デリシャスパーティプリキュア10話「泣かないでレシピッピ!誕生!ハートジューシーミキサー」の感想です。ここねとらんがかみ合わずどうなるかと思ったのだが、「違うからこそ自分に無い世界を広げてくれる」と互いの意見を尊重する。コメコメが成長して歩行できて言葉を話せるようになりました。ブンドル団に新たな幹部ナルシストルーが登場し、ジェントルーは操られていることが判明し、菓彩あまねの意思が戻りつつある。
泣かないでレシピッピ
コメコメが成長した姿を見てマリちゃんは感動して泣き出す。ゆいはまたおばちゃんの言葉を思い出していた。おばあちゃんは既に亡くなっているようですね。それぞれのキャラは自分が聞いてお気に入りの言葉を話す。らんは「ごはんかパンだけで悩むな迷った時はうどんもある」ここねは「人の力もだしも合わせるのが味噌」ゆいは「ごはんは笑顔」でした。
「あっという間に大きくなって、いっぱい食べていっぱい遊んだおかげね」
「泣くほどのことパム?」
「大人になると小さな幸せでも泣けてくるの」
「小さな幸せか…おばあちゃん言ってた。小さじ一杯大事な一杯」
「小さじ一杯の塩でググっと美味しくなることあるしね」
「小さじって大事なんだ」
「ゆいのおばあさんって素敵な言葉をたくさんもっているのね…お目にかかりたかったわ」
ジェントルーはちゅるりんのキュアスタから情報を得ようとしているのだが、全てテイクアウト仕様に変更になってしまったため、レシピッピを捕獲できず困っていた。そこにナルシストルーがお弁当箱の秘密…ウバウゾーを強化する方法を教えるのだった。
自分の力を注ぐということは、これまでのプリキュアシリーズから学ぶと、何かしら身体に負荷がかかってしまうのかもしれない。それでもジェントルーはゴーダッツ様のためにアドバイスを受け入れ出撃する。ナルシストルーはジェントルーを利用するだけ利用するつもりだ。
「やあジェントルーいいねその不機嫌な顔」
「何か?」
「そう警戒するなよ!いいことを教えてやろうと思ってね」
「いいこと?あなたが?」
「こいつの秘密の使い方…コイツに自分の力を注ぐんだ!今までとはけた違いのウバウゾーの完成だ…邪魔なプリキュアも一掃できる。真面目なジェントルー君はゴーダッツ様のためにレシピッピを捕まえてくる…違ったかな?」
「無論全てはゴーダッツ様のために」
「さて壊れかけの操り人形には、せいぜいいい顔で踊ってもらおうか…」
ゆいたちはらん紹介するオムライス屋さんにやってきました。そこにレシピッピを見つけられずお腹が空いてジェントルーがやってきて、変身を解除して店内に入りカウンター席でメニューとにらめっこ。ゆいたちがいるのだが、その姿には気が付いていない。ゆいの台詞デリシャスマイルの言葉を聞いて驚く菓彩あまね。店員の死角になっていて姿を確認できず勘違いだと思っていた。
「は~いこちらは卵が奏でるコンサート。ロック、ポップス、演歌までスーパーステージが楽しめるオムライス屋さんだよ」
「やはり簡単には見つからないか…腹が減っては戦ができぬ…」
「デリシャスマイル♥」
「!気のせいか?食事の時は使命を忘れよう…注文お願いします」
店にはレシピッピが出現し「この前は助けてくれてありがとう」とお礼を言われる。らんは集まったレシピッピのイラストを描いているようで、感動してハートキュアウォッチで撮影する。ウォッチってカメラ機能も通信の機能も備わっている。
「スタンプカードにいない子だ。こんな素敵で不思議な存在知るほどワクワクして、毎日がマシマシに充実しちゃうよ」
「私もこれまでは、見ているだけで楽しかった。でもこうして触れ合えるともっと嬉しい…ありがとう」
「レシピッピってまるでごはんは笑顔みたい」
あまねが帰ろうとするとらんのことを見つけ、らんは生徒会長に気が付いて声をかける。テーブルの上にレシピッピがいることに気づき弁当箱を使おうと後ろに手を回すと、らんは生徒会長もレシピッピが見えるとみんなに話す。ゆいは自分達と同じくレシピッピを見れる人だと知り、会長の手を握る。瞬時に弁当箱を隠す。
「はにゃ!生徒会長」
「それは!」
「会長もレシピッピが見えるんだよ」
「すご~い見える人にま会えた!会長は今までどんなレシピッピに会ってきたんですか?」
「確か会長の家はフルーツパーラー菓彩ですよね…ということは…」
「そんなこと知ってどうする?レシピッピの種類など気にしたことない」
「えええ?でもとっても気になりませんか?」
「気にすべきことはもっと他にある」
「そうかもしれないけど、でもあたしは気になるんです。美味しいうれしいありがとうって笑顔になるとこの子たちは現れる。レシピッピアはごはんが笑顔そのものだって」
「ごはんは笑顔…」
