デリシャスパーティプリキュア41話「メリークリスマス!フェンネルの大切なもの」の感想です。拓海の父親がシナモンであることを知るマリちゃん、ブラペの正体が拓海であることを知ったゆいは驚いて号泣する。みんなの前で自分の正体を明かした拓海は、本来ならスペシャルデリシャストーンはマリちゃんに返す流れになっていたが、ジンジャーの財布からスペシャルデリシャストーンを発見した。これまで通り拓海はブラペとして協力することになる。フェンネルとマリちゃんと拓海は、スペシャルデリシャストーンを修復するために出掛けるのだった。
ゴーダッツはレシピッピを捕獲していて、残り1匹でレシピボンが完成するのも時間の問題だった。そして今回の話でラスボスの正体が明らかになる。
クッキングダムでは最近起こっている異変を調べようとしていた。ブンドル団がクッキングダムに潜入してきたり、世界でレシピッピが奪われていることなど、フェンネルに相談しようとしたが、フェンネルの姿はなかった。ミニスピリットルーが近くまで迫っていたのだ。
メリークリスマス!フェンネルの大切なもの
「残すは後1匹…」
「ゴーダッツ様、最後にレシピボンに加えるレシピッピは何がよろしいでしょうか?」
「レシピッピとは別に欲しいものがあるのだ」
ゴーダッツがレシピッピ以外に望むものとは何だろうか?
なごみ亭では本日貸切でクリスマスパーティを行います。母特製のビーフシチューは3時間煮込むようで、ゆいと父久々にお出掛けしてアイススケートをする。
マリちゃんとフェンネルとタクミはスぺシャスデリシャストーンを修復するため洞窟にやってきました。シナモンがおいしーなタウンにやってきたのは、ジンジャーから聞いていたからである。クッキングダムから追われてしまった時に、石とのリンクを封印されてしまっていた。石の力を保つために洞窟に来て土地から力を分けてもらっていたのだ。
マリちゃんのスペシャルデリシャストーンは誰かが壊れるように細工していたようだ。クッキングダムにブンドル団が潜んでいるという可能性がある。世界中でレシピッピが奪われていることを、クッキング様に報告しようとしたのだが、連絡が取れなかった。しかもゆいたちにも話していなかった。
「腹ペコにごはん…傷に癒しを…」
フェンネルは呪文を唱え土地の力を借りてスペシャルデリシャストーンを修復した。洞窟には石と同じような力が宿っていたため直せたようだ。本来はスペシャルデリシャストーンはフェンネルが2つ継承するはずだった。
「おや?何が始まったんだ?」
捕虜となっているナルシストルーは、ミニスピリットルーが通路を移動しているのを目撃した。クッキングダムの王様と王女が捕まってしまった。
おいしーなタウンにフェンネルはやってきました。目的はジンジャーが作ったほかほかハートの蓄積装置である。ゆいと父が仲良くしている姿を目撃すると、ジンジャーとのことを思い出していた。いつか師匠みたいになりたいと頑張っていた。
「あれ?フェンネルさん?」
「初めましてフェンネルと申します」
「ゆいの父です」
「フェンネルさんこっちに来るなんて」
「新たなルートを見つけてね、この町を調査していたんだ…ジンジャーが君の家でお世話になったとかで」
「だったらうちに来ませんか?フェンネルさんが来ることマリちゃんは知ってるんですか?」
「気を使わせたくないから私が来たことは内緒にしてもらえないかな?」
「その石、大切なものだからフェンネルさんとマリちゃんで受け継いだんですね」
「…だが本来は一人が受け継ぐものなんだ」
ジンジャーが残したスペシャルデリシャストーンは本来は一人が受け継ぐ、ゆいの言葉でフェンネルは顔色を曇らせた。これはどういうことなのだろうか?
