味わえる素敵な町である。和食ストリート、洋食ストリート、中華ストリートなど、美味しい料理を作る人、美味しい料理を食べたい人が集まりとっても賑わっている。
ゆいは中学2年生でサッカー部の助っ人をしている。運動神経が良いようでピンクプリキュアでは最近いないキャラである。おむすびをパクパク食べて幸せそうな表情をしている。子供の頃におむすびの妖精を見たことがあるようで、ごはん=笑顔であるとプリキュアのテーマを語っている。
「ねぇ…おむすびの妖精って見たことある?」
「おいしそうに食べるね…見てるこっちが笑顔になっちゃう」
「おばあちゃんがよく言ってたんだ…ごはんは笑顔なんだって」
クッキングダム王国の王様クッキングは、レシピボン捜索隊隊長のローズマリーに命令する。ブンドル団によって盗まれてしまった我が国の宝レシピボンを取り返すこと。ブンドル団の次の目的はレシピッピである。
和実ゆいとローズマリーの出会い
ゆいは下校途中に商店街で全ての店が閉店していることに気が付く。飲食店が次々に閉店しているというのは、まさにこちらの世界の状況とシンクロしている。制服は茶色で今までのプリキュアにはないイメージである。
おいしいなタウンにやってきたローズマリーはレシピボンを捜索しているのだが、あまりにも世界が広く空腹で倒れてしまった。妖精コメコメはローズマリーを助けようと果物屋さんにやってきたのだが、女性に桃と間違って触れられてしまう。互いに驚いてしまったのだが、ベビーカーを放してしまい坂道を走り出してしまった。
「大変だ」
「これ持ってて!」
異変に気が付いたゆいは果物屋のおじさんに鞄を渡し走り出す。プリキュア映画であったこのシーンが再び、道の先には華満らんが自転車に乗って慌てている。コメコメがベビーカーを引っ張り減速を試みるが止められず、ギリギリのところでゆいが追いつき停止させることができた。驚いたらんが自転車ごと倒れるが無傷。
「はにゃぁぁぁぁ!」
「追いついたぁー!大丈夫?良かった…」
「心配ご無用…このらんらん特製出前5号なら倒れても…」
「そっちじゃなくてあなたの方だよ」
「ありがとう」
ゆいは差し出して起き上がる。女性が追い付いてありがとうの言葉を伝える。「何かあったのかしら?」と車の中で騒ぎを見ていたのは芙羽ここね。このキャラクターはスタプリの羽衣ララに似ている。
ゆいは公園で倒れているコメコメを発見して声をかける。お腹が空いているようなのでおむすびを差し出すと喜んで食べた。満腹になったのだがローズマリーのことを思い出し、ゆいに助けを求めるとローズマリーを抱えて自分の家に連れて行った。
「やっぱりさっきの…え?浮いてる?あなた何者なの?良かったらどうぞ!」
「コメコメ」
「お腹空いた(白目)」
「大丈夫この町で一番のお店に連れて行くから」
ゆいの母の名前は和実あきほ。なごみ亭と呼ばれる和食のお店を経営していた。ローズマリーに和定食をごちそうする。素晴らしい料理だと感動しているのだが、支払うお金がないと申し訳なく思っていた。
「なんて素晴らしい」
「お母さんの料理はこの町で一番だと思うんだ」
「普通の定食だけどね」
「この誇り高き香りが、いかに心を込めて作ってらっしゃるかを語っていてよ。なのに私お渡しするお金を持ってないなんて…」
「気にしないで食べな」
「できないわ」
タダで食べた分は食器を洗うことで恩を返した。ゆいとローズマリーは互いに自己紹介をする。店内ではお客様が美味しい料理を食べて笑顔になり満足していた。ローズマリーはホカホカハートが溢れている素敵な店と評価をしていた。するとおむすびの妖精レシピッピが姿を見せ会話をしていた。ゆいもぼんやりと確認していたので聞いてみた。
「これもお願いします…えっと?」
「ローズマリーよ…マリちゃんって呼んでね」
「私は和実ゆい」
「ありがとうねゆい」
「だってごはんは笑顔だから、マリーちゃん聞いてもいい?」
「美しさの秘訣?気になるわよね」
「それはいいかな?おむすびの妖精が見えるの?」
「あなた見えるの?レシピッピが」
「見えると言うかぼんやりと」
レシピッピはお料理の妖精で小さい頃は見えることもあるらしいが、大人になると見えなくなって忘れてしまう者だった。ゆいがレシピッピを見れるのは、お料理を大切に想う気持ちが強いからだった。マリは何故レシピッピのことを詳しく知っているのか問い詰めると秘密でした。美しさの秘訣を教えると話したがっているのだが、ゆいは美しさについては興味なかった。
ブンドル団のアジトではキングダムから奪ったレシピボンと回収したレシピッピがあった。仮面をつけた怪盗ジェントルーと怪盗セクレトルーの姿があった。「ブンドルブンドル」って掛け声?