「あたしのだ好きな言葉です」
「失礼する…」
「ああいう人もいうのね…」
「けどせっかく見えるんだしレシピッピのこと、もっと好きになってくれたらいいな」
らんの話だと生徒会長の実家はフルーツパーラー菓彩だそうだ。生徒会長がどんなレシピッピと出会ってきたのか気になり話を振るのだが、思っていた言葉とは裏腹に冷たい対応だった。ゆいは自分のレシピッピのことを想う気持ちを伝えると「ごはんは笑顔」の言葉にあまねは何かを感じ取ったのか店を出て行く。
ゆいは生徒会長がレシピッピに興味を持ってくれたらいいのにと思っていたのだが、外に出たジェントルーはレシピッピを奪おうとお弁当箱を取り出す。だが菓彩あまねの意識がジェントルーを止めようとする。操られている時は瞳が赤色で、正常な時は青色をしている。
「駄目!」
「全てはゴーダッツ様のために」
「汝に我が力を授けよう!はぁぁぁぁ!いでよウバウゾー!」
誕生!ハートジューシーミキサー
フライパンのウバウゾーは以前の時と姿が違っていた。マリちゃんはデリシャスフィールドを展開し、ゆいたちは3人で同時にプリキュアに変身する。キュアヤムヤムはバリカッターブレイズを命中させるのだが、強化されたウバウゾーには効果がなかった。
キュアプレシャスは壁走りから助走をつけて、勢いよく連続パンチを当てるのだが、弾き飛ばされる。ジェントルーの表情は真剣で戦闘中は常時お弁当箱に力を込めているようだ。ウバウゾーのビームをキュアスパイシーが防御して、側面からヤムヤムが側面からパンチするのだが、ウバウゾーは全身高熱を発してダメージを与える。
「全身高熱になるの?」
「諦めろプリキュア」
「嫌だ」
「みんな三方に分かれて同時に行くのよ」
マリちゃんは三方向から攻撃を仕掛けるように指示を出す。状況判断早いしそれに合わせるプリキュア。3人の必殺技を集中させサンドプレスで動きを封じ、バリカッターブレイズで足場を崩し、500キロカロリーパンチでダウンさせる。ヤムヤムの必殺技ヤムヤムラインズでフィニッシュと思ったが、無効化されビームの直撃を受けてプリキュアは倒れる。
「たかがレシピッピのために愚かな意地を張るからだ…」
「止めて」
「黙れ…我が使命は…レシピッピが…」
「ごはんは笑顔」
「…くっ…」
「あの箱のせいなの?」
あまねはジェントルーを止めるように言葉をかけるのだがジェントルーの意思は強かった。ハートキュアウォッチが鳴り、レシピッピが泣き出し苦しんでいる様子が伝わってくる。ジェントルーはお弁当箱の中に閉じ込めているレシピッピが泣いている様子を見て動揺する。同時にあまねが「ごはんはえがお」だとゆいの言葉を伝える。
「こっちから伝わってくる…大切な思い出をくれたレシピッピを」
「苦しんでる…マシマシのワクワクをくれたレシピッピを」
「助けてって言ってる…優しい時間をくれたレシピッピを」
「絶対助ける!だってごはんは笑顔だから」
プリキュアの想いが高まるとハートキュアウォッチが光り出す。別の空間に引き込まれ今まで助けたレシピッピが仲間を助けたいとプリキュアに力を与える。10話アくらいになると合体技や新必殺技が追加されますが、今作は単独の新必殺技のようです。
「これは…」
「ハートジューシーミキサーパム」
「レシピッピたちの奇跡がプリキュアに爆盛に新たな力を…」
「やってみる…キュアプレシャスハートジューシーミキサー!シェアリンエナジーミックス!プリキュアデリシャスプレシャスヒート」
「キュアプレシャス…すまない…レシピッピを傷つけて…」
「何言って…」
「楽しかった苦しむ顔って最高だね…でももう少し遊ぶには操り糸を結び直したほうがよさそうだ」
ウバウゾーを浄化してレシピッピを助けることができました。ジェントルーは苦しんでプレシャスに謝罪して姿を消す。何故謝るのか理由が分からなかったが、ナルシストルーは近くでジェントルーの苦しんでいる姿を見て楽しんでいた。操り糸を結び直すとは洗脳を強めるということなのか?
ゆいたちは記念に巨大プリンを作りました。レシピッピも元気になり、ゆいはミキサーでジュースを作れるかと考え、らんは試そうとするとマリちゃんが止める。変身して作ろうとしているが、非戦闘時に部屋の片付するために変身したキュアマリンこと来海えりかのことを思い出した。ゆいはジェントルーのことが気になっていた。
「ハートジューミキサーでジュース作る?」
「作れる?…」
「やってみよう!変身して出すね」
「止めて止めて壊れる!」
「私はどうしてしまったのだ…」
次回「ジェントルーの罠!ゆいとらんテストで大ピンチ」
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