ひろがるスカイプリキュア10話「むむむ!思い出の料理ってどんな味」の感想です。スカイランドのプニバード族であるツバサが、キュアスカイに変身することができてエルを守ることに成功しました。
ましろは海外に住む両親に手紙を書いていました。ツバサは毎日自分の夢に向かってコツコツ努力していて、ソラもヒーローになるために頑張っていました。ましろはそんな二人を見て、自分も何か頑張れることを見つけたいと悩んでいました。
「ツバサ君もソラちゃんもすごいな…でも私は…」
むむむ!想いでの料理ってどんな味
ましろの提案でツバサがプリキュアになれたことと頑張ろうの歓迎パーティを企画しようとしていました。ツバサが近くで聞いていて、許可を貰い手伝ってもらうことになりました。ツバサの望むパーティを3人で準備します。ましろがリーダー的存在で、的確に判断して指示を出します。
「ええ!歓迎パーティ?」
「新たにプリキュアになったツバサ君と、これから一緒に頑張って行こうねっていうパーティをしたいなって」
「僕のですか?」
「ツバサ君そこにいたんだ?まだ慣れないな」
「そんなに気を使っていただかなくても」
「気を使ってなどいません、やりたいです歓迎パーティ」
「ツバサ君ダメかな?」
「ダメってわけでは、嬉しいです」
「開催決定ですね」
「早速準備に取り掛かろう」
「僕も手伝います」
「どーんと構えててください」
「ツバサ君の希望を聞いて準備をしたら、一番喜んでもらえるパーティにできるかも?3人で準備しよう」
ましろはツバサに食べたいものはあるかと聞くと、こちらの世界に来る前にコンクールで入選したお祝いに、両親と一緒に食べた「ヤーキターイ」を望んでいた。それはどんな食べ物なのだろうか?そろらくたい焼きなのではないだろうか?ツバサはヨヨのミラーパッドで連絡をしていました。3人でヤーキターイを作ることになりました。
「ツバサ君何か食べたいものはある?」
「やっぱり、ヤーキターイですかね」
「そっか、ヤーキターイ…ソラちゃん知ってる?」
「確かプニバード族が食べるお祝い料理だったと思いますが、私も詳しくは…」
「外はフワフワ、中はしっとり甘くて、すごく美味しいんですよ。最後に食べたのはここに来る少し前だったな」
「奥の絵がコンクールに入選して、あの時みんなで食べたやーきたいは、とっても美味しかったな」
「ホームシックとかではないですよ。両親とはヨヨさんのミラーパッドで連絡取れていますし」
「作ってみようよ…ヤーキターイ」
「僕も作り方は分からないし」
「そこは諦めずにチャレンジです!一度やると決めると心に決めたら絶対に諦めないそれがヒーローですよね」
ヨヨのミラーパッドを使って、ヤーキターイの作り方を検索しました。ソラシド市の世界では「たい焼き」であることが確認できた。素材はスカイランドの物を使うので、こちらの世界のたい焼きとは見た目は一緒でも、味は違う可能性がある。ましろは早速たい焼きの準備をします。
「魚の形をしているんですね、こんな料理初めて知りました」
「スカイランドのプニバード族だけに伝わる特別な料理ですから」
「これ私達の世界のたい焼きだね」
「試しにこっちの世界の材料で作ってみるから、ツバサ君食べてみて」
たい焼きのホットサンドプレートで焼き上がり、ツバサはたい焼きを食べようとすると、ソラとましろがじーっと見つめます。食べにくそうにしていますが一口食べると、やはりヤーキターイの味とは違う食べ物でした。ここからツバサが求めている味に近づけるために研究が始まりました。
「ヤーキターイと同じ味かな?」
「それは…でも美味しかったですし十分ですよ」
「ここからがスタートだよ♪このたい焼きの味と違うところを教えてもらえれば、ヤーキターイが作れると思うんだ」
「生地の味はほとんど同じなんですけど庵が違うような」
生地は問題はないので、中の庵は何を入れればいいのか?サツマイモやカボチャなどいろんな素材を使って出来上がりました。ピーナッツ、カレー、チーズ、しおキャラメル。だが求める味には到達することができなかったが、みんなとても楽しそうに料理をしていました。食材の買い出しに行こうとします。
ツバサは自分のために頑張ってくれたましろに感謝の言葉を伝えます。するとソラも初めて出会ってからましろに作ってもらったクモパンのことを思い出していました。ましろの料理は誰かを笑顔にできる素敵なものである。