なごみ亭にゆいの幼馴染である品田拓海がやってきた。母の名前は品田あん。息子のことを「たっくん」と呼んでいるが仮面ライダー555の乾巧を思い出す。ランチはオムライスを食べに行くようだが、ゆいをからかい一緒にゆいが行くことになると照れているのがバレバレ。これは拓海はゆいに好意を寄せている。
「母さん俺昼はオムライス食べに行ってくるわ」
「オムライス?いいないいな」
「相変わらず食い意地張ってるなゆいは」
「ゆいも一緒に行ってきなよ」
「いいのやったやったオムライス」
洋食ストリートでオムライスを食べに来た二人。美味しさのあまりに笑顔がこぼれ、レシピッピが店内を飛び回っている。ゆいは再びレシピッピを目撃していたのだが、後にジェントルーが現れレシピッピを捕獲してしまう。ゆいは奪われたことを知り慌てて店を飛び出す。
「デリシャスマイル」
「卵のフワフワ感すご!」
「ブンブンドルブンドル」
「待って」
「見つけたわよレシピボン泥棒。やっぱりレシピッピを集めていたのねこのコソ泥」
「我は解凍ブンドル団のジェントルー君の相手はこっちだ。いでよウバウゾー」
レシピッピが奪われてしまったオムライスは急に味が変わってしまい激マズの状態になってしまった。ジェントルーの姿を追ってローズマリが駆けつける。店の前でゆいと遭遇する。ジェントルーはフライパンをウバウゾーに変えてしまう。町中はパニックになり、拓海はローズマリを目撃して反応していた。もしかして彼を知っているのだろうか?
ローズマリーは空間を変えてジェントルーとウバウゾーをフィールをに閉じ込める。ゆいは強引にフィールドに入り込んできた。ヒープリのBGMが流れゆいはウバウゾーに立ち向かう。攻撃を回避したことにローズマリーは驚き。鞭を出して応戦する。ウバウゾーの動きを封じるのだが鞭は破壊されゆいは捕まってしまう。
「ゆい!あんたどうやってここに?」
「分かんない…分かんないけどレシピッピを助けたいの」
「ゆい今のうちに早く逃げなさい」
「マリちゃんありがとう…でもレシピッピ泣いてた」
「だから逃げなさいって」
ゆいを人質にされてしまいローズマリはジェントルーの命令に従うのだが、ゆいはレシピッピを助けることを諦めなかった。ゆいは幼い頃に泣いていて、おばんちゃんが作ってくれたおむすびを食べたら美味しくて笑顔になれた。その時に初めてレシピボンを目撃したのだ。コメコメはゆいにプリキュアの力を渡す。
「この子を傷つけられたくなければフィールドを解きたまえ」
「分かったわ…」
「マリちゃんレシピッピを助けないと」
「でもあなたを撒き沿いにはできない」
「レシピッピはおばあちゃんとの大切な思い出。だからいつも笑ってて欲しい。ごはんは笑顔だから」
「ゆいコメコメと一緒にプリキュアに変身よ」
ごはんは笑顔♡変身!キュアプレシャス
「あつあつごはんでみなぎるパワーキュアプレシャス!おいしい笑顔で満たしてあげる」
「本当に変身した?」
「マリちゃんが言ったんだよ」
ウバウゾーの攻撃を受け止め押し返す。連続パンチを回避するが捕まり投げ飛ばされる。体制を切り返し500キロカロリーパンチでダウンさせる。必殺技プリキュアトライアングルで浄化に成功する。ウバウゾーの中からレシピッピが出てきて内部に閉じ込められて、浄化するオムライスの味も戻るようだ。ハートキュアウォッチの中にレシピッピが入り回収する流れになる。
「お腹いっぱいごちそうさまでした」
プリキュアとは何なのか秘密にされて詳しいことは語られませんでした。和実ゆいの声優は菱川花菜さんです。生年月日は2003年5月19日で年齢は18歳。2020年に高校在学中にプロフィット声優養成事務所からデビュー。4月1日よりプロ・フィット閉鎖に伴い、ラクーンドッグへ移籍。まだ2年でプリキュアで初レギュラーって、この声優さんすごくない。
キャラクターの声の演じ方もすごく聞きやすかったし気持ちが伝わってきました。声優の才能があると思うし10年後とかこれからの成長が楽しみですね。
次回「さようならゆい…!マリちゃんの決意」
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