それぞれの想い
クレフは眠れない海ちゃんに薬湯をあげて、話を聞いてあげるのだった。最後に手に触れるのはどんな意味があるのだろうか?この二人もしかして?
「あのね、私あなたにずっと謝りたかったの。最初セフィーロに来た時、全然話を聞かなくて嫌な子だった。」
「お前たちにまた会えて礼を言えてよかった。今度の戦いは自らを守ること考えろ!私が授けた魔法もプレセアの武器も自分自身のために使え。」
風ちゃんとフェリオはオーブを再び渡す。オーブは東京に戻った時にフェリオの元に戻っていた。ふたりはお互いに抱き合うのだった。
「お前に持っていて欲しい。それに姉上も望んでいる。」
光は夢であの女が出てきてしまい目を覚ます。眠れなくなり夜の散歩に出かけると、ランティスと悪夢にうなされる子供がいた。少女は第1章で光が助けた女の子だった。
「あの時の花をくれた。」
少女はミラで光お姉ちゃんと呼ばれるようになったランティスと二人っきりになる。
「私があなたの兄様を殴ってくれていい。殴ったって気が済まないのは分かってる。だから海ちゃんと風ちゃんはそっとしておいてほしい。だから殴るなら私だけに。」
「殴るつもりはない。異世界から召喚された魔法騎士、お前たちを責めるつもりはない。」
[ad#co-1]NSX
クレフからの緊急通信「光窓の外を見ろ!」オートザムの最強の戦艦NSXが再び接近してきた。マジックナイトはイーグルと話をするために出撃する何を求めているのか話をするのだった。
「相手が何を望んでいるのか?分からないままただ戦うのは絶対嫌だ。」
「FTOを破損させたのはこれで2度目だな。1回目はランティスだもんな。」
アルシオーネ
そこにアルシオーネが現れた。
「久しぶりね魔法騎士さんたち。」
アストラ―の魔法を放つと、海は油断して回避しなかった。
「あのおばさんの魔法が魔神に効くはずない。」
海を撃墜して高らかに笑うのだった。いつも敗北してばかりのだったから、うれしかったのだろう。海ちゃんを攻撃するのは3度目かな?
次回「光と夢の中のノヴァ」
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