ゆいの父は持ってきたマグロを解体して腕を振るう。ゆいはものすごい勢いで食べまくる。フェンネルはゆいの母にジンジャーのことを聞くが特に情報はなかった。父にとっての一番のごちそうは、幼いゆいが初めて作ってくれたおむすびだった。その思い出話をみんなに話す。
ジンジャーはフェンネルに一緒に修行することになったシナモンを紹介する。そして二人は一緒におむすびを食べていた。そのことを思い出していた。
「蓄積装置はさておき、決めた最後はあの料理にしよう…」
最後はあの料理にしようって、もしかしてゴーダッツの正体はフェンネルなのか?
ゴーダッツの正体
「これうちのおむすびです。フェンネルさんに食べてもらいたくて、ジンジャーさんも大好きだったんです」
「そうだったな…」
「遂に最後の1つ」
轟さんはここねの母を迎えに行くことになった。ゆいは出て行ったフェンネルを追いかけ、おむすびを渡した。フェンネルは拳を握ると、ゆいのおむすびが消えた。セクレトルーが最後のレシピッピを捕獲して逃走したのだ。
「セクレトルーレシピッピを返して」
「あと少しのところで、私は私の任務を完璧に遂行するまでです」
「マリちゃんもいないし今日はここで変身しよう」
セレクトルーは、ゆいの後ろにいるフェンネルを目撃すると様子が変わった。ポップコーンのゴッソリウバウゾーは拡散弾を発射して全体攻撃。プリキュアはカッターブレイズ、サンドプレス、フィナーレブーケを発動させるが全て相殺されてしまう。プレシャスは何か作戦を考えた。
「このおむすびのレシピッピだけは絶対に、今日こそは完璧にしなくては」
「体の芯を意識して力を無駄なく注ぎ込んでみて」
「5000キロ…ダメだ2000キロカロリーパンチ!」
スパイシー、ヤムヤム、フィナーレが前方から攻撃を仕掛け、プレシャスが後方に回り込み、マリちゃんのアドバイスを思い出して必殺技を発動させるのだが、セクレトルーは髪を下ろして本気を出す。いつも以上に気合いが入っているようで、手からムチを伸ばしてプレシャスを地面に叩きつける。
「っていうか勝ってこそ完璧だっつーの!おのれキュアプレシャス私の邪魔をするな!」
「どうしてそんなに苦しそうな顔をしているの?」
「黙れ!私の完璧を積み上げてきたものを奪う気か?これで私は完璧になれる私は間違ってなどいない」
「違う!みんなの大切なものを奪うことじゃ笑顔になんてなれない!」
起き上がったプレシャスの両腕をムチで拘束し電撃を浴びせる。しかしプレシャスはセクレトルーを振り払い、ムチを使用しウバウゾーの動きを止める。合体技ライトマイデリシャスで浄化に成功する。レシピッピが解放されたと思ったらフェンネルが掴む。そしてフェンネルは手の平にBの紋章が浮かび上がり、プリキュアに攻撃を仕掛けて吹き飛ばす。
「フェンネルさん?…」
「これはどういうことだ?」
「ふふふ…これで終わりだ…何?」
一撃で変身が強制解除されボロボロになったゆいたちは状況が分からなかった。フェンネルは再び攻撃を発射するが、駆けつけたシナモンの攻撃で相殺する。
「貴様ぁぁぁ!」
「お手をわずらわせました…我がブンドル団の団長ゴーダッツ様」
「フェンネルさんが…」
「フェンネルがブンドル団の団長だなんて…」
「今さらのこのこ現れてももう遅い、20年の時をかけ私は強大な力を手に入れた!この二つのスぺシャスデリシャストーンと大いなるレシピボンの力で、料理もこの世界も全てを我が手に入れてみせよう」
まさかフェンネルがゴーダッツ様だったとは、中盤までジンジャーが生きていてゴーダッツではないだろうかと予想していたのだが、話が進むとジンジャーがゴーダッツではないことに、ブンドル団と関係していてデリシャストーンを開発できる技術を持っていて、シナモンを罠にかけたとなると、もうフェンネルしかいないか。
ってことはもしかするとセクレトルーと関係していた男もフェンネルなのだろうか?フェンネルが何故ゴーダッツになったのかも気になる。シナモンの方が能力が高くて嫉妬でもしたのだろうか?
次回「ゴーダッツのたくらみプレシャスVSブラックペッパー」
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