太陽の勇者ファイバード42話「パパになった勇太郎」の感想です。大富豪の男が宇宙警備隊へ3億円寄付しようとモモコのレポートがあり、ファイバードの情報提供を呼び掛けた。天野博士は好意を受け取ろうと火鳥に東西テレビへ電話をかけさせるのだがうまくいかなかった。本人であることを伝えようとするのだが、電話番号も住所も教えることができず、名前を聞かれると火鳥勇太郎と名乗ってしまった。
パパになった勇太郎
大富豪の娘である薫子は誕生日なのにかめってくれないパパに嫌気がさして、デパートで新しいパパを買うとワガママを言っていたのだが、ドライアスのシュラとゾルに誘拐されそうになる。火鳥とケンタは追われている姿を見て救助するのだが、騒ぎにり佐津田刑事が駆けつけた。薫子が火鳥をパパと呼び佐津田の質問を逃れたのだが、家に連れて帰ってくることになりハルカが嫉妬する。
「パパこの人お手伝いさん?」
「ちょっといきなり人の家に来ておいてそれはないんじゃない?」
「パパるこ怖い!」
「この!火鳥さんに子供がいるはずないでしょ?火鳥さんはねー」
火鳥にベタベタしている薫子を見て、ハルカは嫉妬して顔を赤くして怒り出すと美子に止められる。こうしてみるとハルカもまだ幼いところがあると見える。パパと呼び訳があるのではないかと博士は見覚えがあった。3億円寄付してくれるという大富豪の娘だと気が付いた。薫子は地下の秘密基地へ入ってしまいエースバロンと出会う。火鳥は状況を説明し遊園地へ連れて行くのだった。
ジャンゴは大富豪の娘を誘拐し、宇宙警備隊にやる金があるなら渡せと脅迫してきた。金で見栄を張り宇宙警備隊に出しても何もならないが、ドライアスと組めば何倍にして返してやると甘い言葉に誘われてしまった。
火鳥は薫子と遊園地で遊んでいるのだが、本当のパパはお金だけで誕生日のことをすっぽかしてしまった。佐津田刑事は薫子が火鳥に誘拐された可能性が高いと家に行くが追い返されてしまう。
火鳥が家に薫子を送っている途中にゾルに襲撃され車が破壊されてしまう。誘拐されていないことがバレてしまい家を壊そうと暴れまくるメカ獣。薫子が捕まってしまいグランバードとサンダーバロンは手を出せない。
「素直に全財産渡しておけば家までなくさずに済んだものを」
「金ならいくらでもやる薫子を返してくれ」
「何?それは本当か?」
油断したジャンゴのスキを見てグランバードは薫子を救出して、ケンタの操縦するファイヤージェットで保護する。グランキャノンで撃破し事件が解決する。薫子はパパの元ではなく火鳥に抱き着く。
「君のパパはお金より大切なものがあることをちゃんと知っているよ」
火鳥の言葉を信じて薫子はパパの元へ走るのだった。火鳥は3億円の寄付を受け取らずそのまま帰るのだった。博士は今後の活動のために金が欲しかったのだが獲得することはできなかった。
次回「俺たちの使命」
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