デリシャスパーティプリキュア22話「ブラぺ引退!伝説のクレープを探せ」の感想です。プリキュアとウバウゾーの戦闘から始まり、ブラぺが射撃攻撃を放つと全て返されてしまう。再度攻撃してしまうブラぺにフィナーレが注意する。なんとかしようとするのだが、何もするなと言わんばかりにフィナーレに止められて、ナルシストルーに笑われてしまう。
「撃つな!全て返されるぞ!」
「はははは!君…邪魔しにきたの?」
「ここは下がっていろ」
「これは面白い…君が余計な手出しをしてくれたおかげで今日は楽しかったよ」
「すまない…」
なんとか浄化してレシピッピを取り戻すのだが、ブラぺはプレシャスを助けようとしたのに、何の役に立たなかったことを悔やんでいた。拓海は自分がやっていることは余計なお世話なのかもしれない。マリちゃんの知っている人が父であるのなら、関わらない方がいいのかもしれないと考える。これからどうしたらいいのか悩んでいた。
ブラぺ引退!伝説のクレープを探せ
悩んでいる拓海の近くで青果店の湊陽佑が同じように悩みを抱えていた。幼馴染の女が入院してしまい、好きなクレープを持って行こうとしたのだが、店が海外へ移転して購入することができなかった。同じような味を作れないか試したのだが上手くできなかった。拓海は何か策があるようで張り切る。
「伝説のクレープって本当に伝説になっちまったんだな…」
「湊さんなんとかなるかもしれない。それ俺に手伝わせてください!」
ゆい達は巨大パフェを作って食べていた。するとコメコメが進化して人間の言葉をスラスラと話せるようになり、みんなが驚く。拓海はゆいにクレープを作るため協力を求めると、みんなで一緒に作ろうと誘われてしまった。さっきは何の役にも立たなかったことを気にしていたのだが、正直嬉しいのでそのまま参加する。
「伝説のクレープを作りたい?」
「ゆいならあの味覚えてるよな?あれを再現したいんだ」
「それならみんなで作ろうよ…拓海とお料理するの久しぶりだね…楽しみだな」
「いやそれは悪いし…じゃ頼むわ」
「こんにちはコメ」
伝説のクレープとは、神出鬼没のワゴン車の店で、フルーツもりもりでリゾートにいるようなトロピカった気分になれるそうだ。コメコメは拓海の腕をツンツンして挨拶する。マリちゃんの知り合いだとごまかすのだが、そこまでごまかす必要もないだろう。
拓海は料理が得意でクレープ作る。生地はサクサクに出来上がるが、伝説のクレープの生地はモチモチだった。あまねがヒントに気が付きアドバイスする。2度3度と微調整していくのだが、ゆいが粉をまき散らして顔に付いてしまうと、拓海はタオルでゆいの顔を吹いてあげる。
「そうだな…粉の調節がポイントかも?モチモチなら強力粉、パリッと焼くなら薄力粉。焦がしバターや油の違いでも味が変わってくる」
「あんがい世話焼きなんだな」
「いや別にそういうわけじゃ…」
「なるほど…」
あまねは拓海がゆいに好意を持っていることを知るのだった。ここねとらんは拓海がゆいのことを好きだと知っているのだろうか?美少女4人と一緒にクレープ作れて幸せな時間を過ごすことができた拓海。
ブラぺを挑発するのが面白いと考えるナルシストルーだが、ブンドル団の次の標的はクレープに決まった。というより強制的にセクレトルーが決めた。今回は強引すぎるけど、それに従うナルシストルーも優しいのかもしれない。
「あの黒コショウからかうと面白いな」
「ブラックペッパーのことですか?何か良い案が?」
「次はなんのレシピッピを狙おうかな?」
「クレープ!クレープにしましょう…クレープがいいです」
「は?クレープ?」
「伝説のクレープなるものがあったそうです。かなり人気のお店だったとか…・っていうか私も食べてみたかった。ではブンドルブンドル」
湊のために、拓海は伝説のクレープを持って行ったのだが、幼馴染と喧嘩してしまい見舞いに行くか悩んでいたのだ。悩みはクレープ以前に喧嘩してしまったことだった。拓海はまた勘違いしておせっかいなことをしてしまったと悩む。マリちゃんがフォローする。湊は拓海の思いを無駄にできないと病院に行こうとするのだが、どうすればいいのか?するとあまねがアドバイスする。
「またやっちまった…(ため息)」
「また余計なこと言って怒らせるかも?」
「それならこのクリスタルシュガーボトルにメッセージを添えてみれば?」
「乗りかかった船だ最後まで付き合うよ」
幼馴染の麻恵が入院している病院にやってきてクレープを渡しメッセージを渡すことに成功した。気持ちが通じて怒っていなくて感謝の気持ちでいっぱいだった。中学の時に麻恵が風邪で寝込んだ時に、湊は並んでクレープを買って持ってきてくれたことがあった。
ナルシストルーがレシピッピを奪いウバウゾーを召喚する。今回から4分割の同時変身。前回戦ったまな板のウバウゾーの改良版で攻撃力が上がっている。ブラぺが乱入してきて射撃攻撃をすると反射されてしまう。ブラぺはマントを使い更に反射する。更に接近戦で追い込む。
「また邪魔しに来たのか?プリキュアの仲間ってわけでもないのだろう…正体も分からない奴に来られてもプリキュアも迷惑だろう」
「例え迷惑だとしても大事な思い出は返してもらう!残念だったな同じ手は通用しない!」
「みんなの思い出を取り戻す」
「俺もごはんは笑顔を取り戻してみせる」
全員で一斉に飛び掛かり、後方からフィナーレが攻撃しバランスを崩す。プレシャスとブラぺの必殺技でダウンさせる。合体技ミックスハートアタックで浄化に成功する。ブラぺは帰ろうとするとプレシャスに声をかけられる。
コメコメはゆいに「だいすき」と書いたクリスタルシュガーボトルを渡す。文字も書けるようになった。湊は拓海にたくさんの野菜を感謝の気持ちとしてもってきた。拓海がゆいから受け取ったのは、同じくシュガーボトルで「ブラックペッパーさんいつもありがとう」と書いてあった。
「直接伝えてくれるのも嬉しいが、文字にしたメッセージも心に響く」
「ゆいの気持ちも届いているといいわね」
「拓海も何か悩んでたっぽいけど、その様子じゃ解決したんだな」
「俺がやってきたことは間違っていなかったみたい」
最後にここねが何かを悩んでいる様子で…
次回「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」
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