ましろが初めて料理を作ったのは、仕事で忙しい両親におむすびを作ってあげようとっしたのだが、うまく作ることができなかった。そんなましろの姿に両親が気付いて一緒に作ってくれた思い出を話します。その時の味と笑顔がずっと忘れられなかった。それがましろにとってのヤーキターイであった。おむすび繋がりと言えるであろう、前作のデリシャスパーティプリキュアとリンクするような感じです。
「ヤーキターイと同じものはありました?」
「すみませんでも全部美味しいです」
「はちみつと果物あとは…」
「鮭です!思いつくものは全部買いましょう」
「ましろさん僕のためのこんなに頑張って貰えて」
「お礼なんていいよ、私はツバサ君にヤーキターイを食べてもらいたいだけで」
「思い出します。私もここに来た時にましろさんにスカイランドをイメージしたクモパンを作ってもらいました。それがすこく嬉しくて、ましろさんの料理は食べた人を笑顔にする不思議な力があるんです♪」
「そんなことないよ、でももしそうだったら嬉しいな」
「私が初めて料理をしたのはね、お仕事で疲れているパパとママに、おにぎりを作ってあげようと思ったからなんだ。あの時食べたおにぎりは、ずっと忘れられない味。もしかして私にとってヤーキターイみたいなものかも」
「僕気づきました。ヤーキタを食べたかったんじゃなくて、本当は」
「カーバ焼き芋お芋だよ~甘くてホカホカ美味しいのねん」
ましろの言葉でツバサは気が付いた。その答えを伝えようとしたら、焼き芋屋に化けたカバトンが現れました。しかしソラとましろはカバトンだと知り無視。ツバサの話は続きますが何度も声をかけて妨害していると、ソラとましろが注意します。
「本当に食べたかったものって?」
「ちょいちょいちょい聞いてんのか?美味しい焼き芋なのねん」
「今大事なところなので後にしてください!カバトンなんて気にしないで話を続けて」
「美味しい焼き芋なのねん」
「ごめんちょっと静かにしてて」
「石焼き芋屋に化けてお前達を油断させる作戦だったが、こうなりゃカモン!ワンダーグエナジー」
「邪魔しないでください!」
プリズムの輝き
会話が進まないためプリキュアに変身してランボーグと戦闘開始。プリズムの変身を中心とした3人同時変身です。焼き芋弾を連射してくるが全弾回避して、ウイングが囮となりスカイが背後からキックを命中させ、プリズムショットで相殺する。ランボーグの攻撃に押されると、ウイングが太陽を背にかかと落とし、スカイパンチで3方向を囲みます。
カバトンは芋を食べておならを噴射して反撃開始。プリズムショットで弾を相殺するが煙で視界が悪く、気が付くとランボーグにパンチを叩き込まれてしまいました。しかし、プリズムは攻撃をガードして倒されていなかった。みんなを励まして応戦しようとするが、カバトンに酷いことを言われ落ち込む。スカイとウイングがプリズムには誰にも負けない優しさがあると怒ります。
「オラオラどうしたプリキュアさんよ、数は増えたが全然弱えーまずは一匹撃破」
「してないよ!私はまだ戦えるよ!みんなここからだよ力を合わせればきっと勝てる」
「ソラも飛べねー身軽でもねー何にもできない弱えー雑魚が何を言ってやがる?」
「それは違う!お前は何も分かっていないプリズムには誰にも負けない優しさがあるんだ」
「その優しさで、いつも私を照らしてくれます。それがどんなに心強いことか」
「僕のためにヤーキターイを作ろうとしてくれた。おかげで僕は大切なことに気付くことができた」
「ましろさんは周りのみんなを照らしてくれる輝きを持っているです」
「強えーってことはこういうことなのねんスーパー焼き芋ミサイルだ」
「私の大切な友達に手出しはさせないよ」
巨大焼き芋ミサイルをプリズムショットで相殺して、ウイングアタックでダメージを与え、合体技プリキュア・アップドラフト・シャイニングで浄化に成功しました。
ツバサが求めていたのは味ではなく、一緒に過ごした楽しい時間だった。ましろのおかげで、ツバサはみんなと一緒に過ごす時間がとても楽しく感じた。この味はスカイランドで家族と一緒に食べたヤーキターイと同じだった。歓迎パーティを開催して、ましろは自分の輝きを知ることができて、手紙に書きました。
「ヤーキターイを食べたかったんじゃなくて、父さんと母さんと一緒に食べたあの楽しい時間を過ごしたかったんだって、味は違くても僕らのヤーキターイです」
「パパ、ママ今日は私の中の輝きを1つ信じられる日になりました」
次回「気まずい二人?ツバサとあげは」
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